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アニラジを通ってこなかったアニヲタ・声優ヲタが珍しく聴いていたアニラジ一覧

前置き

長年の趣味はアニメ鑑賞とラジオ聴取で、声優のオタクもしているが、アニラジとはほとんど縁のない生活を送ってきた。
推し声優のレギュラー番組すら全く聴いていなかった(ごめんなさい)。

元々ラジオを聞き始めたきっかけが地元AM局のローカル番組であり、その後はお笑い芸人のラジオを中心に聴取していたことが、一番の理由である。

また若さ特有の変なイキりを発動した結果、「アニラジはつまらない。アニラジを聴く時間があったら、芸人のラジオを聴いた方が時間を有意義に使える」といった主張を、ろくにアニラジを聴きもしないのにほざいていた。
数年前に推し声優のレギュラー番組が終了し、「声優ってずっとラジオのレギュラーがあるわけではないんだな……」という当たり前の事実に気付いた今では、普通に後悔している。

そんな私でも、割と定期的にちゃんと聴いていたアニラジおよび声優ラジオがなんと6番組だけあった。
少ねえな!!!
気が向いたので、約15年のオタク人生で厳選された6番組を紹介してみたいと思う。

※なお当たり前であるが、推し声優がゲスト出演したので単発で聴いたラジオなどは、さすがに6番組には含んでいない。

VOICE CREW

1997年4月から2011年3月まで、NACK5をキー局として放送されていたアニラジ。
通称「ボイクル」。
正直なところ、ボイクルは私の中でアニラジ枠ではなく、「寝付けない日曜深夜に聴く、地元AM局でネットされているラジオ」だった。

私が聴いていたのは、図らずも番組ラストイヤーとなった長谷川明子さんと田村睦心さんがパーソナリティーを務めていた2010年度。
当時既に深夜アニメを見始めていたものの、声優オタクにはまだなっていなかったので、二人のことはボイクルきっかけで認知した。
後にアイマスPとなった時、「星井美希の声優って、ボイクルの人か!」と驚いたり、田村のむっちゃんが少年役を中心にどんどん各種アニメに引っ張りだこになる様子を、勝手に感慨深く思ったりしていたのがなつかしい。

西浦高校放送室

登場人物が女性キャラばかりのラブコメしか見なくなった現在の趣味からはかけ離れているが、深夜アニメを見始めた当時は『おおきく振りかぶって』にどハマりしていた。
その流れで、公式ウェブラジオである「西浦高校放送室」も聴いていた。

今現在もラスト4回は公式の音源が残っているようで、ちょっと感動してしまった……!
私は西浦高校放送室で、男性声優の名前をかなり覚えたと思う。

なお主題から話は逸れるが、「おお振りが好きです」と言うと、何も言っていないのにあまりにもほぼ必ず好きなBLCPの話を振られることに本当っっに嫌気が差し、最終的に私は原作漫画を全巻手放した。
皆さん「スポーツアニメを見ている女オタク=腐女子」と思わないでほしい。

ハイスコアガール道場

本当にアニラジを聴いていなさ過ぎて、西浦高校放送室から8年の時が経ってしまった……笑。

元々『ハイスコアガール』はアニメ1期の時点から楽しく視聴していたが、OVAの花火回を見て気が狂うレベルでドハマりしてしまい、2期放送開始までの飢えをしのぐために8年ぶりに手を出したアニラジが「ハイスコアガール道場」であった。

「爆笑問題カーボーイ」の名物リスナーであった「あなたの(以下検閲により削除)」さんが、「あなたのコンボお褒めします、ユアコンボ・ホメタゲル」というTPOをわきまえたラジオネームで番組初回に投稿を読まれていたのが、今でも印象に残っている。

また、アニラジで初めてメールを採用してもらったのも、ハイスコアガール道場だった。
パーソナリティーの天﨑滉平さんに「いいメールありがとう、不健康運動さん。君も運動していい汗かこうぜ」と言われ、本当に興奮し過ぎて寝付けなくなったのがなつかしい。
今でも該当部分をたまに聴き返すし、6年経った現在もあまちゃんを見かけると、「あまちゃん、あの時はラジオでの神対応ありがとう……」と内心思っている。

異種族レビュアーズ 食酒亭ラジオ

推し声優(間島淳司さん)5年ぶりの主演作かつ、「声優ってずっとラジオのレギュラーがあるわけではないんだな……」を実感した後だったので、さすがに聴いた。

ただ2020年冬アニメクールは、進学のため4年間住んだ東京からUターン就職のため地元に戻るタイミングで、引っ越しやら就職準備やらでバタバタした結果、なんだかんだでリアルタイムでは1月分しか聴いていなかったと思う。
結局、緊急事態宣言で本格的に暇になった春先に、最終回までまとめ聴きした。

アニメの内容的にトークの8割方が下ネタだったのだが、間島さんも、もう一人のパーソナリティーである小林裕介さんも、しきりに「言いたくて下ネタを言っているわけではないんだからな!仕事で言っているんだからな!」と、終始主張していたのが印象深い。
声優って大変な仕事だ……。

また、レギュラーモブDT(なにそれ)役で作品に出演した興津和幸さんにラジオ出演をオファーしたところ、彼は本気で嫌がっており、結局最終回までマジで出演しなかったことも印象に残っている。

「アニラジアワードのえっちなラジオ賞を絶対に獲るぞ!リスナーは絶対に投票しろよ!!」と宣言し、アニメ最終回と共に番組は終了。
コロナの関係で2020年のアニラジアワードが延期になり、配信から2年経った2022年に有言実行を果たした際には、ちょっと感動してしまった笑。

小林談義

『イエスタデイをうたって』きっかけで、私は2年弱ほど小林親弘さんのオタクをしていた。
(飽き性で本当にごめんなさい。今季は、「義妹生活」のお父さん役でお声を拝聴しております……。)

「推し声優のラジオぐらいちゃんと聴こう」と思って聴き始めたのが、「小林談義」。
ゲストに来た榎木淳弥さんと真面目な芝居論を語っていた回が、特に印象に残っている。

ただ結局、地上波ラジオの聴取を優先して数週間分溜め込んでしまっているうちに、半年で番組が終わってしまった。
結局溜めるんかい、私……。

16bitセンセーション ANOTHER PLAYER

「もうすぐ冬アニメが始まるから、秋アニメを見終えておかないと……!」と、2023年末にアニメを一気見し、これまた気が狂うレベルでマモコノにどハマり
「毎週リアルタイムで見ときゃ良かった……」と後悔しながら、アニメが最終回を迎えてしまった飢えをしのぐために、ラジオの方もアーカイブを全部後追いで聴いた。
リアルタイムで聴いてメールを送りたかったなあ……。

現在

推し声優のレギュラー番組もなく、ラジオを聴くほどドハマりしているアニメ作品もないため、ここ最近特に聴いているアニラジは正直ない。

ただ、「特撮は全然興味ないしなー」という理由で「みんなのドゲンジャーズRadio」を聴かず、『ドゲンジャーズ』自体も今の今まで見ていなかったのは、本当に後悔している。

また、私は歌手としての坂本真綾さんが大好きなので、新曲のプロモーション期にゲスト出演するラジオは大体聴いている。
(声優としての活動は全然追えていないだけで、真綾さんの声優活動に全く興味がないわけではない。念のための補足……。)
ただ、真綾さんがプロモーションでゲスト出演する番組も、アニラジは「FUN MORE TUNE」程度で、FMの音楽番組に出演されることが多い。

そして肝心の「ビタミンM」は、新曲解禁のタイミングなどでしか聴けていない。
本当にごめんなさい……。

こんな私が、今から急にアニラジ・声優ラジオを聴き始めるとは思えないので、おお振り、ハイスコアガール、16bitのように、アニラジを聴きたいという衝動が湧くほどハマるアニメに今後出合えることを願っている。

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