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逆転合格するための覚悟

「逆転合格」というと眉唾な感じがしますが、実際に逆転合格は存在します。ただ、逆転の定義は曖昧で、ワンランク上の学校に受かることも逆転だし、いわゆるビリギャルのように全国順位が底辺のところから最難関に受かることも逆転です。私の場合はビリギャル的な逆転合格だったので、今回は自分の経験も踏まえ、逆転合格するにはどうしたらいいのか、ということについて話していきます。

・一番難しいところからやり始める

英単語帳も5ページくらいしか開いたことのない私が予備校に行って初めて受けた授業が「早慶対策 英語」。当然解説を聞いても何を言ってるのかわかりません。しかし、その難解な問題を解くために基礎的な文法書や単語帳を片っ端からめくり、なんとか自分なりに理解することができました。この作業をしていてわかったのが「いかに難しいと言われる問題でも、その手がかりは基礎的な参考書に載っている」ということ。そして1つわかると10のことが理解できる「汎用性」の存在に気づくことができました。勉強は積み上げるのが大事だ!と言われ、それはもちろん否定はしませんが、逆に頂上から始めることでムダや重複を避けて勉強することができたように思います。

・バランスは考えない

中学生であれば5教科、大学受験生であればかなりの科目数をやらねばなりません。一般的には「バランスよく勉強しましょう」と言われます。しかし逆転合格するためにはバランスは考えないことをおすすめします。例えば「今週は英文法しかやらない」とか「古文しかやらない」とか。同じことをやり続けると、どっかのタイミングでビョーン!と伸びる瞬間が来ます。細切れに勉強していると、ビョーン!はきません。特定の範囲に時間と労力を投入することで初めてそれが生まれます。ただ、模試を受けたりしたとき手をつけていない科目や範囲がひどい結果になるので、それに目をつぶれる強い精神力も必要です。

・恥は捨てる

「自分は底辺である」ということを自覚し、見栄を張らないこと。先述したように、難しい授業を受けた後にあなたが開くのは超基礎的な参考書・問題集です。それを恥ずかしがらないこと。また、音読も大切です。人の迷惑にならないところでしっかり声に出すこと。その内容がこれまた超基礎的なことであったり、英語であれば発音が下手くそすぎても恥ずかしがらないこと。音読がいちばん早く物事を理解できます。

以上に気をつけて頑張ってください。

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