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自分へのご褒美

昇格のたびに自分へのご褒美を買ってきた。

万年筆。
これはいい買い物だった。内省が趣味のひとつである自分にとって、筆が進むアイテムがあるというのは気分があがる。なんたって格好いい!

眼鏡。
これは微妙だった。ご褒美というより必要で買ったという感じだ。似合わないから普段使いするわけでもない。物はいいんだけどね。

次に昇進したらご褒美は何がいいかな…
ちょっと妄想してみる。
(とはいえ、もうこれ以上上がりたくない。責任が増えるばっかりで割に合わないし、人のマネジメントなんて本当に興味がない)

時計?
要らないな。人一倍時間にうるさい性格だと思っているが、時計なんかなくても時間は大切にできる。所有欲みたいなものも、時計には見出せない。

財布?
時計よりはアリ。最近は登山用の財布を愛用している。いい歳して、マジックテープでベリベリ開ける財布だ。流石にまともなの欲しいよね。でも、それで何を得るのかね?所詮は見栄の世界だ。

靴?
消耗品だ。革靴なんかあり得ないけど、いいスニーカーで欲しいのはいくつかある。でももってたった数年なんだよなぁ。これもご褒美というより必要なものという感じで味気ない。

冬服?
夏はどうでもいい。楽ちんでとにかく涼しきゃいい。高い服なんか要らない。でも冬服ってチープ感が露骨に出る。セーターもコートも毎冬困っている。ご褒美とは違う気もするが、必要度はかなり高い。

カメラ?
大事な趣味の一つだ。宝物のRICOH GRiiの調子が悪くなってきた。完全に壊れるまで使いたいと思っているが、その時がきたら新しいカメラがほしい。カメラなし、は考えられないし、これこそまさにご褒美だ。ただ、高いんだよなぁ。完全なる沼だし…

妻と美味しいもの食べに行きたい
結局こうなるのかな。
時計を身につけて、財布を持って、いい冬服を着て、誰とどこへ?って考えたら妻しか思い浮かばないもの。
何かの間違いで昇進したらそれは妻のおかげだし。もちろんカメラも欲しいけど。

仕事に何の情熱もない男だけれど、こんなくだらない妄想をしながら、やっていくんだろうな。

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