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CEOがCTOを兼ねてはいけない3つのワケ

お久しぶりです、はらだです。
チームづくりを考えていくうちに、CEOとCTO兼任ってアンチパターンだなと思うようになりました。
まぁ僕は今ガッツリ兼任なんですが。

そう思った理由は3つあります。
1. CEOにコードを書く時間はない
2. プロダクトの限界が決まってしまう
3. ユーザーインタビューを躊躇しがち

ちなみに以前はこんな記事も書いてました。
事業を一人でやることの「デ」メリット

1.  CEOにコードを書く時間はない

いやもうこれ。
作業のスイッチングコストもかかるし、設計考えるとかならまだしも、コードを書くのは他の人に任せるのが吉。
とはいえ、シード期はエンジニア少ないだろうし、仕方ないかも…。

2. プロダクトの限界が決まってしまう

ちょい意味不明ですが、
CEOが無理を言って、CTOに機能を実装させるのができなくなる、ってことです。

CEO「ユーザーはこれを望んでるから、絶対この機能作って!」
CTO「いやこんな機能今のリソースでは無理です」
CEO「いややってよ」
CTO「いやこの機能って、簡単そうで実は…」

CTO「(頑張って実装)」

みたいなのが健全な流れだと思うんですよね。
特に、実装が煩雑な機能とかだと、「面倒臭さ」という私情が入って実装の優先順位が変わったりしうるので。

必要なものは必要と、CEOが断固たる姿勢で主張しないといけない時ってあると思います。

3. ユーザーインタビューを躊躇してしまう

アイディアも実装もCEO由来だと、CEOはプロダクトに愛着が湧きすぎるんですね。
「こんなプロダクトいらない!」みたいな辛辣な言葉にCEOが耐えられない可能性大。
結果、ユーザーインタビューを躊躇したり。
あるいは、決定的なところに踏み込めなかったり。

親バカ過ぎて、過保護にするとプロダクト育たないよって話ですね。

「私はプロダクトの開発には関わっていないので、どんな辛辣なご意見でも受け止められます、なんでもおっしゃってください」とユーザーインタビュー時に言う方もいるらしいです(実際には開発にはガッツリ関わってるのに)。
強い。
真似していこう。

まとめ

プロダクトに関して複数人で責務を分担することで、
皆が余裕持てるしフラットな視点で見つめられていいよね!って話でまとまるかと。
人がいるんなら、分担しようぜ。
まぁCTO兼任してると
・全体の見通しが良くなってグロースハックしやすかったり、
・エンジニアに舐められずに済んだり笑、

メリットはあるかもですが、一刻も早くCEOとCTOは分けるべきだと思います。
自戒も込めて。

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