子育て中の新聞記者が伝える取材術｜モーハウスの光畑さんが語る「インタビューの力」＆公開取材
子育てメディア「コマロン」が生まれて、半月が過ぎました。仲間を増やすために、9月2日、オンラインイベントを開くことになりました。(申し込みはこちらからできます↓)
ありがたいことに、少しずつ書き手も増えてきました。先日は、コマロン初の市民ライターさんが、暮らしている東京・小金井市を取材し、記事を書いてくださいました。
ライター、砂子啓子さんの言葉には、くらしの実感と、母の強さと、優しさがあります。今後も、新しい書き手の方が続々登場予定ですが、コマロンの世界を広げるために、子育てのあれこれを言葉にして、シェアする機会を増やすために、もっと多くの方に関わっていただきたい、と思っています。暮らしの当事者だからこそ、書ける記事があります。その一歩として、9月2日10～12時に、はじめての編集会議＋ライター塾（オンライン）を開くことになりました。
当日は、３つの企画を予定しています。
①「取材・記事の書き方講座」（by新聞記者）
子育て中の新聞記者が、記事の書き方のコツ、取材・インタビュー術、裏話、コマロンを通じて伝えていきたいこと、をお話しします。コマロンにおけるインタビュー記事は、「対話を通じて、複雑な思いが言語化されるドキュメンタリーのようなもの」と考えています。そのような記事を書くために、私たち記者が大切にしていることを、ぎゅっと凝縮してお伝えします。(毎日新聞さいたま支局、学芸部、コマロン編集部の記者が参加予定)
zoom上で、みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。
②講演「インタビューの力」（by光畑さん）
ゲスト講師は、「モーハウス」代表の光畑由佳さんです。光畑さんは、「子連れ出勤」や「授乳服」などを通じて、さまざまな発信を続けてきました。インタビューの受け手として感じてきたこと。光畑さんが考える、「インタビューを受けることで起きる自身の前向きな変化」――。「取材受け歴１０００回以上」の光畑さんに「インタビュー・取材の持つ力」を、語っていただきます。
また、光畑さんの発信は、なぜ多くのメディアに引っ張りだこなのでしょうか？その秘密を、公開インタビューを通じて、ひもときます。私たちと一緒に、取材（質問）してみませんか？
③みんなで「編集会議」！
生まれたばかりの「コマロン」が目指す世界とは？ ざっくばらんに話し合う場です。コマロンに記事を書いてみたい！こんな企画をして欲しい！私の活動を取材して欲しい！そんな声も大歓迎です。いろんな思いを言葉にして、シェアする機会にしたいと思っています。ぜひご参加下さい！
コマロンは、発展途上のメディアです。一緒に、コマロンを育てませんか？ご参加、心よりお待ちしております。
【ゲスト講師：光畑由佳さん】「子連れ出勤」を２０年以上続ける授乳服メーカー「モーハウス」（茨城県つくば市）代表。子連れスタイルで子育てと社会を結びつけ、多様な生き方を提案する「子連れスタイル推進協会」代表理事。３児の母。著書に『働くママが日本を救う！～「子連れ出勤」という就業スタイル』があるほか、各種講演、メディア執筆多数。
【参加する記者（予定）】
大平明日香（毎日新聞さいたま支局記者）
長野、東京本社社会部、長崎などで勤務。現在は、埼玉県警や裁判所を担当。地元埼玉で、保育園男児を子育て中。同僚より勤務時間を配慮してもらいながらも、「ママ、しんぶんつくらないで！」と泣かれたことも。
山内真弓（毎日新聞コマロン編集部兼編集編成局記者）
小学生と保育園児の母。転勤族で、茨城、仙台、東京（都内も３カ所ほど…）などで記者生活を送り、子育てしました。「保活」は７回。現在は都内在住。コマロン編集部で、ただひとりの専従記者＋編集者です。
平林由梨（毎日新聞学芸部記者）
小学校と幼稚園に通う２人の子どもがいます。食卓に出来合いのお惣菜を並べることに既に後ろめたさは感じませんが、それに伴うプラスチックゴミの増加は何とかしたいと思案中。都内在住。長野県で育ちました。
最後に。
インタビューは、取材する私たちの視野を広げてくれる機会でもあります。記者（山内）も妊娠中に、光畑さんを取材させてただきました。光畑さんとの対話を通じて「産後も会社を辞めずに頑張ってみよう」と前向きに思えたから、今があります。インタビューは時に、気持ちを整える効果もあるのです。
コマロンを、「インタビュー」「取材」を経て「書く」という体験を、広くシェアする場にも育てていきます。
日時：９月２日（木）10時〜12時
参加費：1200円
必要なもの：ペンとメモ。zoomが使えるパソコン。Wifiがつながる、インターネット環境
ご自宅から、お子さんと一緒に、お気軽にご参加ください！