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メディアリテラシーのお話し②

こんにちは😊
前回、「メディアリテラシーのお話し①」
を書きましたが、思いのほか長くなり…
2つに分けました🙇‍♀️
今回は後半です。

前と重なりますが、
メディアリテラシーを理解、実践すると、
このようなメリットがあります。
•情報を鵜呑みにしない。
•考える力、読み解く力がつく。
•ディスカッションに役に立つ。

(外国の人はニュースなどを使いディスカッションをよくするので、留学や海外生活などにも役に立ちます。)

メディアリテラシーって何?という方へ、
簡単に説明すると、以下のことが出来る人を
「メディアリテラシーがある人」と呼ぶそうです。
•メディアの機能を理解する
•情報が本当か嘘かを見極める(だけでなく)、
メディアの”メッセージ”を読み解く

→メディアや情報、ニュースを批判的に分析し評価する
•創造的に自己表現をする
→ディスカッションなどで、自分の意見を言う

どうやって身につけるの?という方へ、
ポイントは実践です。
今回は、
•メディアリテラシーを身につけるには
(どうやって身につけるの?)
•SNSやメディアを使う上で、注意すべきこと
を書きました🙆‍♀️
SNSやニュースを見る上で、
皆さんの役に立てば嬉しいです😊


メディアリテラシーを身につけるには

どうしたらメディアリテラシーを身につけることができるでしょうか?
メディアリテラシーを身につけるには、
まずは批判的思考、クリティカルシンキングを身につけなければいけないと私は考えます。

簡単に言うと、「なぜ」を考える力です。
テレビ、ニュース、CM、広告、SNS…
なぜこのセリフを言うのか。
なぜこのBGMを使うのか。
なぜこの人が出てるのか。
なぜこんな発言をするのか。
「なぜ」を細かく考えると、見えて来るものがあります。発信した人の本当の意図が、ゆっくり顔を出します。

また、JIMA: インターネットメディア協会のウェブサイトからこのようなものを見つけました。

メディアリテラシーや情報リテラシー教育の世界では、批判的に考える力をスキルとみなし、繰り返し練習する必要があると考えられています。
(中略)
私はそれらを日本語に訳したものを授業で使っています。前者を「だいじかな」チェック、後者を「さぎしかな」チェックと呼んでいます。もちろん学校の授業で使うことができますが、それだけではなく家族や友達同士でも活用することができます。リンク先からダウンロードしてご自由にお使い下さい。

- 坂本 旬 法政大学キャリアデザイン学部教授(図書館司書課程)

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どちらのチェックリストにも「なぜ」が入ってて、
やっぱりなぜ?と考えることは大切だと実感😊笑

「だいじかな」チェックの「だれ」のところ。
「本物の新聞記事でもまだ安心しない。その記事の情報源はなに?」という言葉が刺さりました。

また、「メディアについて考えるための5つの基本的な考え方(こげたかち)」の「こ」、「構成」のところ。
「全てのメディア•メッセージは「構成」されている。」
メディアは誰かが意図を持って作ったものだと常に頭に入れておくことが重要だと感じました。

これを実践することが重要です。
ニュースやSNSなどを見た後に、
このチェックリストを元に考えたり、調べたりする。
なぜを細かく考える。

面倒〜🙃笑
私も面倒だと思ってました🤯笑
でも、意外とこれを習慣やクセにしてしまえば、
楽にできます。そして色々見えてきます。
信用できる記事と、できない記事が見分けられたり、
悪意が見えたり、
好意が見えたり、
意図が見えたり、
裏に隠されている面白いものが見えてきます。

私もまだまだ練習中ですが、
深く考えた上で、ハッ!とする体験をすればするほど、
なんだか病みつきになります。笑


SNSやメディアを使う上で、危険なこと

1つのメディア、1人の発言を信じ切ることは、
とても危険な行為
だと考えます。

分かりやすく、オリエンタルラジオが吉本興業から独立したニュースを例に出したいと思います。

スポニチ Annex
“オリラジ、吉本興業退社の事情 契約内容で交渉 藤森は当初中田の退社知らず”
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/12/28/kiji/20201228s00041000354000c.html

FRIDAY Digital
“オリラジ中田・藤森 突然の独立会見「違和感」の理由”
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf95e016b1832a0a4164174d8e38632c4587e2b3

オリコンニュース
“オリラジ、吉本興業卒業会見 藤森慎吾「半月悩んだ」 中田敦彦は“移住”報告”
https://www.google.co.jp/amp/s/www.oricon.co.jp/news/2180671/amp/

オリエンタルラジオのお二人は自分のYouTubeチャンネルを持っており、実際の会見の様子はYouTubeで全世界に発信されています。つまり、情報源は公開されています。
(この情報源もYouTubeという媒体を使っているメディアなので、注意は必要です。しかし、ご本人2人の意見が色濃くで出るのは、お二人ご自身のチャンネルで間違いないかと判断しました。会見裏の動画も見ました。笑)

実際に情報源となるYouTubeのリンクを貼っているのは、オリコンニュースのみです。メディアによって、芸能人の印象操作されているのが分かりやすく出た例だと思います。

アメリカだと、トランプ大統領の印象操作をしているメディアもあると聞きます。

メディアを通して見るものは、100%信用しない。
その代わり、いろんな媒体を見て、信憑性を測る。
なぜ、この媒体はこんな表現をするかを考える。

そうすることにより、情報の真偽を見極め、本当のメッセージを読み解く力を養います。

SNSでも同じ

SNSでも同じことが言えます。
SNS上でバッシングされたり、コメントが荒れたり、炎上したり、自殺に追い込まれたり…

個人が発信できるようになったからこそ、このような被害が生まれてしまったんだと感じます。

発信する側は注意が必要です。
(言論の自由”freedom of speech”の本当の意味を知っていない人が多い気がします。長くなるのでここでは割愛しますが。)

受け取る側も注意が必要です。
果たして、バッシングする人、嫌なコメントする人、荒らそうとする人は、この全世界の中の何%でしょうか?
恐らく1%未満だと私は考えます。
なぜそのような発言をするのでしょうか?
恐らく、あなたの事を想っての発言ではなく、
憂さ晴らしやストレス発散だと私は思います。
そのような事をする人は、あなたのことをなんとも思ってない人です。
逆に言うと、あなたの人生にも必要のない人です。そんな人のコメントや意見は必要ない。
それを頭に入れておくことが大切です。

最後に

「個」の時代は、良くも悪くも人から影響を受けやすい時代だと感じます。SNS上では、会ったこともない人から良い影響、悪い影響を受けることになります。
そんな世の中で、メディアリテラシーとクリティカルシンキングは生きるのに欠かせないスキルになると私は感じています。

世間は狭いですが、世界は広いです。

この記事がこれからの時代を生きる方の役に立つと嬉しいです。最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊



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