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【整備記録】 オハ25-504(北斗星ロビー / JR東日本)

こちらの種車は、TOMIXの「98704 JR 24系25形特急寝台客車(北斗星・JR東日本仕様)基本セットB」から捻出しています。

北斗星3・4号が定期化される際に増備された全室ロビーカーで、JR北海道はオハ25-551を、JR東日本はオハ25-504をそれぞれ落成しています。
JR東日本には、元々北斗星5・6号用にオハ25-501~503の3両を運用していたので、全盛期はこのオハ25-504を加えた4両を運用していました。


施工前

施工前の写真を撮り忘れました…
またJR東日本編成を手に入れることがあれば追加したいと思います。

室内はアイボリー一色で、窓際に配置された大型ソファと回転式のソファが6脚モールドで再現されています。壁面やテーブルランプは再現されていません。
シャワー室の仕切りは再現されていますが、シャワー室前がちょうどスプリングの配置位置になっているので外から丸見えになるつくりになっていて、ちょっと見た目が良くないです。。
デッキ側も通路の壁面までしか床が無く、整備しないと結構さみしい感じです。

内装再現

ロビー

相変わらず悩むソファの色ですが、写真を見る限りはやはりグレーっぽいけど少し紫っぽいような色に見えたのですが、そんな色はポスカで再現できないのでJR北海道の全室ロビーカーを整備した時と同じ配色にしてしまおうという事で、ソファを茶色に、テーブルは白、床はラベンダー色のマスキングテープで再現することにしました。無難です。

無難にソファを茶色、カーペットはグレーっぽい色にした

壁面は他の車両でやったように窓と窓の間の柱とカーテンをセットで再現するようにしています。回転式ソファのエリアには間接照明があったのでそれも印刷で再現しています。
カーテンは、レースカーテンとカーテンだったようなのですが、カーテンの色が赤っぽかったり薄い緑っぽい写真が見つかったのですが、時期も何も良くわからなかったので、とりあえず赤っぽくしてみました。外から見た時はレースがメイン、室内側はカーテンの赤メインという感じになっています。

カーテンとカーテンの間の柱も一緒に再現。間接照明も書き込んでいるがあまり分からない

あと、シャワー室前の仕切りの前にあるマガジンラックもなんとなく再現してみました。なんかそれっぽくていい感じです。

地味にマガジンラックも再現してみた

オハ25-504の電話ボックスはロビーにないので、その状態も再現しています。が、正直覗き込んでもよくわからないので、ただの自己満ポイントになっています。

初期型だとテレビと逆の位置に電話ボックスがあるが504にはない
504の特徴である電話ボックス用の小窓。実際にトイレ窓と同様に白かったかは不明

シャワー室

シャワー室前に室内灯の足の部分があるため、正直再現してもあまり意味はありませんが一応再現しておきました。内装パーツに壁はつくられていないので、床の部分に両面テープを貼る場所を用意して90度折り曲げて壁になるようにしました。

ロビーとシャワーとの仕切りを再現しつつ、シャワーの扉も再現してみた

外からの見てくれが悪いのであまりやっても意味なさそうですがとりあえず…ということで。

実際に見てみるとこんな感じ。室内灯のスプリングが邪魔でシャワー室の扉は見えない

デッキ

デッキ部分は室内パーツが無いので、余った紙を重ねて土台を作り、そこにデッキ部分のパーツを取り付けました。

デッキ部分もいつも通りのやり方で再現。

室内灯

JR北海道車がデッキや居室などに白熱電球を多用していたのに対して、JR東日本の車両はほとんどが蛍光灯だったようで、このオハ25-500も例外ではなく蛍光灯色の間接照明だったようです。
また、1脚ずつのソファの側にある壁面の間接照明やテーブルランプは電球色だったようなので再現が難しいところではありますが、とりあえず全部まとめて蛍光灯色にしてみました。

デッキ側は室内灯の長さが足らないため、そのままだと暗くなりそうでした。そこでデッキ側のプリズムをカットして自作プリズムをデッキまで延長させて無理やり光が届くように加工しました。
ちょっと暗いですが、まぁマシになったのではないかなと思います。

オハ25-504の点灯状態

全景

外から見るとレースカーテンが、室内側は赤いカーテンが見えていい感じです。トイレタンクはないので車端部は比較的スッキリとした感じです。大きなロビーカーロゴがいい感じです。

オハ25-504の全景

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