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女王まりかのつれづれぐさ/第四十二回;父が出会った怪異(?)

    どうも、女王まりかです😨

    この度は、こちらのnote小説を読んである話を思い出したので、その話をします🧟


第四十二回;父が出会った怪異(?)


    先に紹介したnote小説では、主人公の会社員・勇一が冒頭で、和装の怪しい男性(幽霊みたいと表現されている)と遭遇するのですが…。


    これが、父から聞いた話に少し似てると思ったんです😲


    今を遡ること数十年前。
    父がまだ大学生の時でした。


    ある夜、父はコンビニに買い物にでも行ったのか、ちょっと学生寮の外に出たそうなんです。

    子どもの行動は制限するくせに、自分は自由に夜歩きとか、ダブスタだね😆💢💨


    往きは何事も無かったそうですが、問題は帰りでした。

    往きには見なかった人が、暗い夜道に立ち尽くしていたそうです。

    その人は成人女性。古い和服を着ていて、髪型も日本髪に結い上げていて、時代に不相応な風体をしていたと、父は語っていました。


    しかし、その風体以上に強烈な印象を与えたのは、その和装の人が持っていたもの。


    和装の人は、何か布に包んだものを、両腕で胸元に抱えていました。

    彼女が何を抱いているのか?

    近づかなくても、父は認識できたそうです。

    和装の彼女が抱いていたもの。

    それは…。


    赤ちゃんでした😨


    バッチリ和装で身を固めて、何をするでもなく、赤ちゃんを抱いて夜道に立っているだけ。

    この人は何者なんだ!?

    と疑問を抱くより先に、父は寒気を覚えたそうです。 背筋に氷水を流されるような独特な寒気を父は覚えたと、父は語っていました。


    よく解らないけど、とにかくアイツはヤバい!


    本能的にそう思った父は、来た道を走って引き返し、遠回りをして学生寮に帰ったと、話していました。


    まあ、夜道で赤ちゃん抱いてる和装の女の人を見ただけなんですけどね。


    なんで和装なの?
    なんで夜道に立ってたの?
    赤ちゃんを抱いてたのは何故?
    微動だりせず、赤ちゃん抱いて立ってるとか、不自然じゃない?


    などなど、不可解な要素が盛り沢山の怪人物だったと😨

   その和装の女性が何者だったのか、今もまだ解らないそうです😵

    生きてる人間だった可能性も、ゼロじゃないですけどね😅


    その後、父が誰か老人にこの話をしたら、その老人が、

「お前さん、見てしまったのかぁぁっ! 実は何年前、あの場所で○○✕✕~…」

みたいな話をし出した…。

    なんて後日談があったら、確実に創作です😁


    以上、季節的に怪談的な話を提供してみました😆


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