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Co-Studio流補助金とは夢を叶えるもの(ゆきこ②)✒☺

2回目の投稿になります。中小企業診断士/国家資格キャリアコンサルタント、Co-Studioでは経営プロ人材(自分で書いて気恥ずかしい)をしているふじたクリエイトタジオの藤田有貴子(通称ゆきこ)ともうします。

▼はじめに

前回、初回デビュー投稿の自己紹介はこちらになります。(長いのでおすすめしません)

パラレルワーカーとしてふだんは中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタント、それらをミックスしたようなお仕事をしています(ミックスって…💦)。

現在、われわれの中小企業診断士業界では(商工会議所や商工会業界、税理士業界や行政書士業界など中小企業支援にかかわる方々もそうなのですが)2021年4月30日に初の締め切りを迎える「事業再構築補助金」でもちきりとなっております。私も複数の会社様の申請支援に携わらせていただいています。ご縁をいただいた会社様のお役に立ちたいと務めながら、補助金の黎明期ってこうなんだと感慨深く感じています…

そこでひしひしと思うのは「根本の発想を、OSごとを切り替えざるをいけない時代になっている」ということです。Co-Studioがそれを見越してか令和元年12月創業したというのは絶妙なタイミングと感じ、すみっこで携わらせていただいていることにご縁と感謝を感じています(*'▽')

それではいきます。

▼「Co-Studio流補助金講座」とは

前回申し上げた通り、私のStudioでのお役目は「補助金支援をカンパニークリエーションにインストールすること」のようです。

ただ、私も中小企業診断士業界では5年目の末席。諸先輩やお仲間でお世話になっている方、この分野でご活躍されている(おたくという領域まで)方々がいっぱいいますので、「こうあるべき」なんてことをいえるわけがありません…(一応人の目は気にするほう)

とはいえ、私は支援者としだけではなく、申請者として勤務先の中小企業の補助金を申請、採択された経験があり、「自分で補助金申請をするにはどうしたらいいか」「相談するならどういうポイントが大事か」ということはいえるとおもいました。

感性的な性格で体系だっては難しいかもしれませんが、できる限り意識して書いていきたいと思います。

▼大原則。補助金申請とは「夢を叶える」第一歩🌸

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※写真ACさんいつもありがとうございます

「補助金」についてどんなイメージがありますでしょうか?
補助金は、「行政から受け取れるお金」です。ただし、行政から受け取れるお金としては、持続化給付金に代表される給付金や失業手当などの個人で受け取れるもの、厚生労働省の助成金とかいろいろあります。

その説明をすると長くなるし、ぐぐっていただくと賢い方が書かれているので、次回以降に気が向いたらします(←そこ?)。

ここでの補助金は「個人事業主や自社(株式会社、有限会社、合同会社※最近はNPO法人も認められるケースあり)が新しい事業をしたいときに事業計画を出すと、国や自治体など行政が認めた場合(採択)、それに対して使った費用にお金を出してくれる」制度と定義します。

新しい事業をする理由や背景が、本業がコロナで大打撃を受けてしまったとか、本業の売上が落ちてしまってどうしようもないとか、苦しいご事情からかもしれません。

しかし新しい事業を始めて、その計画を行政に認めてもらって事業を始めて、お金を出してもらうの意味では『夢を叶える🌸ことになります。
※近年の補助金には大体如何にコロナで大変だったかと記入する欄はありますので、そこには正直に率直に書いてください。

ただ、「補助金には倍率がある」ので申請書を出せば通るものではありません。

「この機械(システム)は補助金で買える」という動機もあるでしょうが、「この機械が欲しいんです」だけでは倍率を勝ち抜けません。
誰かがただほしい機械のために自分がせっかく働いて収めた税金で使われたら、逆の立場の納税者だったら嫌ですよね…そこはしっかり審査されているようです。安心してください!!

また、今の時代はVUCA(早いし、何が起きるかわからない)ですから、正解はありません。
例えば、デジタル活用ひとつとっても、ホームページを作ろう、ECサイトを作ろうといってもといってもみんなが同じことをしてもそれを見つけてもらえませんし、仮に補助金が採択されてもその後売り上げは伸びないと悲しいですよね。

大事なのは、「如何に自社(自分)でないとできない新しい事業(夢)をするか」です。

だれでもできる、真似されやすいテクニックを身に着けても能力の高いサイア人にはすぐ追いつかれてしまいますが、自分でないとできないものなら真似されようがありません。

自分でないとできないことを見つける。
これも正解はないことなので、就職活動や転職活動の自己分析みたいに終わりのない苦しいものに思われるかもしれません。

それをつきつめる修業が補助金をもらうゴールでもないです!(断言)ただ、誰かと対話することでふっとまとまるとか、書けることはまず書いてみるのもあるかもしれません。
正解がないことだからこそ心おれることなく、夢の解決に近づける方法を知っておくことは大事かなと思っています。

▼講座1:補助金を申請する支援を受けるには?

方法1)行政の支援窓口 
行政も補助金はこつがいるし、対話したり、教える場所が必要という必要性・重要性はわかっておられ、結構充実しています。

各都道府県にあるよろず支援拠点やお住いの自治体にある相談窓口、自治体でも経営や創業の相談窓口があります。例えば、東京都だとTOKYO創業ステーションという起業専門の窓口もあります。小規模事業者補助金などでは商工会議所や商工会に加入されていなくても、経営指導員のサポートが受けられます。


各専門家や相談員との相性は当然あるので、おひとりですっきりしなかったというときは、複数回ってもよいでしょう。

そういうひとはいないと信じて居ますが「あなたのアイデアはだめです」とだめだしする相談員は、相性が悪いか、そもそも相談員として接し方が間違ってますからね!!

ただし、行政の相談窓口でできる補助金申請は、ご自分で申請書を書き、窓口の方に見ていただく方法になります。

方法2)民間のコンサルタント
補助金申請の申請書をじっくりみてほしい、申請を手伝ってほしい。平日昼間にいけないという場合(平日夜空いている窓口もあります)、民間で補助金申請を請け負ってくれるコンサルタントもいます。

ただ検索すると数多くいらっしゃりますので、お選びになる際の私なりのアドバイスをシェアします。

A:探すルート
大きく分けて、ご自分で探す方法とお取引先の金融機関(地銀、信用金庫など)や設備を購入する場合そのメーカーや商社の紹介があります。
できれば、一回目は金融機関やメーカー、商社の紹介のほうが安心ではないかとおもいます。
地銀、信用金庫などとお取引先をしている方はぜひきいてください。
お取引がない方も地銀、信用金庫に融資の相談をし口座開設をされるのもおすすめです。

ご自分で探される場合は、以下の基準を参考にしてください。ただ、可能であれば一度行政の相談窓口などできいていただき、自分なりの基準を持たれることをお勧めします。

B,信頼性(認定支援機関や士業、金融機関など)
申請まで丁寧に接してくれるか、採択まで、またもらえるまでサポートしてもらえるかが重要です。事前相談の場でお人柄や実際はどう進められるかも確認したほうがよさそうです。


<信頼できるキーワード>
・金融機関や普段から信頼できるメーカー・商社のご紹介
・認定支援機関を持っているコンサルタント(国が認めた制度です)
・税理士、公認会計士、行政書士、私のとっている中小企業診断士(士業としての倫理規定もあるので安心です)
※資格がない方でもすごい方はいるのでしっかりサイトなどを見て発信内容や体制を確認してください。

C.コンサルタント会社の種類
大規模なところ、士業などが数十件単位で受けているところ、代表がほぼ1人で受けるケースがあります。

■大規模な補助金申請会社
案件数も多く、情報は一番持たれています。システムなども整っていて進めやすいかもしれません。
面談は対応する担当の方と思われ、多くの案件に対応できるので直前の申請対応なども検討してくださるかもしれません。
一方、システムに乗っているので、カスタマイズや希望を通しすぎるのは難しい可能性があります。一度ご相談してみてください。


■中規模のコンサルタント会社(税理士事務所、士業の会社など)
案件数があり、採択される傾向を知っています。ここは代表者あるいは幹部の方が面談する可能性は高いですが、代表コンサルタントは全体管理やチェックに回ることが多いので、実際は別の実際担当する士業の方(以下実際担当者)が出てきます。
※金融機関にご紹介をうける場合はこのようなコンサルタント会社あるいは個人の専門家がつくケースが多いです。


実際担当者にもいろんなタイプがいるので、事前相談で好みをある程度は伝えておく方が代表コンサルタントもアサインしやすいと思います。

とはいえ、コンサルタント会社も採択報酬でしている以上「自分たちの会社でこの会社様を採択に導けるか」の相性もみるので、留意しましょう。

タイプもありますので、仮に断られても相性が合わなかったで次に進みましょう。

また実績のある実際担当者でも、一から聞き取って組み立てるタイプと、黄金ストーリーに合わせて磨きをかけていくタイプがします。

自分にオリジナリティがある場合は前者、自分の会社の要素を引き出してまとめてほしい場合は後者が相性がいいのでしょう。

ちなみ私は前者で組み立てるのに喜びを感じるタイプです。あと担当者でも分野の得意不得意は当然あります。

ここは代表コンサルタントのセンスですね。

■代表がほぼ1人で受けている独立コンサルタントの場合
代表がそのまま書いたりしてくれますので、どういう方かわかるし、コミュニケーションはとりやすいです。

ただし持っておられる情報量が自然と上記より少なくなる傾向はありますので、「この代表に任せたい」と思える安心感や相性も必要でしょう。

代表1人の場合は宣伝には限りがあるので、金融機関紹介を含め、口コミ紹介が多くなるかもしれません。

紹介を受けても業種やタイプもあるので「Aさんにあったから自分も」ということはないこともありえるので、事前に対話をして確認することを個人的にはお勧めします。

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後者のふたつについては代表コンサルタントがブログを書かれたり、Youtubeにでている方もいます。事前に見ておくと、頼む方のキャラがわかっていいかもしれません。
直感大事です🌟

D:報酬額に注意(着手金20万円超、成果報酬20%超は確認)
補助金申請の場合、事前の着手金と採択後の成功報酬で報酬を取るのが一般的です。

ただし、報酬には結構幅があります。私の印象ではでは補助金の額によりますが、着手金で20万円、成功報酬で20%~25%まで(成功報酬額は上限を設けているケースもあり)までは誠実ないい会社もありますが、その基準を超えると高い印象を持っています。(しっかりする会社は申請書作成には数日間とかそれなりの工数がかかるので、その間収入がないという完全成功報酬はきついです...)

なお、今まで聞いた噂レベルですが、着手金で最大50万円、採択報酬最大50%というところもあると聞いたことがあり、それはもう見直してください。(中小企業庁さんも動画で高い報酬には気を付けましょうとおっしゃっています)

E:スケジュール
補助金支援のコンサルタントは大きな補助金の締切前は結構忙しくなります。

当然、申請担当者もできる人ほどうまっていき、人気のコンサルタント会社は1か月前以上前で締め切ることもあります。

もちろん、相談すれば空きが出て直前で受けてくれるケースもあるかもしれませんが、その基準を目安で考えていてください。

行政の窓口を利用して書く場合はもう少し時間が必要になるでしょう(相談員が1週間に1回の出勤とすると、4ー5回以上が必要になるので、4-5週間となりますため。

ぜひご検討していい方と出会ってください。自分で書けそうか、誰かに支援をしてもらうかという基準をご自分でつかむためでも、最初の行政の相談窓口はお勧めです。知人で専門家や窓口をしている方もいらっしゃいますが、とても優秀で親切な方が多いです!


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※写真ACさんいつもありがとうございます

▼今日お伝えしたかったこと

一番上の写真にあるように、夢を叶える一歩は、「生む苦しさ、生む楽しみ」です。ただ苦しみを楽しみに変えて、補助金で夢をかなえてほしいです🍀

今回は
・補助金夢を叶えるための第一歩🌸
・行政で無料で使える専門家相談は充実していますよ!
・一緒に進めるコンサルタント選びも大事

の三本でお伝えしました。
次回、お会いしましょう🍀

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