【書籍編集者×作家が選ぶ】夏バテを吹き飛ばす!面白本10選
こんにちは! そろそろ梅雨明け、夏本番。暑さにやられてちょっと疲れ気味のつくだ@書籍編集者×作家です。こんなときこそ、これまで貯めた積読本から、元気をもらいましょう!
そこで夏に読みたい10冊の本をリストにしてみました。長年、本に携わってきた編集者・作家としての視点から、夏バテを吹き飛ばす面白本を厳選しています。さっそくご紹介していきましょう。
1八百屋の野菜採集記/尾辻あやの
夏を乗り切るにはおいしいものを食べるのがいちばん! そこで、食に関する本を2冊選びました。
著者は、昼は八百屋、夜は居酒屋を営む東京・世田谷の人気店「イエローページセタガヤ」の店主さんです。「冷やしピーマンのサムギョプサルのせ」という食べ方が新鮮でした。
2おいしい沖縄/池上永一ほか
私にとって夏といえば沖縄料理。ということで、沖縄料理についてのエッセイを集めた本です。ソーキそば、チャンプルー、泡盛など、沖縄ならではの食の魅力を、個性豊かな24人の書き手がそれぞれの視点で綴っています。
3オン・ザ・ロード/ジャック・ケルアック
そして夏こそ旅ということで、名作「オン・ザ・ロード」を。自由を求め、アメリカ大陸を駆け巡る若者たちの疾走感! 常識を覆す生き方に憧れ、自分探しの旅に出たくなる、青春のバイブルです。
4 旅する練習/乗代雄介
小説家の叔父とサッカー少女の姪が、利根川沿いに鹿島アントラーズの本拠地を目指して徒歩で旅に出る物語。美しい風景描写と静かな心の交流が、日常の尊さを教えてくれます。
5 夏への扉/ロバート・A・ハインライン
タイムトラベルSFの名作。夏の切なさと未来への希望が詰まった物語に、きっと心揺さぶられます。
6 スタンド・バイ・ミー/スティーヴン・キング
少年たちの冒険を描いた、青春小説の傑作。夏の日に友達と過ごした時間を思い出して、胸が熱くなること間違いなしです。
7 キッチン/吉本ばなな
喪失と再生を描いた、優しくも力強い物語。夏の光の中で読むと、また違った感動が味わえるかもしれません。
8 ヴァケーション/井上雅彦編
「休暇」をテーマに、様々な作家の個性あふれる短編小説が15編収録されています。日常から離れて、非日常を味わいたい時にぴったりの一冊です。
9 かもめ食堂/群ようこ
フィンランドを舞台にした、心温まる物語。夏の北欧の風景を想像しながら、ゆったりとした気分で読みたい一冊です。
10 書楼弔堂 待宵/京極夏彦
最後は本にまつわるミステリーを一冊。本書では明治時代の東京を舞台に、古今東西の書物が集まる不思議な書楼「弔堂」を訪れる人々の物語が描かれています。本と人との繋がり、そして時代の流れの中で変化していく価値観を、京極さんならではの筆致で描き出した、重厚な作品です。
まとめ
この夏に積読消化したい本を、積読沼の中から厳選して10冊お届けしてみました。夏の読書の参考になれば幸いです。
「はじめまして」の皆様も、
「いつも読みに来てくださる」皆様も、
最後まで読んでくださりありがとうございます。
皆様にとって、「誰もが心の疲れを癒やし、そして再出発に向けて力を蓄えるための場所」と、このnoteがなりますようにこれからも尽力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
あなたにとって、幸せな1日になりますように!
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