ケンカしてくれる上司と俺がやった方が早い病の上司。
僕は上司とケンカしながら仕事をするのが常だったので,上司とのケンカの仕方は割と良くわかっているつもりです。
どういう上司ならケンカをしてもよくって,どういう上司とはケンカをしない方がいいのかとか。
(まぁどっちでも僕はケンカしますが)
(その結果,何回か窓際にすっ飛ばされましたが)
そのうえで,部下ともケンカをしながら仕事をしてきたので,部下とのケンカの仕方もまぁわかっているつもりです。
基本ケンカ上等で仕事ができるひとは,向上心があって,しっかりと上司や部下の話に耳を傾けられるひとが多いです。
頭ごなしに叱りつけてゴリ押したり,強制したり,窓際へぶっ飛ばすような力技をつかう上司とはそもそもケンカになりませんし(そのかわり薄ら黒い人間関係ができたり,酒の席で愚痴が増えたりします),ケンカをしても良いことはありませんからね。
けれども,自分はそういう上司にだけはならないつもりで仕事をしてきました。本気でケンカをしてくれる部下とは互いに納得いくまでしっかりぶつかりました。
しかしひとつ心残りというか,いまでも課題として残っているのは「ひとりで仕事するひと」のことです。こういうひとをどう消化して良いのかわからないのです。
こういうひとのこと「俺がやった方が早い病」と言ってましたが,「俺がやった方が早い病」の上司は,もうホントにダメ。
相乗効果はおろか,他者と協力して 1+1 を 2 にすることもできません。
でもそういうリーダーをどうフォローしてあげたらいいのか,未だによくわかりません。消化しきれてないんですね。相談もしないし,声かけても反応ないし。僕の影響力がもっと大きければ聴く耳ももってくれたのかなーと思うともう少し辛抱して寄り添ってあげればよかったかもなーとも思うのですが。
周りのひともそういうひとにはあんまり意見しませんしね。
そういう風潮がホント嫌。
コトナカレで今を無難に過ごすだけの職場。
結局かわいそうなのは部下。
みんなは,どうかしっかりとケンカできる上司になってください。
俺がやった方が早いなんてことは,チームで仕事する以上,ありません。
もしそう感じるならまだ度量が足らないと思った方がたぶん正解だと思いますよ。
教えてる暇ないから,自分でやっちゃお,とかあのひとに頼むと余計仕事が増えるからなぁ…。が増えてきたら赤信号です。
サポートいただけると燃えます。サポートしすぎると燃え尽きてしまうので,ほどほどにしてください。