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北海道ガス硬式野球部 創部から全国まで(3) 企業人の重圧

こばち

北海道ガス硬式野球部の創部前夜から全国大会進出まで「北海道社会人野球だけ観てる人」の目に映ったもの。
第3回は、都市対抗予選に挑んだ2019年の記憶です。（全5回）

→第1回 厳しい冬の時代に
→第2回 初年度の爪痕
→第4回 初代エース誕生
→第5回 無音の喝采は止まず

オフのあれこれ

初めての日本選手権予選で接戦を繰り広げ、社内人野球ファンの度肝を抜いた北海道ガス硬式野球部。
年末には新設の室内練習場（もちろん北ガスの暖房！）が完成し、次年度の新入部員が専門誌を賑わせます。

2019年度新人（敬称略）
◆投手
19 大城 祐樹（遠軽-桐蔭横浜大）
20 武笠 達也（花咲徳栄-城西国際大）
21 上野 拓真（奈良大附属-青山学院大）
◆捕手
10 中林 健吾（三重-早稲田大）
◆内野手
8 米満 凪（敦賀気比-奈良学園大）
33 髙橋 謙太（生光学園-國學院大）
◆外野手
25 伊藤 優希（駒大苫小牧-亜細亜大）

初年度の16人のうち上田選手が勇退し、7名が入部、22人で戦うこととなった2019年。新たに伊藤博トレーニングコーチが就任しました。

小島啓民監督・渡部勝美ヘッドコーチに師事すべく全国から有力選手が志願する（推薦される）ことを聞き、人が人を呼ぶ、こうしてチームはどんどん強くなっていくんだなと思いましたね。
実際、2021年の日本選手権予選優勝で大きな役割を果たしたのは、この年入部した選手達です。

冬季には道内各地で野球教室を開催します。
私が感心したのは、北海道新聞社・道新スポーツ主催の野球教室に運営主管という形で提携していたこと。主催は新聞社ですから必ず記事になり、読者の目に届きます。
地域貢献と会社の知名度向上の一挙両得、これは上手いなと思いました。

肝心の道新記事Web版がサイトリニューアルで消滅していますが、地方の野球教室が全道版に載りました。これって地味に凄いことなんですよ…。

初めての道外遠征

冬場はボールに一切触れず、徹底して体作りに励んだという北海道ガス。
3月下旬から大分県佐伯市で春季キャンプを行い、JABA四国大会に臨みました。

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4月4日 対日本新薬
ガス 200 000 000_2
新薬 003 002 01x_6
北ガス：上野,鈴木,武笠,清水,大城-東海林
新薬：斉藤,山上-鎌田

4月5日 対アークバリア
アーク 000 000 000_0
北ガス 000 120 20x_5
アークバリア：岡野,山田,森高,園田-馬場
北ガス：上野,武笠,厚地,清水-東海林

4月6日 対日本製鉄かずさマジック
北ガス 000 320 100__6
かずさ 003 000 121x_7
北ガス：大城,清水,鈴木,上野,武笠-東海林
かずさ：橘,新ヶ江,川名,山田,オスカル-小関,山崎

開催地香川県の企業チーム・アークバリアには5-0で勝利したものの、全国で名を鳴らす強豪には及ばず。
とはいえ、始動の遅い北海道のチームにとって4月は調整の趣が強く、照準は5月末～6月上旬の都市対抗予選にあります。
初年度は清水・鈴木投手に頼りっぱなしだった投手陣。今大会では調整中の今村投手を除く6投手が経験を積みました。

応援で栗山球場が埋まった 都市対抗一次予選

社会人野球最大にして至高の大会・都市対抗野球。
2019年の一次予選シードはJR北海道硬式野球クラブ、日本製鉄室蘭シャークス、航空自衛隊千歳、TRANSYSの4つで、初参戦の北海道ガスがどの山に入るかが注目されました。

それはなぜか？北ガスが勝ち進めば3回戦でシード対象チームと対戦し、3回戦の敗者は二次予選最終枠争いへ飛ばされるからです。

これまで日本選手権対象3チーム（JR北海道、室蘭シャークス、航空自衛隊千歳）にとって、3回戦は勝つのが当たり前という空気がありました。互角と判った北ガスが相手となれば、そうはいきません。

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ではここで組合せを見たわたしの感想をご覧ください。

5月25日 対札幌倶楽部（7回コールド）
→試合ダイジェスト動画
札ク 000 000 0_0
ガス 300 235 x_13
札ク：河田,及川,高久-矢野,田上
北ガス：武笠,上野,鈴木,厚地-中林,東海林

一次予選第1週、私は栗山→岩見沢→栗山の順に観戦したので、北海道ガスの初陣（対札幌市代表・札幌倶楽部）を観ていません。ごめんなさい。

5月26日 対日本製鉄室蘭シャークス
→試合ダイジェスト動画
室蘭 000 000 003_3
ガス 000 000 000_0
室蘭：岩﨑,下川原,今崎,佐藤−佐々木
ガス：大城,今村,武笠−東海林

よく晴れて暑い日でした。私が9時前に着くと既に会社関係者が続々入場しており、試合が始まる頃には満員で身動きがとれないほどでした。あの栗山球場が！

普段の試合1時間前なんて片手で数えるほどなのに…！

室蘭の一次予選は普段そこまで動員しないのですが、新参者に応援で負けられないという意地があったのでしょうね。
両チーム応援団や吹奏楽団こそありませんでしたが、ワンプレーごとに熱い拍手が送られました。

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満員の栗山球場を伝える後記。
なお、北ガス後援会員の加入者は初年度で2200名に上ったそうです。

試合は北海道ガス大城投手、日本製鉄室蘭シャークス岩﨑投手による胸のすく投手戦でした。加えて北ガス古谷・大友選手の二遊間が素晴らしく、まるで点を取れる気がしないのに、投げ合いが心の底から楽しかったのです。

お互い無得点のまま9回に突入し、北ガスは今村投手に交代。これが裏目に出て室蘭シャークスが4連打で3得点。
その裏、北ガスも内野エラーと投手強襲ヒットで無死1,2塁と好機を迎えますがゴロ2つで打ち取られゲームセット。

すっかり良い気分になった私は、「強敵（とも）よ、また円山でまみえん」と、鼻歌交じりに帰路についたのでした。

そう思いどおりにはならないのが、野球。

敗者復活戦 負けられない重圧の果て

一次予選3回戦に敗れた北海道ガスは、翌週の敗者復活戦に回りました。
3連勝でしか二次に進めない…すなわち一つも負けられない戦いが始まります。

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敗者復活1回戦の相手は千歳市代表・TRANSYS。
全国からクセ者が集まるオレンジ軍団は、北海道のクラブ選手権対象チームで最上位にあり、ときに企業チームを引きずり下ろす集中力は無二のもの。
昨季は二次予選に進出し、航空自衛隊千歳を下しています。

一次予選第2週1日目は、二次予選進出決定戦の岩見沢・敗者復活1回戦の栗山で会場が分かれるため、室蘭シャークス推しの私は迷うことなく岩見沢を選びました。明日には北ガスが来るだろうと思っていたのもありました。
3回戦でTRANSYSがウイン北広島にボコボコにされるのを目の当たりにしており、北ガスに勝てる気がしなかったのです。

岩見沢第2試合にて室蘭シャークスがウイン北広島を下し、一息ついた直後。「北ガス追い付かれてる…」と友人が驚きの声を上げました。
他球場の経過を知る手段は乏しく、続報を待つこと30分。衝撃の報せがもたらされます。
TRANSYSがサヨナラ勝ちしたというのです。

5月31日 対TRANSYS
→試合ダイジェスト動画
ガス 010 001 000__2
トラ 000 001 011x_3
北ガス：清水,武笠,上野,大城-東海林
TRA：白石,宮﨑-上野

この試合に関しては栗山会場の取材が皆無のため、様子が分かるのは公式YouTubeの試合ダイジェストぐらいです。

同点の9回表、二死1塁で米満選手がライトフェンス直撃かと思われる当たりを放つも、TRANSYS本田選手の大ファインプレーに阻まれ勝ち越しならず。
その裏、二死1,2塁でTRANSYS上野選手の放った鋭い当たりはレフト正面へ。映像ではこれを後逸したように見えます。

げに恐ろしき野球のマモノ。

しばらく経って思い出したのは、北ガスは円山球場の二次予選に向け、全社をあげて応援するべく準備していると耳にした噂。

焦りから生じたと思われる最後のプレー。まだ創部2年目で、二次予選には3連勝が必須とはいえ、会社の人達はクラブチームに競り負けるとは思っていなかったのではないか？
選手達の胸中を思うといたたまれませんでした。

社業で野球をするということは、会社からの期待と手厚いサポートに成果で応えるということ。中でも都市対抗野球は最重視される大会。
高校野球とも大学野球とも違う、大人になって企業人としてプレーすることの重圧。全選手が初体験であったはずです。

そしてこのチームには、経験を伝えるベテラン選手がいない。

2018年の初公式戦の際、東海林キャプテンは「このチームの良さは怖いもの知らずの若さ、思い切りの良さ」と述べています。
結果論ではありますが、今も言及されることのないこの試合こそ、北ガスナインが社会人野球の核心に触れた重要な一戦だと思っています。

都市対抗予選は日本製鉄室蘭シャークスが5年ぶりの優勝を果たし、補強選手として北海道ガスから米満凪選手が選出されました。

帰ってきたJABA北海道大会

都市対抗予選のサヨナラ負けから20日後。北海道ガスはJABA北海道大会に臨みました。

そう、2016年JR北海道のクラブチーム化に伴い、一時期JABA東北大会と統合されていた大会。北ガスの参入と日本製鉄室蘭シャークスの企業チーム登録によって、3年ぶりに北海道大会の単独開催を取り戻したのです。

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6月19日 対大阪ガス
→一球速報 / 試合ダイジェスト動画
北ガス 300 001 002_6
大ガス 010 310 30x_8
北ガス：大城,武笠,清水,上野,今村,鈴木-東海林
大ガス：温井,中谷,緒方-鳥飼,髙橋

6月20日 対JX-ENEOS（7回コールド）
→一球速報 / 試合ダイジェスト動画
ガス 000 000 0_0
エネ 314 611 x_16
北ガス：武笠,上野,鈴木,今村,厚地-東海林
JX-ENEOS：江口,鈴木-柏木

6月21日 対トヨタ自動車東日本
→一球速報 / 試合ダイジェスト動画
ト東 000 000 000_0
ガス 000 003 00x_3
北ガス：大城-東海林
トヨタ東：千葉,中里,佐々木-原田

例によって私は室蘭シャークス優先のため、北ガスの試合は2日目のJX-ENEOS戦のみ観戦。加えて直前のオープン戦1試合を観戦して、野手の人手が足りないことを痛感しました。

無論、創部2年目ですから無い袖は振れませんし、試合を重ねれば負傷者が発生します。
のちの後援会報で、既存社員組の紀國駿介外野手、今井俊太外野手が都市対抗予選で勇退したことを知りました。
せめて今季いっぱいは残ってくれたらなと思いましたが、新人が加われば退く定めだったのでしょう。創成期を支えた2人に感謝です。

3戦目のトヨタ自動車東日本戦は、大城投手が3安打9三振完封。
山本祐香氏が取材しています。

予選のあと

予選に敗けたチームの夏はじりじり長い。
JABA北海道大会のあとは都市対抗本戦期間まで練習が続き、8月に入ると各チームオープン戦が活発になります。

7月末にJABA北海道地区札幌支部大会（全9チーム）の準決勝・決勝が行われ、北海道ガスが優勝したと聞いたのですが、北ガス野球部でもJABA北海道地区年間まとめでも公式戦にカウントされていません。謎。

8月12日には恒例の北海道社会人・大学選抜対北海道日本ハムファイターズ二軍の交流試合が行われ、北ガスからは大城投手（直前で今村投手に変更）、清水投手、東海林捕手、米満内野手、髙橋内野手が選出されました。
試合は1-0で社会人・大学選抜が勝利しています。

お盆は亜細亜大学の釧路合宿に合わせた大学・社会人オープン戦集中期間、通称タンチョウリーグに参戦。
後述のJABA北海道結成記念大会（富良野市）を挟み、8月下旬にはガス事業5社によるガス交歓野球大会（福岡市）に出場、9月下旬の日本選手権予選で巻き返すべく経験値を積んでいきます。

初タイトルはここに JABA北海道結成記念大会

結成記念大会は、例年8月に行われる北海道地区連盟の単独大会。
この年の会場は富良野市民球場でした。

JABA北海道結成記念大会2019

真夏の富良野盆地が殺人的に暑かった上、日本製鉄室蘭シャークスが初日、TRANSYS宮﨑投手に8安打12三振で完封されたため（シャークス岩﨑投手は3安打自責0完投負け）、以後わたしのやる気が皆無です。あしからず。

8月17日 対札幌ホーネッツ
札ホ 000 000 000_0
ガス 110 001 00x_3
ホーネッツ：小林健,田中,春日井-坂東
北ガス：大城,厚地,鈴木,今村-中林,東海林

8月18日 準決勝 対TRANSYS
（7回コールドゲーム）
トラ 000 0010_1
ガス 201 070x_10
TRA：三浦,宮﨑-上野,木村
北ガス：清水-中林

クラブ選手権本戦を控え仕上がり上々のホーネッツとの一戦は、予選優勝の原動力となった相手投手陣に苦戦するも零封勝ち。
2日目のTRANSYS戦は都市対抗予選の雪辱とばかりに打線が爆発、圧勝でした。

8月18日 決勝 対JR北海道硬式野球クラブ
ＪＲ 500 010 010_7
ガス 110 105 00x_8
JR北：野澤勇,畑木,川原田-高橋,今西
北ガス：上野,厚地,鈴木,武笠-東海林

結成記念大会の後には日本選手権予選が控えているので、企業チームは手の内を隠す起用になりがちです。もっとも北ガスに隠すほどの余裕はありませんが…。
そのためか、非人道的暑さでバテたのか、決勝戦はこってりハイカロリーな乱打戦に。6回に集中打を浴びせた北ガスが逃げ切り、公式大会初優勝。
ひと月後の日本選手権予選に弾みをつけました。

最高殊勲選手には寺田選手が選ばれました！
今大会は富良野市の粋な計らいで、個人表彰選手とホームランを放った選手に特産ワインとチーズの詰め合わせが贈呈され、寺田選手と伊藤選手がこれを獲得しています。

目の前の胴上げ

秋の彼岸、2度目の日本選手権予選が巡ってきました。
北海道ガスは①JR北海道硬式野球クラブ、②航空自衛隊千歳、③日本製鉄室蘭シャークスの順に対戦します。

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9月20日 対JR北海道硬式野球クラブ
→一球速報 / 試合ダイジェスト動画
ガス 010 010 000_2
ＪＲ 000 002 01x_3
北ガス：清水,今村,鈴木−東海林
JR北：福山,夏井−今西

髙橋選手のホームランと堀田選手のタイムリーで北ガスがリードしていましたが、6回裏に清水投手が2本塁打を浴び試合は振り出しへ。
8回裏は投手の代わり端からミスが重なり、ショートゴロエラー、牽制悪送球、捕逸で三塁に走者を置き、勝ち越しタイムリーを打たれてしまいます。
綻びを逃さないJRの集中力を痛感するとともに、再び若いチームの壁を感じた試合でした。

9月21日 対航空自衛隊千歳
→一球速報 / 試合ダイジェスト動画
空自 000 000 000__0
ガス 000 000 001x_1
空自：本木,奥﨑,佐藤怜−石井
北ガス：鈴木,清水,大城−東海林

一敗同士、代表争いに残るには負けられない試合。
先発・鈴木投手が7回まで無安打4四球の好投。一方打線は毎回走者を出すも、足での揺さぶりを尽く失敗するなど援護できません。
8回表、9回表の守備では走者を3塁に置くピンチをしのぎ、9回裏二死2,3塁から髙橋選手のショート内野安打でしぶとくサヨナラ勝ち。
セメントの海を泳ぐような試合を制し、3日目に望みを繋ぎました。

続く第2試合は日本製鉄室蘭シャークスがJR北海道に逆転勝利を収め、代表権に王手をかけます。
北ガスが代表権を得るには、3日目の室蘭戦に勝って4日目の代表決定戦を制するしかありません。

9月22日 対日本製鉄室蘭シャークス
（7回コールドゲーム）
→一球速報 / 試合ダイジェスト動画
ガス 000 000 0_0
室蘭 233 000 x_8
北ガス：鈴木,厚地,清水,武笠,大城-東海林
室蘭：岩﨑-佐々木

積年のライバルJR北海道に、9回土壇場の連打で劇的な逆転勝利を決めた日本製鉄室蘭シャークス。その勢いが続くかのような序盤の猛攻で大勢が決しました。
北ガスの先発は昨日7回1/3、約100球を投げている鈴木投手。初回3長打を浴び、犠打の1アウトのみで降板。後続も全員が打たれ3回までに8失点。
4回から6回は大城投手が立ち直り完璧に抑えましたが、打線は室蘭の好左腕・岩﨑投手の前に7回3安打無四球の沈黙。完敗でした。

マウンドに広がる喜びの輪。優勝に沸き立つ室蘭の大応援団。
北ガス側のスタンドには3日間とも会社関係者が大挙し、都市対抗予選では叶わなかった応援団のリードのもと、最後まで声を枯らしていました。

選手達の目には何が映ったでしょうか。
ただでさえ取材が少ない社会人野球で、敗者が語られることはありません。（メディアの皆さん振り返るなら今ですよ！）

部外者のいちファンに本当のところは分かりませんけれども、北ガスの初年度が始動の高揚と祝福に包まれていたなら、2年目は社会人野球の重みを知った年ではないかと思います。

見よ！北ガスのガス炊きご飯で野球部がおいしい！

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【次回】
吹き荒れる自粛の嵐。都市対抗の切符をかけて戦い抜いたエース。
第4回は大城投手を軸に、2020年を振り返ります。

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北海道ガス硬式野球部の公式あれこれ

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（試合ダイジェストが収録されます）

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