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『2021年国家サイバーセキュリティ宣伝ウィーク』が中国西安で10月11日に開幕
先日紹介した「2021年国家サイバーセキュリティ宣伝ウィーク」が、いよいよ来週10/11(月)から西安で開催されます。
開幕が近づいてきていることもあるかと思いますが、百度で「网络安全(サイバーセキュリティ)」でニュース検索をすると、検索リストの半分以上が「2021年国家サイバーセキュリティ宣伝ウィーク」関連の記事というほど注目を集めているようです。
まあ、同イベント公式ページのトップに国家主席の習近平氏の談話が引用されているくらいですし、国レベルのイベントということもあるのでしょう。
先日も説明した通り、同イベントは10月11日から17日までの期間で行われ、10月11日の開幕式、10月17日の閉幕式のほか、製品・サービスの展示やサイバーセキュリティ関連の講演やキャンパスデー、金融デーなど1日ごとテーマ別に開催されるイベントなど行われるのですが、先日紹介した「ネットセキュリティクラウド授業(中国語原文: 网安云课堂)」もコンテンツが充実してきました。
現時点動画コンテンツは34個用意されており、1個は20分前後の動画となっているのですが、コンテンツとしては「格子暗号の研究進捗」や「対象暗号の現状と研究進捗」などの専門的な内容から、「生活の中のデジタル身分認証技術」など身近なものまでバラエティに富む内容が揃えられています。
また、前回紹介していなかったイベントとしては、サイバーセキュリティコンテストも行われるようです。
同コンテストは企業・事業団体、党政府機関、学生の3つのグループに分かれオンライン予選が行われ、それぞれの上位10チームが10月12日に同イベント会場で行われる決勝戦にコマを進めるようです。
その決勝戦は「AWD攻防対抗モード」と「ターゲットチャレンジモード」の2つで行われるそうですが、AWDとはAttack with Defenseの略だそうで、その名の通り攻撃側と防御側に分かれ得点を争うもので、ターゲットチャレンジモードの方は予め用意されたシステムに侵入し旗を取るという競技のようです。
また、先日も紹介した同イベントの宣伝動画も新しいのが公開されていました。
先にも触れた通り、開幕前から多くの注目を集める「2021年国家サイバーセキュリティ宣伝ウィーク」ですが、私も以前のように中国にいれば、西安に行き、オフラインでイベントに参加したかったですが、オンラインでもそれなりに参加可能なようですし、イベントレポートなども数多く出てくるでしょうから、10月17日の閉幕式後に、また改めてイベントの様子などをお伝えしたいと思います。
※中国を中心としたSDGsや再生可能エネルギー、水素ビジネスについて綴っている姉妹ブログの方もぜひ!
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