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未経験の僕が仕事を辞めて学習塾を開校する話その19

教材を決める話


塾で使うメイン教材どうしようか考えてみましょう。

どのような学習塾にするのかによって,教材はある程度絞られると思いますが,学習塾向けのテキストを卸してくれる業者さんは世にたくさん存在していますから,僕はまずいくつかの業者さんにお願いをして,パンフレットを山のように送ってもらいました。


それでいくつものテキストの中から,自分が必要とするものを選ぶのですが,手っ取り早いのは実物を見ることなので,これから学習塾を始めようと考えているみなさんは,テキストの展示会みたいなものが定期的に行われているので足を運んでみることをオススメします。

結局手に取って中身をしっかりとみてみないと本当の善し悪しは分かりづらいですし,自分の好みの問題もあります。内容が優れていても視認性が悪かったり,教えたい順番とか,説明の仕方にマッチングしないこともあります。


とは言ったものの,そういった好みの問題を差し引いても,学習塾専用の教材は,そもそも優秀なものが多いです。
それはもちろん日々実際の現場で使われ,磨かれ続けているからです。市販の問題集に比べて問題数もしっかり確保できますし,かゆいところに手が届く解説にも余念がありません。

その意味では,対象となる生徒の学習レベル層を踏まえて,何パターンかの教材を準備するのか,入塾させる生徒を絞って,ひとつのテキストにするのかといったことは考える必要がある一方で,逆にそれだけ気を遣っていればあとはどの教材を使ったとしても,的を外すことはないと思います。


僕は最終的にフォレスタシリーズという,森塾さんが使っているテキストを選択しました。

森塾の考え方や指導方法など,テキスト教材の中もさることながら,具体的な使用方法までしっかりと教えてもらえるのです。これは森塾さんの理念として共存共栄といったものがあるからだと思っています。ノウハウを出し惜しみせずしっかりと共有することで,テキスト販売につなげることもできますし,そのノウハウは利用する塾にとってもものすごく価値があります。




テキスト教材の販売


テキスト教材にどれぐらいの利益を乗せるかということを考えてみましょう。

これも思ったよりも大事なところかもしれません。

学習塾専用のテキスト教材は,個人では入手しにくいという付加価値がついています。
販売価格は学習塾によって異なるでしょうけれど,そのテキストをその塾でどのように使うか?まで含めての金額設定と考えることができますし,そもそも他塾でどのテキストをどれぐらいの金額で販売しているのか?はなかなか知りたくても簡単にはわからないところもありますから,究極どんな値段を付けたとしても大丈夫です。


しかし学習塾においてそのテキストは,入塾者にほぼ強制しているということに鑑みれば,これに多くの利益をのせることには僕は反対です。
テキストそのものよりも,テキストをどのように使って,どのように学力を伸ばすのか,といったところに自信をもって利益をのせましょう。

授業料を減額して,その分テキスト料金を高くするといった手法も時折見かけますが,表面的なやり方では短期的にうまくいっても中長期に成功はしません。誠実さをもって,テキスト費用として適正な料金を示すのが最終的にうまくいくと思います。

授業料とて高すぎるという印象が仮にあったとしても,しっかりと中身を見せてあげられればそれでも生徒は集まります。


ちなみに僕の塾では,フォレスタシリーズを採用はしていますが,必ずしもこのテキストを使うことを強要しません。本人が見つけてきた問題集をやるのであればそれは自由にしてもらっています。

選択肢のひとつとしてテキスト教材を提案しているに過ぎません。

したがってまぁテキスト教材は売れても売れなくてもどっちでもよいという意味でも送料と在庫整理するための手数料ぐらいのつもりで少しだけ利益をのせてます。


>>次回はAI教材について



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