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今日見つけた本&読みたい本#5室町時代から私を呼ぶ声が。短歌沼の底は深い

こんにちは! 積ん読人生をひたすら歩むつくだとしお@書籍編集×作家です。実は昨日、note仲間のひとりであるBRILLIANT_Sさんと、相聞歌形式で歌の詠み合わせをやりました。

詳しくはBRILLIANT_Sさんのnoteをご覧いただければと思うのですが、非常に楽しかったです。と同時に、やはり古典を読まないとと自らの勉強不足を感じました。そこでまた「これは、読まなきゃ」と検索すると、またもや私の「ポチッとしたい心」をくすぐる本が!

謹んで「ほしい本リスト」にお迎えしましたので、皆様にも3冊ご紹介させてください。

1冊目はこちら!

今様を熱愛した上皇と老白拍子との出会いが生んだ『梁塵秘抄』。花の都の景物や恋の情念を歌い上げた『閑吟集』。そして室町時代の庶人の生態を活写した『狂言歌謡』。歌謡の時代中世のにぎわいが聞こえて来る歌謡集三編。

岩波書店ホームページより

歌謡とは、AIのGeminiいわく「その時代の言葉やメロディで、人々の心を表現した歌のことです。」いまのJ-POPみたいなものだそうです。万葉集が難しいかなと思って、中世の短歌を探してたんですが、そのなかで今様という当時流行っていた歌謡に出会い(これが当時J-POPみたいに流行ってた)、ちょっと興味がわいてきました。ちなみにオンデマンド本は高いですが、古本なら1000円程度で買えます。

そして、次の一冊はこちら、

中世ときて、近代の短歌も読んでみようと思って選んだのが重鎮斎藤茂吉歌集。それと正岡子規、北原白秋の歌集が古本で安く手に入りそうなので、それを手に入れて読んでみようと思っています。

最後1冊は、また古本ですがこちら

ざっくり言えば、ラッパーと歌詠みの先祖ともいえる吟遊詩人。日本にも琵琶法師がいましたが、この吟遊詩人を調べてみると、面白いストーリーが見つかりそうでチェックしました。

さて、いま読んでいる本ですが、前回に引き続いて木下龍也さんのデビュー作、「つむじ風、ここにあります」を読んでいます。

そしてもうお一人読みはじめたのが鈴木晴香さんの「夜にあやまってくれ」です。木下さんがお勧めされていたのとタイトルが気になって、一首一首味わいながら読んでいます。


実はこのお二人、共著で歌集を出されてもいます。これもいわゆる相聞歌ですね。こちらも楽しみにしています。


そして最後にお勧めしたいのがこの本。

なんと短歌のコミックです。

相方だけがブレイクした売れないお笑い芸人・虎屋戸太郎は、彼女と住処をいっぺんに失ったどん底の日に、人懐っこく話しかけてくる不思議な女性・多悠多に出会う。彼女と、彼女が愛してやまない「短歌」に触れたとき、戸太郎の運命は変わり始める! 31文字の“呪文”が世界を変える、短歌コメディー!

Amazon内容案内より

これが面白かった!戸太郎の多悠多を想うまっすぐぶりに惹かれました。そして、いいなと思ったのが多悠多の仕事。なんと、短歌だけを売る書店を営んでいるんです。もう入り浸りになってしまいそうでした。そして監修を穗村弘さんがされているのも魅力です。第2巻が10月後半に出版されるらしく、いまから楽しみにしています。

そして、短歌好きの方にお知らせです。

朝活としてXで#おはよう短歌という活動を始めています。毎朝 #おはよう短歌  というハッシュタグとともに短歌を投稿しております。現在の活動メンバーはふたり。ご興味のある方はぜひご参加くださるとうれしいです!
詳しくはこちら。 



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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