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不必要なものに気付くこと

私はインスタをメインに情報発信しているので
noteを随分放置してしまった。

でもたった今インスタには書ききれない思うことがあるので久々に書いてみます。

今私はアメリカに来ています。
理由は息子のパスポート更新のためです。
いつぶりかも分からないくらい久しぶりのアメリカ訪問なのですが
言わずもがなアンティグアと違ってアメリカは発展した国です。

つまりたった一週間の滞在だけれど環境がガラリと変化している状態です。
やっぱり環境が変わるといろんなことに気付きます。

私の主人は仕事やグリーンカードの関係で定期的にアメリカに行きます。
その度に私は主人抜きで子供たちとアンティグアでいつも通りの生活をします。
いつも主人だけアメリカに行って、アンティグアではできないショッピングを楽しむことができるのをいいな〜と羨ましく思っていました。

でも今回は私の番です。
物欲は過去の記事で書いたようにほとんどなくなってしまったのですが
唯一楽しみだったのがヴィーガン食品を物色することでした。
アメリカではヴィーガンの選択があって当たり前、大手スーパーに行けばおそらく場所に関係なくヴィーガン商品が置いてある。
ヴィーガン食品の中でも私はとりわけ「アイスクリーム」を楽しみにしていました。
アンティグアでヴィーガンのアイスクリームを買おうと思うと1000円以上してしまうからです。

そして今日念願のヴィーガンアイスクリームを買いました。
しかも皆が知るハーゲンダッツ。

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ターゲットというアメリカだとどこでもある巨大スーパーで買ったのですが
家に帰るには歩き、もしくはバスだったので
溶ける前に食べるために買い物終了後、外ですぐに開封して息子と一緒に食べました。

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私の大好きなチョコレートでしかも動物の犠牲がない念願のアイスクリーム。
美味しいに決まってる。




あれ?めっちゃ甘い。。。
息子も思ったより食いついていない。
しまいには「もういらない」と言って私に残りの半分を渡してきた。

とりあえず自分のを食べ終える。
3個入りなので溶けて食べれなくなるのももったいない。
無理やり2個目を食べる。
そして最後に息子の食べさしを無理矢理詰め込む。

一人で2個半のアイスクリームを一気に食べる羽目となりました。
甘すぎて病気になるかと思いました。


この体験が私にある一つの確信を与えてくれました。

私は普段あんまりお菓子を食べません。
ヴィーガンだと選べる範囲はぐんと狭まります。
その生活に慣れるとお菓子はほとんど買わなくなりました。
それと同時に甘いものをあまり欲しなくなります。

そのおかげで私の味覚は完全にリセットされているようで
今回のこのアイスクリームははっきり言って「なんじゃこりゃ」でした。

こんなものなくたってぜんっぜん生きていけるし
むしろこんなものを日々何気なく食べていたら
そりゃ体重も増えるし、糖尿病やガンといった今の時代によく聞く病気になったって何もおかしくない。

普通のアイスクリームに比べればヘルシーなのかもしれないが
アイスクリームかどうかは関係なく、「加工品」を食べることが病気への道を歩ませると思いました。

未来のことなんて誰にも分からないし
今から言うことを断言しといて将来ガンとかになったらもう恥でしかありませんが
オーガニックでプラントベースの手作りのものを日々食べる生活をしていれば
生活習慣病にかかることはほぼないと言っていいと思う。

買い物がすぐ出来る便利なところ、そして値段もお手頃なところなら
何も深く考えずにお菓子やアイスクリームなどの加工品を当たり前のように買う。
そんな世界に住むということは、自ら気をつけなければ病気と隣り合わせということなんだって。

人間は経済的に発達することをやめない。
社会はどんどん便利になっていく。
その流れと共に、みんなやってるから、と周りと同じように生きていくことは
知らず知らずのうちに様々な代償を支払っているような気がした。

今の世の中は不必要なもので溢れまくっている。
祖母から聞いた話では戦時中は飴玉さえ手に入れることができなかった。
そんな時代には絶対に想像できなかった世界が今の世界。
お金さえあれば好きなものはなんでも手に入る。
本来ならばそれで人は満たされているはずだ。
しかしどうもそうには見えない。
人々はあれも欲しいこれも欲しいと買うことで心を満たす。
そんなシステムの中で生きることがとてつもなく虚しく思えた。

不必要なものは限りなく削ぎ落とす。
地産地消を心がけ、食べるものは自らの手で作る。
家族や友達といった大事な人に囲まれて
毎日寝る家がある。
それだけで生きてるって素晴らしい。

愛を与え、与えられ、思いやることを忘れずに生きることが
「幸せ」であると私は思う。

ありきたりかもしれないが
どんなに高級なものを持っていても
どんなに高い地位についていても
死ぬ時にはただの真っ裸の一人の人間にすぎない。

大事なのは心だ。

心と行動を一致させて生きること。
それが平和な世界を導いてくれるはず。

この世は悲しみで溢れている。
でもそれをいくら映像で見せて訴えても
捉え方は人それぞれであって伝わらない人には伝わらない。

自分自身が経験して感じないときっと人は変わらないのだろう。

結論、

「足るを知る」ことは絶対的に大事であり、

「心と行動を一致させて生きる」こともまた大事である。


その点からもやっぱりヴィーガンであることも大事だと言わざるを得ない。

決してそれは全てではないけどね。


私の揺るがないポイントです。


普段文章書くとちゃんと何回も見直すのだけれど
今回それをすると投稿する気が薄まると思ったので
思ったことを殴り書きしてしまってます。


最後まで読んでくれてありがとうございました。


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