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英語多読レビュー:モンスターの世界を科学する

The Science of Monsters
レベル: 2  YL: 2.4-2.8  総語数: 6064語 WPM: 156wpm

少し前に読んだ、同じYL(読みやすさレベル)のモンスター映画の歴史という本が、まあまあ分からない単語多めなわりに面白く読めたので、こちらにも手を出したところ、前回よりぐっと難易度が上がりました。
今回は「フィクションの作品に登場するモンスター達は科学的に存在があり得るのか?」という観点でモンスターを解説していく、という話だったので、あまりなじみのない単語が多かったのかもしれません。
前回読んだ作品の記事はこちら。

基本的にどのモンスターも「科学的にはあり得ない」という結論なのですが、時々「このモンスターそのものはあり得ないけど、こういうのなら…」みたいなのもあり、興味深く読めました。

読んでいて一番印象深かったのは、ゴジラの解説のところで
「ゴジラ(GOJIRA)はアメリカで映画が公開された時、アメリカの観客のためにGODZILLAと名前がチェンジされた」と書かれていたことです。
正直、アメリカの人が、「英語だとゴジラの名前の音が違う」という認識を持っているとは思っていなかったので本当に驚きました。
まあこの作品を書いた人がモンスター強火ガチ勢だから特別なだけな可能性も高いですが。

メドューサやミノタウルスなどの神話系からゾンビまで、モンスターが色々登場するので、好きな人はきっと楽しめると思います。


シリーズ: Time for Kids Nonfiction Readers
出版社: Teacher Created Materials
著者: Timothy J. Bradley

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