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模試の復習

模試の復習・振り返りは2つのタイミングで!

中3・高3ともなると、毎週模試でしんどくなっているかもしれません。しかし、「模試受けてきたー!頑張ってきたー!」と満足するだけでは全然ダメなのです。模試のしんどさを意味のあるものにするか or 無駄なものにするかは、そのあとの処理にかかっています。今日はそんな「模試の復習」についてお話ししていきます。

1つの模試おいて復習・振り返りのタイミングは2つあります。


自己採点は分身の術で

まずはテスト直後。
まぁ、帰ってきてからすぐはキツいので、翌日でしょうか。しかし、翌日には必ず自己採点をすることです。数日放置はNGです。どうでもよくなっちゃうのでね。実際に自分がどう思考したかも忘れてしまうし。

そして、自己採点をするにも方法がありまして。

「自己採点て、丸つけて得点出すことでしょ?」

と真顔でいってくる人が多いのことには驚きます。

もちろん得点も大事ですが、それ以上に「考え方」が合っていたか、ケアレスミスはなかったか、間違った原因は何か、ということについて確認せねばなりません。

ここでひとつ、分身の術を使います。答えを手にしている今の自分の他に、テストを受けている最中の自分も出現させて(イメージね)、「おいおい!そこちげーだろ!」みたいなツッコミを入れながら解き直します。解説にさっと目を通す、とかっていうレベルでは全然ダメです。手と頭(と口も)動かしてください。これを怠っている人が8割くらいいそうですが、それでは模試の効果が半減の半減です。


当たった問題の解説も確認するワケ

仮に当たっていた問題でも、考え方や手順が合っているかどうかも解説を通じて確認すべき。当たった問題まで見直す人はもはや1割未満な気がしますが、試験は時間との戦いです。「思考・手数のショートカット」という視点で自分が余計な計算などしていないかを、ここでしっかり確認しましょう。この辺りの判断力・嗅覚は実戦形式、つまり模試でしか養成できないものです。

以上がテスト直後の復習法。続いてその後の話です。


結果が返ってきたら、正誤表をみる!

模試の結果が返ってきて、一番最初に見るところは??

もちろん判定!

と言いたいところですが、大事なのは「正誤表」(というのかな)。自分が当たった問題、間違った問題が◯×で書いてあるところです。そこには全体の正答率が載っているはずでして。正答率70%の問題を落としてしまった!というのと、正答率10%の問題ができなかった、というのでは話が全く異なります。この場合、注力すべきは当然70%の方です。この強弱がつけられない人は、いくら長い時間勉強しても全然伸びません。


まとめ

というわけで、今回は「模試の復習」についてお話ししてきました。

ポイントは

・すぐ復習する

・解説も絶対に読む

・高い正答率の問題を落としたら、全力で修正せよ

です。

模試のやりっぱなしというのが一番無駄ですからね。模試代も無駄だし、時間も無駄。そういう無駄をなくしていけば、受験ていうのは案外、時間もかからずに成功するものです。結局、ちょっと手間がかかることが、もっともラクな方法だったりするのですよね。それではナマケモノのみなさん。ラクして受かりましょう。

本日の授業はここまでです。

お疲れ様でした。


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永井プロフ

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