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俯瞰のすゝめ(社会の論述のコツ)

公立高校入試において、
近年は論述対策の重要性が
高まってきています。
一般的に論述問題は
選択問題より「難しい」
と言われていますが、
果たしてそうでしょうか?

選択問題の多くは
「これはなんですか?」「Aです」
というように、
一対一で対応させればよいものなので、
いわゆる「暗記」で対策をします。
社会の問題の7-8割は暗記だけでクリア可能。
これが「社会は暗記科目」
と言われる所以なのですが、
高得点を目指す人は、
しっかり残りの2-3割の部分まで
カバーしなければなりません。

では残りの2-3割はなんなのか?
という話ですが、
これが論述問題や難しい選択問題で、
「因果関係」を把握していないと解けない、
つまり問題が「点」ではなく
「面」になったものです。

こうなってくると
一対一の対応では難しく、
ストーリーとして
社会を学ぶ必要が出てきます。
社会の教科書は
人間の営みをテキスト化したものなので、
そこには必ず「流れ」があり、
我々はそれを掴みにいかなければなりません。

ただ、教科書を読んで
その流れが掴めるかというと…
なかなか難しい。
教科書は字がいっぱいですから。
もう少し俯瞰できる資料を
用意する必要があります。

おすすめなのはマンガとYouTube。
「マンガで覚える〜」という出版物は
最近とくに充実していますし、
YouTubeでは大まかな流れを気持ちよく
解説してくれている人がけっこういます。
そういうのをみてから教科書を読み込むと、
「あぁ、なるほど」
となるのではないでしょうか。

選択問題より論述問題が難しい
と言われるのは、
学校で「俯瞰の仕方」を
あまり学ばないからです。
俯瞰する癖をつけてしまえば、
論述問題もそう難しくありません。

道具(教科書・マンガ・YouTubeなど)を
使い分けて、上手に勉強しましょう。


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永井先生説明

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