見出し画像

#24.経営者思考2(目指すべき姿)


前回は会社員が待っておくべき
“経営者思考”について話しました。


今回は、経営者思考をベースに
会社員が目指す思考(目指すべき姿)
について話します。
(おそらく、どの経営者も求めているもの)


まず、前述の経営者思考を持って欲しいというのは前提で、加えて下記のように考えてほしい
というものです


ーーーーーーーーーーーーーー

1.学習意識ではなく、成果意識

2.期待に応えるではなく、期待を超える

3.期限を守るではなく、期限より早く終える

4.ギリギリまで100%を目指すより、素早く70〜80%を目指す


5.緊急性と重要性のマトリクスを意識した行動


6.ホウレンソウの質を高める


7.学習・経験・モチベーションは“自分”で高める


ーーーーーーーーーーーーーー


詳細は下記参照


1.学習意識ではなく、成果意識

よく「学びたい・経験を積みたい」という理由を出して就職相談をしたり、面談で話す人がいるが
残念ながら、仕事というのは「学ぶための場所」ではない。
これはおそらく学習思考の高い方や学生に多いケースだが、仕事というのは勉強の場所ではなく「社会貢献をして成果(売上・利益)を出す場所」であるということ。

単に学ぶだけなら、インターンを受けたり
そういった教育を生業としているところへ受講料を払って学びに行った方が良い。

もちろん仕事を通じて学ぶことは非常に多くあるが、それを最初の目的にしてはいけない。

目的は「会社へ貢献すること」であるから。
「会社へ貢献すること」とはどういうことかというと、「顧客へサービスを提供し、対価を得ること」である。

当たり前のようだが、この意識よりも学習意識が先に立って就職をしようという方が多い。

それが面接に落ちてしまう思考だと思う。


学ぶではなく、貢献する
貢献する過程で学びが深まっていく

そういう順番だと思う。


2.期待に応えるではなく、期待を超える

「期待に応えられるように頑張ります」
これもよく聞くが、そうではない

「期待を超えるように頑張る」
ことが大事。

サービス提供の考え方として
「1万円もらったら1万円分の仕事をする」
そう考えている人が多いがそうではない
「1万円もらったら、それ以上の価値を提供する」
相手の期待を“少し”超える
顧客は期待を上回った部分を評価して対価を支払う
それをしないと、顧客はつかないか、ついても続かない

ただ、超えすぎてもいけない。
顧客は申し訳ない想いを抱いてしまい、それも長く続かなくなるし、我々も苦しくなる


なので、あまりに低い料金でサービスを提供するのも良くない。
もちろん高すぎてもいけない。


何事も適度な負荷が大切。
それはトレーニングも一緒ですね。


ちなみに、給料(報酬)の考え方も同じ。

20万もらったから、20万円分の仕事をしよう


これでは、一向に給料は上がらない。
(社員であれば辞めさせられることはないが、評価は上がらない。良くて現状維持である)

良く「3倍の成果を上げる」と言われるので
20万円もらったら、60万円分の仕事をする
(企業に40万円の利益を与える)

そうすることで、その40万円を元手にあなたの給料が上がっていく。
※もちろん、更に貢献したらよりその給料の幅も大きくなる


事業も、40万円の利益があったら、それを元手に顧客のサービスをより良くする(より多くの方に届ける)ための行動(投資)をするはず。
それと同じ。


その原理を知っているのと知らないとでは
仕事に対する行動や成果、評価が変わり
将来の給料に大きな差が出る。


3.期限を守るではなく、期限より早く終える

期待を超えるに違いが、期限も同じ。
期限を求められたときに、期限通りに仕事を間に合わせるのか

それとも、指定された期限よりも少し早く終える(報告・提出する)かどうか。


先程の文章を見たらすぐに分かると思う。


4.ギリギリまで100%を目指すより、素早く70〜80%を目指す

よく、期限ギリギリまで何もなかったり
期限を越えてでも100%の成果物を出そうという人が多い。
だが、仕事で大事なのは何よりも“スピード”

100%でギリギリまで、または遅れて提出するくらいなら
70〜80%でも早く提出したほうが良い
なぜなら、残りの20〜30%を埋めるために上司がアドバイス(調整)出来るから。


自分が100%だと思ってギリギリに提出しても、それが上司のイメージと合わなかったら修正が入る。
もちろん期限は超えてしまう。

初めから期限を超えるというのは、もはや意味がない。やってなかったのと同じになってしまう。


それは勿体無い。


修正が入ることを念頭に入れた上で、期限よりも早く提出し、修正を加えた上で期限よりも少し早く完了する。

それが“出来る人の仕事法”だと思う。

5.緊急性と重要性のマトリクスを意識

“緊急性と重要性のマトリクス”というものがある。
(もし知らないという人がいたら調べてほしい)

どんなタスクも、全てまずそこに落とし込む
(頭の中でも良いし、メモなどに残しても良い)

そして緊急性、重要性の高いものから取り組む

緊急性は特に“期限”に絡むもの。(期限というものが指定されてなくても、すぐに取り掛からないといけないというものも含む)
重要性は特に“成果(売上)”に直接的に影響するもの。
が多い。(そうでないケースもあるが)

途中で新たなタスクが入った時も同様。
1番後ろに持っていくのではなく、マトリクスに配置する

準備に処理する考えの人が多いが、その場合
緊急性・重要性の低いものを先に送ってくる(連絡・報告・提出)ことが起きる

「なぜそれを今やる?」
ということになる

6.ホウレンソウの質を高める

ホウレンソウが大切、とよく言われる。
もちろん大切だが、なんでもやれば良いというものではない。

上記のマトリクスが分かりやすいが

緊急性・重要性の高いものはホウレンソウを徹底したいが、低いものにまで徹底すると情報量が多すぎて処理しきれない。(特に相談)

低いものは基本的に自分で処理して、報告のみに留めるようにする。

中間のものは(事前)連絡と報告をする。

高いものはホウレンソウを徹底する。

そのシステム(ルール化)をするのは管理者(経営者)の仕事だが

実行の質を高めるのは各個人である。

そうすることで、仕事の質やスピードは格段に良くなる。


7.学習・経験・モチベーションは“自分”で高める


最初の内容に近いが、仕事において「学び・経験」をまず求めるというのは違う。

仕事の目的は「成果を出すこと」

成果を出す過程で学びが深まっていくものであり
学ぶ・経験を積むために仕事をしてはいけない。


また、仕事に対するモチベーションも同様。
周りにモチベーションを上げてもらおうとしてはいけない。

仕事でいうと、モチベーションは既に与えているケースが多い。
(会社でいう理念・ミッション・ビジョン。また事業計画:目標や進捗管理、評価制度など)

それに共感(承諾)して仕事をしている(就職した)はずだと考えると

「モチベーションが上がらないんです」
という人がいるが、それは

「会社に貢献できません」
と自ら評価を下げているようなものである。


モチベーションが上がらない人は
今一度自分の「いきがい」を再考してみてはどうだろうか?
または、会社の理念・ミッション・ビジョンを改めて眺めてみてはどうだろうか?


仕事に対するモチベーションを上げるにはそれしかない


ちなまに給料(報酬)は“仕事の成果”に対してもらうものであり、モチベーションにはなり得ない。
(それが目的:モチベーションになってはいけない)
仕事に対してのモチベーションがあり、それを実行し成果につなげてる人は、おのずと給料(報酬)は上がる。

ただ、従業員のモチベーションを与えられてない(会社の理念・ミッション・ビジョンを示したり、経営計画・事業計画・目標設定や管理をしていない)場合は、それは経営者(上司)の責任であるから

そういった場合は経営者が率先して従業員に示す。


そうすれば、従業員のモチベーションは自然と上がる


そういうものだと思う。


分かりやすく伝えるために、少し極端に書いたところも多少あるけれど、大筋は変わらないと思う。

だいぶ厳しいことを言っている、と感じる人もいるかもしれないけれど
それはそう、仕事というのはなかなか厳しいものである。
そう簡単に顧客(お客様)はついてこないから

期待を上回るサービスを提供する

これに尽きる。


弊社のスタッフの皆さんはみんな上記の意識を持っている方々ばかりだと思う。
だからこそ皆、随時昇給しているし
会社としても売上が上がってきている。
投資が先駆けて多いため、会社としての利益の積み上げはこれからなのだが、とても良い兆候であると思っている。

今後もそういった経営者思考と行動を高めて
顧客の期待を超えるサービスを提供し続け
会社の成果(売上・利益)を出し、スタッフの成果(給料・報酬)を上げていきたい。

CLOVER株式会社
代表取締役 武田剛輝

会社HP
https://clover-conditioning.com
※一緒に働いてくれるスタッフ募集中!詳細はリクルートページへ


貸切プライベートジム
CLOVER Conditioning Studio
https://www.clover-inc.info
※貸切プライベートジム利用は、外部のパーソナルトレーナーの活動の場としても提供しています

若手起業家を目指すオンラインサロン
La Masia Japan(CAMPFIREコミュニティ)
https://community.camp-fire.jp/projects/view/328395
※一緒にビジネスの基礎〜応用を学び、今の仕事に活かしましょう


あなたのキャリアに第3者の視点を
おとなの新路相談室
https://shinro-soudan.com/detail/OAFSrGRNOev277
※こちらのnoteのように起業を目指す方などの相談をマンツーマンで行います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?