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女王まりかのつれづれぐさ/第二十八回;芋虫の語源

    どーもー☀️ 女王まりかです⭐️

    今回は理科系noterさんにも、創作系noterさんにも需要がありそうな内容を用意しました😃


第二十八回;芋虫の語源


    幅広い人にウケる内容みたいな書き出しで、ゲテモノの話かよ?🤬

   と、思われた方もいらっしゃると思いますが、取り敢えず聞いてください😅

    私と友好関係にあるnoterさんである、吉岡果音さんが書かれているこちらのファンタジー小説に、こんな怪物(作中では『魔の者』と呼ばれる)が登場しました。

 それは、異様な姿だった。

 長い鎌首をもたげるように顔を出した怪物。外見といい質感といい、まるで巨大な芋虫だった。

 地上に現れた部分だけでもキアランの背丈をゆうに越しており、地中にある全身はその何倍もの長さがあるのではないかと思われた。

 大きさ以外の通常の芋虫と異なる点は、眼球、脳、胃、心臓など、器官や臓器が透けて見えていることだった。

【創作長編小説】天風の剣 第6話より


    キモっ🤮

    臓器が透けてる巨大芋虫とか、勘弁してよ!


    それはそうなんですけど…。

    なんで芋虫って言うのか、皆さんご存知ですか?    青虫は体色が語源でしょうけど、芋虫って…🤔

    ちょっと気になりませんか?
    いきなり、答を言っちゃいます😏

    芋虫とは、本来は蝶や蛾の幼虫のうち、芋の葉を主食とするもののみを指す名称です!


    芋の葉を食べるから芋虫か…😲

    だけど、芋の葉を食べる幼虫って、かなり限定されない?


   そうです。かなり限定されます😔

   本来、芋虫とは、コヤツのみを指す言葉でした。

セスジスズメの幼虫
(撮影:まりか、手:まりか姉)


   コヤツの名前は『セスジスズメ』。ところで、めっちゃ大きいですね🤢

    でも、このサイズで生後2週間くらいです。そして、生まれた時から大きいという訳ではありません。
    もの凄く成長が早く、短期間で爆発的に成長するんです。

   短期間で成長するってことは…😨



 めっちゃ食べます😱



    食べなきゃ大きくなりませんからね。

   セスジスズメの場合は、度が過ぎていると言いますか…😖
     気付いた時には、芋の葉をボロボロにされてます🤬💢💢💨

    最初のうちは小さいから気付かないんですよ😥
    で、気付いた時には、芋の葉がボロボロになってて、ドデカ芋虫がいるという状態です😭

    めっちゃ苛つきますよ😠💢

    写真の個体も、ちゃんとその後、○んで頂きました👻

    取り敢えず、とても厄介な害虫なのです。本家芋虫様は😫



    ただ、一つ救いがありまして…😅

    割と目立つカラーリングだから毒でもあるのかな…と想ったら、意外に無毒みたいです😆

    という訳で…。

    畑に生物兵器(蟷螂)を導入していたら、バンバン捕食させちゃいましょう🤓


    取り敢えず、まとめますと…。

・芋虫と呼ばれるのは、芋の葉を主食にしているから。
・元祖芋虫はセスジスズメという蛾の幼虫。
・セスジスズメは短期間で成長する都合、大量に芋の葉を食べてしまう農業害虫。
・セスジスズメに毒は無い。


    たかが芋虫、されど芋虫でした😰

 
   それから、巨大スケルトン芋虫が登場した『天風の剣』は面白いので、皆さん読みましょう!


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