〈ひとり時間〉と〈生活の質〉の関係性
同居人が3泊4日で帰省している間、新居で一人で過ごした。丸一日ずっと一人でいるということは引っ越してきてから初めてのことだった。
初めはまだ慣れきっていない場所で一人で何日も過ごせるのか不安だったけれど、1日目の夜にはもう吹っ切れて、一人の生活を思い切り楽しもうと頭を切り替えることができた。
吹っ切れた、とは言っても、大学時代は一人暮らしで、友達も少なかったから、一人でいること自体には慣れていた。それに私は元々一人で過ごすことが好きなタイプの人間だ。久しぶりに一人暮らしの時のワクワク感を思い出して、徐々に楽しくなってきた。
そして、これはみんなもそうなのかどうかはわからないけれど、私の場合、二人でいる時よりも一人でいる時の方が物事への関心が強くなる。いつもは避けていたような家事も楽しく感じるし、仕事の効率も上がったような気がしてくる。朝起きれずにゴミを捨て損ねてしまうということもなかった。
二人でいる時はできないのに、一人だとできるなんて、無意識のうちに同居人に甘えてしまっているのだろうか。それとも、普段と違う緊張感のおかげで活動的になれているのだろうか。理由はなんであれ、生活の質が格段に向上したことは違いない。
ひとりの時間が人よりも多く必要な私にとって、この数日間は本当にいい時間を過ごせた。誰かと感情を共有できないのは寂しかったけれど、時々はこうして一人で家で過ごす時間を作りたい。
そして。
思いっきり余談なのだけど、我が家の新しい同居人を自慢させて欲しい。
ローズマリーを枯らしてしまった過去があるので不安だけど、いろいろ調べながら大切に育てていきたいと思う。よろしくね。
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