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”100万円投資した配当金” 若手ビジネスマン(社会人4年目)の投資戦略③

はじめに

どうも、コンス(@cnsltantatgaishi)です。
年末に向けて、今年度投資したお金に対し、来年いっぱいでどのくらい配当金が取れるか計算してみました。※全文無料です※

これまでの100万円シリーズの続きということで、来年度の投資方針と計画についても少し考えてみることにしました。

今年の投資経験と学び

これまでの貯蓄/投資戦略と今年の振り返りを兼ねていたのが、これまでの1、2記事目でした。
私自身も実際にNISA口座をフル活用して120万円枠分のフル投資(途中過去分を売ったりもしましたが)するようになったのは、2020年からになります。
単純に生活の基盤が少しできてきた実感と、100万円貯蓄戦略の結果、余剰資金を投資に回す余力ができたことが大きい理由です。
あとはサイドFIREを目指していきたいなと漠然と考え始めたことですかね。

ということでこれまでは定額貯金で使わないお金として貯蓄していた分を余剰資金として、米国株と投資信託を中心に投資することとしました。実際に米国株と投資信託に舵を切り出したのは、今年の4月くらいからなので、全体のポートフォリオに占める割合は大きくありません。

それまで私にとっての投資は、お金をなくさずに優待や配当金をお小遣い代わりとして少しもらえればいいと思っていた程度でした。
そんな私が真剣に投資について考え出したのは、2つの出来事がきっかけでした。

これまでの私は、わからないもの(米国株・投資信託)については調べない・触らないという姿勢でした。
積極的な投資へのモチベーションもなかったので、とりあえずお金が貯まれば良いと。それだけの考えでした。

私を変えた出来事の1つ目は、

カルロスゴーン逮捕による日産株の暴落

でした。

約10万円の投資(1株当たり、1076円の時に購入)が、3万円代にまで下落
損切りするか悩んだ末、高配当銘柄の特徴を生かし長期保有で少しでも取り返す決断をしました。
ただし、あっという間に配当金も0になり、株価も低迷し、株価回復も効かない状況に。

もう一つの出来事は、

コロナによる航空株への大打撃。多くの投資額が必要だったANA株が大暴落し、配当0、そしてお目当ての優待も使いにくい状態になってしまった

でした。
こちらはほぼ不可抗力ではあったのですが、将来的な回復に向けてこちらは引き続き銘柄を保有することに決めました。
ただ一時期は100株で40万円をこえていた人気銘柄も、今では20万円そこそこですよね。
高止まりしたタイミングでの購入ではなかったですが、それでも投下金額がそれなりに高いので、ダメージは大きかったです。
配当もなくなりましたからね。

ここでの日本株への学びは、以下の通り(NISA口座を使う前提)

・基本100株単位でしか購入できない日本株はまとまった投資金額が必要
(NISA口座の非課税口座枠を食う割りに、リターンが少ないことも)
・余剰資金の運用ならば、まとまった金額をストックする必要があり、日本株買いのタイミングを逃しがち
(1銘柄40万円を買うのは、それなりに準備が必要)
・損切りをすると、NISA口座の非課税枠も使ってしまうことになるため、投資計画に影響が出る
(30万円の株を買って、売った場合、60万円分の非課税枠を消費してしまう)
・長期保有に向けに適している連続増配企業が少ない
(もしくはリターンが良くないため、運用に適していない)

といったことを感じ始め、長期的な投資には大型になりがちな日本株の投資は向かないことを感じ始めました。
恐らく私の投資分母がもっと大きくなると、数十万円単位の投資だと割合も比較的小さくなるので問題ないかと思うのですが、今現在の投資基盤だと少しインパクトが大きくなってしまいます。

であれば、高配当銘柄ながらも比較的に小額で投資できること、そして勝つ投資ではなく勝ち負けを均すことができ、資産の積み上げができることが条件になってきます。

となると選択肢に上がって来るのは、

投資信託・ETF(インデックス/アクティブ投資の組み合わせ)

米国株で高配当(連続高配当を記録しているもの)

の2つになってきます。

他にも、

グロース株(これから成長するであろう株:ハイテク企業やクリーンエネルギー関連 等)

もあるのですが、これは投資結果としては読みづらく、自分の専門外の分野では素人分析の域を出ることは難しく、半ば博打なので、趣味の範疇での実施がお勧めです(私はIT業界にいるので、IT関連銘柄に目をつけがち)

夏手前くらいから、ようやく自分の投資方針を固めることができたので、2020年下半期以降は米国株と米国ETFをメインに投資を実施。

投資信託は長期保有の大前提である負けないことを軸にしているので、インデックス系のファンドを中心にし、ドルコスト平均法で投資をすることにしました。(まとまった資金がないのであれば、これがおススメ)

ドルコスト平均法については賛否両論ありますが、許容できるリスクの範囲のため、今のところ問題ないかと思っています。

なので、投資信託を毎日、もしくは毎週1,000円を買うという投資方針に変えてコツコツ投資することにしています。
ETFはもう少しまとまった金額が必要なケースもあるので、月1回のまとめがいをしています。

今年種まきした投資分へのリターン見込み(来年分)

今日の午後からExcelと格闘し始め、今年投資した分に対しどれくらいのリターンが見込めるかも簡単に計算してみました。

個人的に株価そのものの上がりを期待して買っている銘柄(これはほぼ趣味の世界)もあるので、全体の投資額に対するリターンは2.32%のみでしたが、配当金が出る銘柄のみに絞ったリターン(取得価格を基準)を考慮すると8.75%の成果を出せました。

来年度の投資計画とテーマについては、別記事にしようと思います。

更新:年間配当12万円(月1万配当を目指す戦略を書きました)

追記(2021/09/22)

2021年は年間配当12万円計画の実現に向け、随時定点観測を実施しています。
現時点では、達成は概ね問題なくできそうであり、2022年に向けた計画も進んでいます。

詳しい内容は、定点観察記事として月別にまとめていますので、ぜひご覧ください。

追記(2022/01/16)

2021年の配当金受領額は16万円でした!やればできた!!

終わり


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