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【CM-DAY2023 コンテンツVer.】ヒットコンテンツはどう生み出す?企画制作の世界

こんにちは!本日は2023年7月24日(月)-30日(日)に開催する、CONTENT MARKETING DAY2023コンテンツVer.のコンテンツマスターを紹介します。

今回のテーマはにぎやかな町こと「コンテンツ企画」。オウンドメディア運営にあたり、動画や記事など、さまざまなコンテンツを制作する冒険者は多いのではないでしょうか。

企画に携わる冒険者が抱える悩みの種は「どんなコンテンツを届ければよいのだろう?」という壁。自分たちが伝えたい情報だけを発信していても、読者は見向きしません。読者数は伸びないのに制作コストだけが積み重なり、短期間で閉鎖するオウンドメディアも見受けられます。

読者も制作側も嬉しいコンテンツとは何なのか、今回は企画制作の悩みに応える冒険ストーリーを紹介します。企画に携わるディレクターや編集者、ライターの方はぜひご覧ください!

「CM-DAY2023 コンテンツVer.」ってなに?
Content Marketing Academyが主催する、全員参加RPG型の新しいビジネス・カンファレンス。参加者は全員勇敢なる「旅人」となり、先人の冒険者たちのストーリーを通じてスキルを獲得し、コンテンツマスターを目指します。イベントのコンセプトなど、詳しくは特設ページをチェックしてください。


小さなアイデアが2300RT超のコンテンツに。ヒットを生み出す近道とは

コンテンツマスターの石井洋氏は、医療系のオウンドメディア「なるほど!ジョブメドレー」の編集長。NAVER JAPAN社(現LINE)やBuzzFeed Japan社での経験も含め、キャリア15年間コンテンツの企画制作に携わり続けてきました。

手掛けた記事が8500超えのいいね!を獲得するなど、数多くヒット記事を手掛けている石井氏。これらの記事は奇抜な発想から生み出されたものではないと言い「コンテンツの種はすでにみんなが持っている」と語ります。
冒険ストーリーでは、石井氏の実事例をもとに、コンテンツの種の育成方法が紹介されています。

  • ​何気ない疑問をあえて掘り下げる​

  •  ​境遇や体験談をネタにする​

  • 視点を変える

「何気ない疑問をあえて掘り下げる」では、自社のオウンドメディアでTwitterでは国内で2500RT、韓国では3000RTを達成した事例を紹介。
石井氏はスラムダンクの映画を観たとき「桜木がどんなケガをしたのか、その後どうなったのか」が気になったそうです。そこで石井氏はオウンドメディアで記事を企画。桜木のケガとリハビリ方法について、作業療法士と理学専門士が専門家目線で解説する、という記事企画となっています。

15年の編集生活で見つけた、小さなアイデアをヒットコンテンツにする近道

企画の肝は「トレンドを抑えるだけでなく、記事を通してリハビリ職の認知拡大や理解を深められる」という点。メドレー社が運営するメディアは医療介護がテーマであり、医療介護職について知ってもらうことができれば、自社が持つサービスの認知拡大にも広がります。トレンドを抑えるだけでなく、自社メディアに紐づいているかどうかは制作する上での大きなポイントとなるでしょう。

本編では、他にもさまざまなヒットアイデアのコツが解説されています。また事例紹介の最後には「マネできそうな要素」がまとめて紹介されており、企画制作者は必見です。BtoBとBtoC、法人個人問わず視聴できる内容なので、ぜひご覧ください!

【こんな方におすすめ】
・コンテンツの企画制作に携わる冒険者
・記事を企画・執筆しているライター
・自社サービスや地方の魅力を発信したい冒険者

SHARP・中川政七商店の公式noteが語る!読み手の心を動かすコンテンツづくり

コンテンツマーケティング・グランプリ 2022を受賞したSHARP株式会社と株式会社中川政七商店。本冒険ストーリーでは、note公式の担当者をお招きして、対談形式でコンテンツづくりの秘訣を語っていただきました。

noteは、アカウント一つで情報を発信できる手軽さを持つ一方、コンテンツの数が非常に多いため、記事を量産するだけでは見てもらえず、読者数は伸び悩んでしまいます。「noteは差別化も重要」だとSHARPの佐々木氏は言います。

SHARPは公式Twitterなど、他のメディアも運営しているため、公式noteでは他との差別化を図るべく、以下の3つのルールを決めているそうです。

  • インタビュー記事ではなく一人称で語る

  • 多分ではなく1万字の長文で語る

  • 紹介ではなく共感

一人称で語るとは、「Aさんが執筆する」となった場合、A氏の視点でその人にしか語れない内容を伝えること。例えば、記事のテーマが開発の裏側の場合、開発者が製品への情熱や開発の裏側を直接読者に伝えます。何のフィルターも介さないまま記事に落とし込むことで、インタビュー記事とは違った共感が読者に生まれると言います。

心を動かし、ファンをつくる記事コンテンツの企画とは ~ 企業note運営の裏側 ~

集めたら100種類以上もあった生理用品と僕の話では、1000を超える「スキ」をいただいたという佐々木氏。冒険ストーリーでは、一人称の徹底以外にもnote運営の裏側や事例紹介、その他のコツについて語っていただいてます。


また、動画の後半では株式会社中川政七商店のnoteについて解説。中川政七商店のnoteでは「語りべ」と一緒に記事を制作しています。

元々は「展示会で出ているメーカーさんの商品を先に使用して、そのものの良さや使用感をnoteにて記事を投稿する」という企画だったそうですが、5名ぐらいの想定に対し応募は70名オーバー。そこで語りべが中心のnote記事制作を思いついたそうです。

心を動かし、ファンをつくる記事コンテンツの企画とは ~ 企業note運営の裏側 ~

寄せられた記事でチェックするのは掲載する商品の価格のみ。語りべが持つ情熱を最大限に記事に落とし込むことで、鮮度の高いコンテンツが完成したといいます。また、制作したコンテンツを展示会やイベントで公開することで、note読者ではない層にもリーチしています。

今回の冒険ストーリーでは、企画アイデアのコツの他、制作体制や活用ツールなども余すことなく公開。特にnoteで情報発信をしている方におすすめの内容です。

【こんな方におすすめ】
・企業アカウントでnoteを運営している冒険者
・ファンづくりやコミュニティづくりに携わっている方
・堅い文章ではなく、共感を生む記事を執筆したい方

コンテンツは一粒で二度おいしい。BtoBコンテンツのネタ探しと運営の秘訣

「記事のネタを社内で見つけてみましょう」と言うのは、オウンドメディア「SmartHR Mag.」の編集長を務める、Smart HR社 元田 有紀氏。

BtoBのオウンドメディアは専門的なテーマを扱う場合が多く、ライティング依頼や取材の難易度が上がりがちです。イチから撮影して取材して記事を作る…となると、1つあたりの記事にかかるコストや期間がかかってしまいます。

例えば、社内の勉強会で討論したテーマを記事にしたり、自社セミナーの内容をホワイトペーパー化したりするなど、他のチームが実施した内容をそのままにせず、社内に記事化出来るテーマは落ちていないかチェックすることが大切だと言います。

Smart HR社ではオウンドメディアの他に、ユーザーコミュニティを運営しています。2023年5月には、新型コロナウイルスの扱いが変更されることに伴い、ユーザーコミュニティを活用したアンケートを実施。アンケート結果を記事化しています。コミュニティを活用することで、トレンドを抑えたコンテンツを素早く読者に届けることができます。

少人数でBtoBオウンドメディアの価値を最大限に高めるための工夫

コミュニティがない企業であっても、以下のようなノウハウはそのまま自社マーケティングに応用できそうです。

  • 社内の勉強会やセミナーの内容を記事化する

  • 社内イベントのレポートを外部向けに公開する

  • 作成した記事はそのままにせず、ホワイトペーパーや展示会にも活用する

また、冒険ストーリー内では記事のネタ探しだけでなく、少人数でオウンドメディアの​価値を高める工夫​についても言及。運用体制を明確にする、メディアの反響をフィードバックする​ことで社内の協力を得やすくするなど、オウンドメディア運営に欠かせないTIPSが盛りだくさんとなってます。

【こんな方におすすめ】
・BtoBのメディアを運営している冒険者
・少人数でも確実に成果を出したい方
・制作体制や執筆のネタ探しについて事例を知りたい方

CM-DAY2023コンテンツVer. イベント概要

イベント名:CONTENT MARKETING DAY 2023 コンテンツVer.
日時:2023年7月24日(月)12:00~2023年7月30日(日)23:59
※期間中はいつでも視聴いただけます
会場:オンライン開催
参加費:無料(事前申し込み制) 
定員:上限なし
主催:Content Marketing Academy (株式会社 日本SPセンター)

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