noteで小説を投稿し始めてから、約2か月が経った気づきと感想
みなさま、いつもスキやコメントをいただき本当にありがとうございます!
今年の4月頃からnoteに小説などの文章の投稿を始めました。きっかけは、閉塞感の漂う毎日を変えたいと思ったことと、自分も何か創作してみたいと思ったことでした。
約2か月たった今、ここに気づきや感想を記しておきたいと思います。
※つらつらと書いていたら、およそ2500字のボリュームになりました。お時間のある時にお読みください。
1.小説を書くと仕事のストレスが緩和された
この感想を抱くのは、私だけかもしれませんが……(笑)。
私は家でも仕事のことばかり考えてしまうタイプの人間なので、小説を書く、という強制的に集中できる作業をすると、仕事とのきりかえができて、ものすごく良いです。
仕事に行くのが憂鬱な朝も、月曜日が憂鬱な日曜日の午後も、書きものに没頭すると時間がたっていて、楽しくなってきます!
素晴らしい現実逃避の方法を見つけられたぞ!!とほくそ笑んでいます。
PCに向かって、一人タイピングをしているとき、「無」になれるんですよね。その「無」が心地よいのかもしれません。
あ、この文章を読むと、すごく仕事に行きたくない人に見えますが、普通に真面目に勤務しています(笑)
ちなみに、仕事は医療事務をやっています^^
2.自分が自分のままでいいという安心感を得られた
私はずっと、集団の中での自分の異質性のようなものを感じながら、どうすれば自分という個を集団になじませられるか?ということを考えてきたように思います。
ただ、文章を書く、という世界においては、自分を抑えなくてよいのだ、と知りました。
自分の中の、異質な部分が受け入れられる世界がここにありました。
思っていること、考えていることを自由に表現することがこれほど面白いことだとは思いませんでした。
歌が好きな人だったら歌って自己を表現するのでしょうし、洋服が好きな人ならファッションで自分の世界観を表現するのでしょう。
そのように、自己表現の一手段として私は小説を書いているんだと思いました。歌も洋服も好きですが(笑)、小説が一番、自分の中でバチッとはまった感じがします。
今は、自分の身の内から湧き上がるイメージたちを形にしたい、という思いに突き動かされて書いています。
3.小説を書くと癒しになる
小説を書くときに、自分の中に深く潜って、考えたことを形にしていく作業が、私にとってはすごく癒しになります。自分の深い部分と対話できるからかもしれません。
印象的だったできごとがあります。以前に投稿した「よく生きる、とは」という小説内で、女の人が以下のセリフをしゃべります。
これが、自然に、息を吐くように自分の中から出てきてPCにタイプされたのを見たときに、驚いたんですよね。あぁ、自分はこういう文章も書けるようになったのか、と。よかったな、と感慨深くなりました。
その時、私の好きなサカナクションの山口一郎さんも、同じようなことを言ってたな、と思いだしました。
サカナクションの楽曲の1つである、「ドキュメント」という曲の歌詞に、
という一節があるのですが、山口さんはインタビューで、「自分でもこんな歌詞が出てくるとは思わなかったので驚いた」と話されていました。
ちなみに、この曲はメロディーだけ先に作って、完全なアドリブで歌ったのを文字起こしして歌詞を作ったとのこと(すごい…!)。
山口さんのような深淵にはほど遠いですが、少しだけその感情が分かったような気がしました。
文章を書くという行為を煮詰めていくと、無意識から言葉がでてくるようなときがあります。その言葉から、自分について理解が深まったり、自分を再発見できることが文章を書く面白さの1つかもしれません。
あとは余談的な話ですが(笑)。
4.散歩が絶好のエンターテインメントになった
散歩をしていると、「おぉ……!これいいな…!」というものに出会うようになりました。例えば、支柱とか、昭和の香りのする商店とか、壊れかけた家とか、悲しいほど真っ直ぐな一本道とか、初夏のまばゆい日差しでできた、死の匂いがわずかに漂う濃い影とか。
これを友達に言うと、(;'∀') こういう顔をされるのであまり言いませんが(笑)。
5.見出し画像にもこだわりたいという欲が出てきた
最近、文章という白と黒の世界で、どうやったら風を感じ、色を感じ、実感を伴ったイメージとして感じてもらえるのだろう、ということを考えています。
今はファンタジーを読んで研究中です。
それと同時に、見出し画像でも自分のイメージをできるだけ表現したいという欲がわいてきてしまいました。今はChatGPTの画像生成とCanvaを使用して作っていますが、別のソフトにも挑戦してみたいです。
世界観を表すような画像を作るのはとても楽しいですが、時間がかかるのが玉にきずです。書く時間を食いつぶさない程度にとりくんでいけたらと思います。
最後に……
今までは仕事と家の往復だった生活が、note という新しいサードプレイスを見つけたことにより、色づきました。みなさんからのスキやコメントがめちゃめちゃ嬉しいです。そしてみなさんの投稿を読むのを楽しみに日々を送っています。
いつも本当にありがとうございます!
まだまだつたない作品たちではありますが、これからも頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?