2024年3月 ロンドン旅行 - 3日目
West Brompton
前日同様、ホテルで朝食を摂ります。
1日目に書き忘れていましたが、このホテルにはトラベル用品の自販機があります。今回は必要なものをすべて持参していたので使いませんでしたが、地味に便利そうだなと思いました。
あと、最初の2日間は気付かなかったのですが、何気にこのホテル、劇場版「けいおん!」に登場していたらしいです。
何故、滞在3日目にしてこのことに気が付いたかというと、West BromptonとEarl's Courtの間に位置するとあるお店に、けいおんのイラストが貼ってあったからです。
なるほどなーと思いながら、バスに乗ってRichmond(リッチモンド)に移動します。
Richmond upon Thames
Richmondは、Bath(バース)と並んで、私がイギリスで一番住みたいと思った街です。妻はまだ来たことがなかったので、この機会にと思い、一緒に足を運びました。
イギリスにはupon Thamesというフレーズが含まれる地名がいくつかあります。これはその地域がテムズ川沿いにあることを意味しています。
緑豊かで、歴史的な建物や豪華な庭園が多く、ロンドンで最も美しいとされる場所のひとつです(厳密には、Richmondはロンドンではなくお隣のサリー州です)。
残念なことにこの日は雨でしたが、もう滞在日数の余裕もないので、そのまま敢行します。
Richmond
Richmond駅近くのバス停から、Richmond Riverside(リッチモンド・リバーサイド)に向かって歩いていきます。
前日に続き、ここでもAmazonフレッシュに入店。妻がチョコレートマフィンを購入。
Amazonフレッシュは、地味に色々なものが他のスーパーよりも安いです。
買い物後も、ぶらぶらと街を散歩をします。
雨の匂いや冷たい空気を感じながら、歴史ある街並みに思いを馳せます。
Richmond Riverside
テムズ川沿いの美しい散歩道です。
誰も傘を差していないところが、雨に慣れ親しんだイギリスっぽさがあって、好きです。
Richmond Hill
Riversideから南下し、まあまあきつい坂道を登っていきます。
道中で、趣のある花壇?を見かけたので撮影。
Richmond Hill Viewing Pointという展望ポイントに到着。
テムズ川を望む眺望を楽しむことができるナイスなスポットです。天気が今ひとつだったのが残念ですが、雨に煙る風景が一層の重厚感を与えてくれたようにも感じます。
この辺りはかつては王室の狩猟地だった場所です。
その豊かな自然と落ち着いた雰囲気は今でも多くの人々を惹きつけるものがあります。
Stein's
坂を下りて、お昼ごはんを食べに行きます。
Stein's Richmondという、川沿いにあるドイツ料理のお店に入ります。
ドイツのビールとプレッツェル、そしてカリーブルストを注文。
プレッツェルはドイツ発祥の焼き菓子です。外は少しカリッとしていて、中はふわふわ。ビールのお供にうってつけの一品!
カリーブルストは、ソーセージをトマトソースとカレー粉で味付けしたファーストフード。非常にジャンク感が強い料理ですが、ドイツはソーセージ自体が美味しいので、なかなか癖になる味に仕上がります。
Stein'sはイギリスに在住していた頃、(別の店舗だけど)よく同僚と来ていたお気に入りのお店。今回、この居心地の良いお店を妻に紹介することができて、とても良かったです。
Kensington
the Design Museum
Richmondを後にし、Kensington(ケンジントン)にあるthe Design Museumに向かいます。
途中で地下鉄が止まったり、バスが来なかったりで、2時間ほどかけてようやく到着。
何事もなければ40分もあれば着くような距離なのですが、ロンドンの交通は日本と比べると不安定です。日本の交通機関の正確性は本当にすごいです。
the Design Museumはデザインの歴史を学ぶことができる博物館です。
1階と地下1階では有料の企画展を開いていますが、3階の常設展は無料となっています。
常設展は、Designer、Maker、Userに区分けされており、それぞれの役割に応じた品々が展示されています。
これは言い換えれば、設計(どのように発想したか)、製造(どのように造ったのか)、使用(どのように使うか)の観点で見ていくというアプローチで、大変興味深いものです。展示物にはそれぞれの視点から紡がれたストーリーがあり、デザインの偉大さを感じさせてくれます。
West Brompton
ホテルに戻って休憩。
日が暮れてきたので、近所のTesco Expressでサンドイッチ等を購入し、夕飯にします。
4日目に続きます。
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