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#4.実績は信用にならない⁉️


前回のnoteで、起業のきっかけになったイラスト
「いきがい」について触れました

↓前回のnoteはこちら↓
https://note.com/clover2020/n/n9b8bb2f38e67


想いの部分を話したのでとても前向きな内容になってたと思いますが


今回は真反対のリアルな話。
両方大事だと思うので、包み隠さず話します。


今回のテーマは「銀行の融資(失敗談)」

多くの記事では
“こうすればうまくいく”
“資金調達を◯◯万円可能!”
みたいに謳うところが多いですが


私はもちろんプロじゃないので、そんな話はしません。
むしろ失敗談を話します。
なぜなら、失敗を知れば失敗しづらくなるから

失敗をしづらければ、大成功は少ないかもだけど
少なくとも成功しやすくはなる。

そんな感じの反面教師のような側面で
この記事を見てもらえれば幸いです。


ちなみに、起業当初はそういった営業の電話やらメルマガのようなのがめちゃくちゃきます。

特に起業当初は、新しい法人リストが掲載されるようでそこから来る。電話番号やメールアドレスをスマホに登録してるものにしてたから、毎日十数件〜数十件はきました。

なので先に話すと、私は電話が嫌いです。
(苦手というより、正直いうと嫌いです。笑)
もちろん、既に馴染みのある方々や仕事先の方との電話は大丈夫です👍

流石に好きと言うわけではないですが、もちろん苦ではないですし
緊急時や細かなニュアンスを伝えたい時は電話をします

特に新規営業の電話は嫌いなので
繋がりのある方やその方の紹介でない限りは絶対に出ません。
留守電に残さなかったりした方や、少しでも雰囲気の良くない印象を持った人は着信拒否してます。

(そうでもないと、自分の時間がどんどんなくなるしストレスも溜まります)


皆さんも起業時は、事務所など普段いないところの番号や、スマホに登録してないメールなどを登録することをオススメします😓


さて、話を銀行融資の話に戻します

会社設立後、資本金だけだと足りないため融資を受けるために金融機関にいきました。


これまでの仕事の実績もそれなりにあるし、それと近い業種で事業をするのだから、ある程度は借りれるだろう、という気持ちがありました。


まず王道の日本政策金融公庫に行き、面談



1〜2週間後に来た返答は


不合格(0円提示)



あれ?

聞いていた話と違うぞ


流石に満額は難しいとしてもせめて300〜400万くらいは借りれるのかなと思っていましたが

まさかの0円提示でした。


やばい、不動産も契約手前まできてしまった
(不動産契約と金融機関の借入のタイミングはいつも葛藤しますが、今回特に初回だったので難しかった)


前職にも退職を伝えてるので、今更止める訳にもいかない


しかも、私の場合最初からスタッフを1名社員で雇用してました。
(正式には7月から社員で、それまではパートタイム契約)



そんなこんなで、他の金融機関に行き融資できるか相談しようと3〜4つ銀行を見に行きました


しかし、通帳を作ることさえ出来ず門前払い


会社を作るために銀行口座を作るのに

会社の実体がないと対応出来ませんの一辺倒
(もちろん謄本や印鑑証明は持ってましたが)

ジムをやるといったら、じゃぁ契約書持ってきてください

いやいや、銀行から借りてそのお金で不動産契約したいのだから、その時点では契約書はありませんよ

そんな感じのやり取りをしたり。

中にはその確認さえせずに、断られる銀行もありました(自分でいうのもなんですがらそんなに外見や中身で怪しまれるタイプの雰囲気ではないと思ってます😅)


公庫は一度断られると、半年は再申請は難しいと聞いていたので


そろそろやばい
資本金のみでスタートしていくしかないのか
内装や設備・広告費用も最小限にして進めていっても良いが
顧客がすぐにつかないと、運転資金が底をついてしまう(破産)



ここでようやく気がつきました。


これまでの仕事の実績なんて銀行からしたら関係ない


大事なのはいかにキャッシュ(お金)を持ってるか。またそのキャッシュをどのような経緯で手に入れたか

事業計画がどこまで現実味のあるものか


私の場合は自分の貯金と親からのサポートでした
(合計で200万程度)

またプライベートジムという店舗運営自体の経験はありませんでした。
(その中身のサービスに自身はありますが)

ただ、それが銀行には信用されず、断られたようでした。


もちろん事業計画の内容いかんというのもあったかも知れませんが

少なくとも今回の融資に関してはそういう資金面の問題の印象を感じました(思い返すと、面談時もその話題がメインだった)

かなり銀行の対応に悔しい思いをしましたが

もともとは自分が蒔いた種なので仕方ないと。


実績(キャッシュ)と思ってもらえるものを作ってなかった自分がいけないし
事業計画に信憑性のある経験がなかったのだから

今度はそう思ってもらえるように頑張ろう

ここから私は切り替えて

まずその実績を作るためにも、どうにか今の事業をスタートさせようと決めました。


そんなこんなで、結局資金調達が出来ないまま
1店舗目のオープンを向かえます。
(後にちゃんと融資を受けられるのですが、この時点では自己資金のみで運営)


〈次回の内容〉
オープン後も経営面でかなりのトラブルがあったし、事業運営面においてもそんな資金状況なのでてんやわんや

しかもまさかのコロナ禍突入


踏んだり蹴ったりな状況で


さてどうする⁉️ どうなる⁉️


すぐに潰れてしまうのか⁉️

そんな風に思いながらもどうにかこうにか事業運営をしていきます。

(もちろん今も事業は続いてるので、乗り切れたのですが)

次回はその店舗オープンから現在までについてのお話。

資金調達との具合も踏まえてリアルに書いて行きます。
(ここに書けないこともあるので、そこは伏せていきますので悪しからず🙇‍♂️)



CLOVER株式会社
代表取締役 武田剛輝

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