ジモティーで怪しいオフ会に行ってみた話(前編)
この話は、私がジモティーで知り合った SENA(セナ)という人物との出会いから別れまでの32時間をつづった記録である
退屈していた。
私は「飲み会」というイベントが好きで、中でも初対面の人と話すのが大好きなのだけど、最近はその機会(合コンや新歓)がめっきり無くなり、物足りない生活を送っていた。
彼に『異業種交流パーティーに行こうよ』と言ったものの、「普通に嫌だ」と断られた。
何かイベンティー(イベント性のあるものを私はこう呼ぶ)なことがしたい。
お店(高級クラブ)以外で、初対面の人と話したい。
とは言え彼氏がいるので、マッチングアプリで異性とサシ飲みなどはできない。
飲み会の間中ずっと口説かれ、ワンナイトを狙われるのも疎ましい。
複数人でなければ。
そこで私はあの有名な 地元の掲示板《ジモティー》を開いた。
ジモティーで怪しいオフ会に行ってみた話(前編)
ジモティーでの出会いとは
▼ ジモティーには、【メンバー募集】という半出会い系的ページがある
▼ 中身はこんな感じ。友達を募集したり、飲み会のメンバーを募ったり
私は以前よくここで、合コンの女子メンバーを集めたりしていた。
合コン・街コン・相席屋・クラブなどの出会いの場に行くには、出会いに飢えた同性が2人以上必要だけど、出会い系アプリでは異性としか出会えないため、ここで相方探し(合流募集)をしている人は結構いる。
「今夜一緒にHUBか相席いける人!」みたいな感じで。
今回私はこのジモティーで、複数人での飲み会(not 合コン)を探してみることにした。
1. 発見
▼ 検索してすぐに良さげな募集を発見
明日の夜に、近場で飲み会がある!
このSENAって子が幹事で、既に女子メンバーもいるようなので安心。
▼ ということで、早速連絡
裏幹事ってなんだよ。
でもまあレス早いし、なんか大丈夫そう!
ってことで、参加決定。
▼ 待ち合わせ場所が送られてくる
お店の名前が分かったので、食べログで値段を確認。
まあボッタクリ店とかではなさそう。
結局友達は呼べなくて、1人で行くことになったけど、予算の言質も取ったし大丈夫大丈夫。
自分次第で楽しい飲み会になるだろう。
と、この時は思っていた。
2. 疑惑
▼ しかしその直後、色々と怪しいことを言い出すSENAちゃん
まだ会ってもないのに、「本番は二次会、特に三次会」とか言いやがる。
なになに知り合いのバーに連れて行かれて搾取される感じ?
それともハプバーとか連れてかれて乱行させられるの?
というか、飲み会に地下アイドルが来る…?
▼ 怖すぎる…と思ったので色々確認
いやだからお前が幹事じゃないのかよ。
他にも色々訊いたけど、まあ一次会で帰るって伝えてるし、財布に3千円だけ入れて行けばボッタクられることもないか!と思い、とりあえず店へ向かってみることにした。
3. 到着
▼ 指定された店に到着
廃れた雑居ビルの4階。お店選びヘタかよ
▼ しかしSENA、待ち合わせ時間になっても現れない
いやうるせぇ
20時だった待ち合わせを直前に20時40分に変更して、その上その時間になっても現れないとか、時間守れない系のクズやなこの女…
イライラしたので近くのタピオカ屋で1人飲み。(タピオカを)
すると20分後、SENAちゃん御一行がようやく入店したとのご連絡が。
急いでタピオカを飲み干し、指定されたお店へ戻る。
4. 対面
▼ いざ入店。しかし、中々名前を教えやがらない
どうやら店予約時の名前(本名)がバレるのがどうしてもイヤらしい。
まあ店入ったらすぐ見える席に、白と青のボーダー着た女が座ってるんでしょう…
と思って入店するも、まさかの全席個室で人っ子一人見えやしない。
いらっしゃいませ〜と駆け寄ってきた若いイケメンの店員さんに、しどろもどろで説明する。
私「あの…白と青のボーダーの服着た人います?その人に呼ばれたんですけど…」
店員「えっ」
私「えっとあのネットで知り合って…だから、名前が分からなくて…何人かで飲んでるはずなんですけど…」
テンパって余計なことまで言ってしまったが、何かを察した店員さんがサッと一席ののれんを上げて、「こちらですか?」と通してくれた。
そこには、白と青のボーダーを着たメガネの男が座っていた。
(後編)へつづく
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