230910日記

9日、僕は自分のクローンを世界に散らばらせたいという話をした。

理由は、同じ遺伝子を持った人が
環境によってどう成長するのかを観察するため
遺伝子がどこまで人生を決めるのかを観察するため
なんだけど(文言は都度変わるので申し訳ない)

5年10年と生活して帰ってきたクローンたちの姿を見て
僕は手放しに喜べるのかと昨日は考えた。

僕は見た目に気を使う。
特別イケメンというわけではないが、
顔面偏差値でいうところの50はあるだろとは思ってる
身体はバッキバキではないが引き締まっている方だし
肌荒れもない。全身脱毛もしている。
髪も定期的に切っている。

だから客観的に見て
不潔な印象も不快な印象も与えてないはず。
(無愛想な面は否めないけど)

そんな見た目に気を配る僕が、
例えば肥満なクローンを見たり
肌荒れの酷いクローンを見たり
無精髭塗れのクローンを見たりして
どう思うのだろうか。

これが赤の他人なら、はっきり言おう、どうでもいい
いや、容姿に対して好感は持たないだろうが、
だからどうしようとは思わない。

生活環境って恐ろしいと思うのだろうか
自分との差異を考えるだろうか
そもそも僕と同じ遺伝子だと信じられるのだろうか
絶望しないだろうか。

研究対象として見ているとはいえ
全く同じ遺伝子を持った他でもない僕である。
彼らの成長を手放しに喜べるのか

見た目の問題のみならず
僕の嫌いなタイプの人間になっていたら
僕は僕に何を抱くのだろうか。

意図せずして
僕が僕に求めているものが見えた気がした。
そして、ある程度は他人に要求するものも。

どんな人になりたくて、どんな人と関わりたいのか
前々からなんとなく持ってはいたけど。

キーワードは、「品性」「知性」「愛情」

この3つを兼ね備えるために、
また、兼ね備えた人と出会うために

自分の何を活かすのか、自分は何をするのかを
自分の研究内容に繋げていきたいと思う。

0909 done
クリーニング
保険契約
読書

0910 todo
保険金払込
マラソン→タイムトライアル

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