しがプロインターン~2021冬~
こんにちは!橋本建設の広報・企画室です。
当社は年間通して随時、学生のインターンを受け入れているのですが、今回は2022年1月~3月の期間に実施した「しがプロインターン」について書きたいと思います。
しがプロインターンとは
第5回 学生が選ぶインターンシップアワード2022で地方創生賞を受賞したそうです。おめでとうございます!
建設会社と文系の大学生
”建設業界=理系”のイメージありますよね。
実際、大学で土木の勉強をするとなると”工学部”に分類されることが多いですし、計算することも結構あるので理系の仕事ではあります。
ただ、施工管理という仕事は必ずしも理系知識だけで出来るものではありません。現場でのコミュニケーション、スケジュールの管理、臨機応変な対応力など、所謂「社会人基礎力」みたいな力の方が大事なんじゃないか、と思うくらい。
当社では文系理系かかわらずに採用をおこなっているのですが、やっぱり文系の学生は「建設会社」という社名だけで選考にすすまない選択をとる方も多いように思います。
文系出身でも全然仕事できるのに。悔しいですね…。
エリアとテーマでマッチング
しがプロインターンは先にも述べた通り、会社で選ぶのではなくエリアとテーマから学生と企業のマッチングをしていただきます。
当社に来ることになった学生は2名とも文系の女子。
おそらく普通に就活をしていたら建設会社という名前には目も暮れなかったであろう2人が参加することになっただけで、マッチングすごい!と思えます。
ちなみに当社が出したテーマは「社内活性」。
当社は現場が滋賀県内に多数あり、社員の多くが本社ではなく現場に直行直帰をするため、顔を合わせる機会が多くありません。
コロナの影響もあって社外での交流の場もあまり持てず、話す機会がどうしても少なくなっているのをどうにかできないか、と思っていました。
特に当時新卒1年目だった私自身が、ほかの社員さんの話を聴く機会があまりなかったことに課題を感じていたため、このテーマを選びました。
インタビューで会社の人を知る
インターンで主にしたことは、社員へのインタビューです。
インターンの一番魅力は、実際に働いている人と会えることだと思っています。うちの会社はこんな特徴があるとか、どんな人がいるとか、どれだけ説明してもその社員と話して感じとるものには勝らない。百聞は一見に如かずです。
このインタビューを通して、学生には実際に働いている人の声を聴いて会社の雰囲気を感じとってもらえるのですが、実は会社にとっても良い効果があると思っています。
普段働いているなかで、自分がどんな気持ちで働いているとかあまり人に話す機会ってないと思うのです。それを学生からのインタビューという機会で質問されることで、社員さんが普段話さないような仕事への想いを発信することができます。
弊社ではそのインタビュー記事を、社内報として社員全員にメールで送りました。このインターンのテーマが「社内活性」となっているのですが、社内報で普段あまり話を聞く機会のない社員の声を社内報で知ることで、社内全体のモチベーションアップにもつながればと思っています。
キャリア形成に役立つインターンをするために
インターンで社員インタビューを取り入れる上で大事にしていることがあります。それは、本当に学生が聞きたいことを聞けるようにすること。決められた項目をただ聞くよりも、本気で学生が必要としている情報や気持ちを引き出せるようなワークを意識しています。
そのために、5日間のプログラムのうち前半の2日間をインタビュー準備の時間にしています。1日目は事前知識として会社や仕事のことを知ってもらい、自分のキャリアを考える上で足りない知識や考え方を見つめ直す時間をつくり、どんな社員に何を聞きたいか、を考えます。そして、聞きたいことを社員から引き出すためにどんな聞き方をすれば良いのか、インタビューの準備や練習を2日目に行います。
3日目に準備万端の状態でインタビューを行い、忘れないうちに聞いたことをまとめます。ここでは、より分かりやすく伝えること、話を聞いて学生が感じたことを入れ込むことを意識した文章を書けるようにサポートします。
しがプロインターンでは、最終日に最終報告のプレゼン発表をすることが決まっています。4日目は分かりやすいプレゼン資料の作り方や、デザイン等も教えながら、今後どこかで必ず役に立つプレゼンの練習ができます。
今後のしがプロインターンでお待ちしています
しがプロインターンは毎年夏・冬に開催しています。当社以外も、滋賀の魅力ある企業がたくさん参加しているプログラムなので、ぜひ応募してみてください!
就活生はもちろん、これから進路を考える大学1,2年生にもおすすめです!
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