第20回目 転職の面接対策
こんにちは!
こちらの記事は転職活動中の方に向けての内容になります。
転職活動で1番苦戦するところ
そうです
面接です
得意な人もいれば苦手意識の方もいると思います。
ただ、前提として面接とはマッチングの場なのでどれだけ優秀でも企業とマッチングしなければ内定は出ないものです。
しかし準備として『自分はこんな人材です!!』と言い切れる自分の説明ををいかに用意出来るかが肝になって来ます。
そこで今回は具体的に活用できる準備の仕方やマインド面も含めてお伝えしていきます。
本来であれば既存サービスである転職エージェントがこのような内容をお伝えすることができれば理想だと思います。
ただ、転職エージェントの実態として担当者の当たりハズレはあるかもしれませんがビジネスモデルとして企業側に寄っていたり、営業マンとしての売上重視であったり、月50〜100程の面談数から一人一人に寄り添って対応するほどの時間も取れないことが実態としてあります。
これは転職エージェントが良い、悪いという話ではなくビジネスモデル的に仕方ない事だと思います。
また、その解決策として『企業とのマッチングサービス』『スカウト型のプラットフォーム』など出て来ておりますが『ハイクラス層向け』でもあり全員が活用しきれない課題感もあります。
しかしながら人材紹介業のモデルは市場規模も大きく転職も当たり前になって来ている時代背景から業界自体変わる必要性がないのも現実です。
そして転職が当たり前になって来たが故に新しい課題として『ジョブホッパーの増加』があると言えます。
ジョブホッパーとは転職を繰り返し続けてしまう方のことです。
簡単に転職ができるようになったのでビジネス観点でみると転職市場の規模が拡大しつつある業界です。
反面に転職しやすいからこそ自分の理想な環境を追い求めてしまい悩む人も増えていますし『転職すべきかどうか??』で悩んでしまうこともあるでしょう。
実際に転職回数が多くてもキャリアップしていけば良いのですがデメリットとしても市場価値が上がりにくかったり面接で不利になってしますこともあります。
このような背景がある中で転職活動の正しい努力をすることが大切だと思い今回を記事を書いてます。
ただ、1番に大事なのは自分に合った準備と自分にしかできない転職活動にすることです!!
<参考記事>
そしてその準備の仕方について今回はまとめました。
では内容に関してはこちらこらどうぞ!!!!
前提マインド
まずマインド面として面接がどのような場なのか考えてみましょう。
私が思う面接の場とは『自分がお願いして用意してもらった商談の場』だと考えます。
重要な視点は『商談である』と言うことです。
自分が営業マンでもあり自分は商品になります。
そして企業が自分を買ってくれるかどうかの勝負です。
営業の場でも営業マンが話したいことを一方的に伝えるだけでは失注になってしまうでしょう。
自分という商品を磨き上げるのも大切ですが面接の場においても必ず相手のニーズがあります。
つまり企業が求める『人物像』というものです。
その背景としては『事業を拡大させたい』『マネジメント層が欲しい』『バックオフィスのサポート役が欲しい』などニーズは様々だと思います。
このことから『面接で聞かれたことをただ答える』ではNGマインドです。
質問される為に面接があるわけではありません。
常に自分という商品を売り込むというアンテナ持ち面接に挑んで欲しいです。
そして企業が求める人物像と自分がマッチしているという接点を伝える場として認識して下さい。
転職ストーリー
まず初めになぜ転職を考えてたのか言語化していきましょう。
その際に重要なのが『一貫性』を持たせることです。
ここでは転職ストーリーと呼びましょう。
これは自分の為にもなりかつ面接の場でも話せる内容になります。
表現を変えると転職をする納得性とも呼べます。
そして転職ストーリーにおいて大切なのがポジティブな理由を見つけましょう。
転職理由の例題として
これらが本音の理由としてあった際に見方を変えればこんな風に転換することもできます。
さらに深ぼると
このように『きっかけ』→『目的』→『目標』のように一貫性を持ちまとめていきましょう。
これを明確に持つことができれば今回の転職をする目的と転職をして何を得たいのか言語化できるので『転職軸』がはっきりします。
面接の場でも決まり文句のように
『今回は転職理由はなんですか?』と聞かれます。
その際に『現職の事業に共感できなくなった』のような理由だけで終わってしまうと愚痴にように聞こえてしまい見せ方が勿体無いです。
面接官目線でも『課題があるから転職活動をしている』という点は前提理解しているので不満だけで終わらせないのが重要なポイントです。
『転職理由は?』をそのまま捉えることなく
『何が望み?』と聞かれていると捉え、叶えたいものに対してストーリー性を持って伝えれるように自己分析しましょう。
企業研究
転職活動において企業が選ぶ立場であると同様に自分も企業を選ぶ立場にあると認識ましょう。
お互いに対等であると考えますので選ばれることも大事ですが選ぶべき相手なのかどうかを見極める為にも企業研究が必要です。
『転職活動は恋愛と同じ』という例えがありますが個人的に恋愛は直感もあるのでこの例えとしてはしっくり来ていないのが正直な気持ちです(笑)
なのでもっと身近な例として『飲食店のお店選び』に例えて考えてみましょう。
もし旅行先で『美味しいご飯を食べたい』と思ったらどんなお店があるのかリサーチしますよね。
きっと感情としては『失敗したくない』『せっかくなら良いお店が良い』こんな風に思うのではないでしょうか。
話は戻りますがせっかく新しい会社で勤めるなら自分に合っている企業の方が良いですよね!
もしそんな思いでれば企業研究をしましょう。
この7つはメインとして押さえイメージの中で一度働いている自分を想像してみて下さい。
良いイメージを持つことができれば面接してみる価値はありますし、転職ストーリーから相反する内容が多ければミスマッチするかもしれません。
さらに企業を見極める際に『会社のフェーズ』を見て下さい。
会社には一般的に4つのフェーズがあると言われてます。
フェーズごとに特徴をまとめましたがどのフェーズにもメリットとデメリットが存在します。
転職軸に合わせて『自分がどんな環境を求めるか』によって業界選びだけでなく会社のフェーズ選びも重要です。
例えばですが『アパレル業界で働きたい』と思い好きなブランドだけで選ぶのは危険です。
仮に女性であれば
『もう安定したい』『出産も考えるので福利厚生も大事』
このような軸であれば<③安定期>以降のフェーズで選ぶのが良いでしょう。
逆に『ビジネスマンとして成長したい』『将来独立もしたい』と考えるのであればリスクを取ってでも<①創業期>のフェーズを狙って会社選びするものいいですね。
このように『会社フェーズ』✖️『自分の理想』=『マッチング』と捉え企業分析をすると入社後のミスマッチを防ぐことができます。
志望動機
さあ、ここまで来たら
『転職軸』・『企業分析』を終えている状態になります。
エントリーを始めて応募した企業の志望動機を考えるタイミングになります。
ちなみにですが企業にエントリーする際の職務経歴書などは転職エージェントに手伝って作成してもらうのをお勧めします!!
手伝ってもらったからと言って絶対的にエージェント経由で転職しなければいけない訳ではないので最終的にエージェントを頼るか、書類作成だけ手伝ってもらい自己応募にするかは選択してもらってOKです!
志望動機として考えるべき内容は2点あります。
①『仕事軸』
②『会社軸』
なぜこの2つを考えるべきか。
はっきり言って自分の理想とまるっきり重なり合っている会社を見つけるのは非常に難しいです。というかほぼないと思った方がいいです。
なぜならば会社と言えども人が作った組織です。
その会社の代表が作ってます。
その会社の代表と100%考えや思考が一緒になる方が奇跡に近いです。
なので少しでも重なり合うとこを探しましょう。
※イメージはこんな感じです。
<①仕事軸について>
ここで考えるべき内容は
『自分の目指したい将来の姿』
『自分の経験が活かせる内容』
この2点を絶対的に抑えて下さい。
<②会社軸について>
『事業内容への共感』
『将来ビションへの共感』
『会社風土の理解』
仕事軸をもとに会社軸に重なり合っている内容を志望動機として伝えましょう。
もちろんこれは自分の為にもなります。
重なり合っている部分に『納得性』を持ち『自分ごと』として捉えられるようになります。
例えばの例ですが
フットネストレーナーになりたいとした時に
このように『手段と目的』においてマッチしている部分を見つけ志望動機として伝えるようにしましょう。
面接官にとしても良いイメージが持てますし自分にとっても『内定を獲得することが目的』にならず『本当に入社したい理由』が見つかります。
ここで重なり合う部分が見つからないのであれば応募する必要がないですし重なり合う部分が多ければ多いほどマッチングの精度も高いと言えます。
是非ともどっちかに偏ることなく
『仕事軸』と『会社軸』の両方で本当の志望動機を見つけて下さい
面接練習
転職活動の山場になってくるのが実際の面接です。
練習は必ず行って下さい!!
というのも人間は自己認知が難しい動物です。
客観的に見た時に始めて気づくものが多いです。
そこでスマホで録画して面接練習をした内容を見て振り替えりをして改善していきましょう。
見るべきポイントは3つです。
<①話が長くないか>
自分で話していると感覚的必死になってしますものです。冷静になり客観視してみると喋りすぎてしまい何を伝えたいのかわからない状態になってしまします。
ここでは一度自分で自分を見直し、主観的でも良いのでダラダラと話してないか確認しましょう。
人事は面接のプロです。たくさんの人と話しているので話がわかりやすいかどうかを日々感じています。
もし自分から見て話が長いようであれば
①端的に答える
②聞かれた質問に対してだけ答える
以上の2点を意識して下さい。
<②エピソードがわかりやすいか>
話の構成として次の内容を抑えて下さい。
全てこのフォーマットで大丈夫です。
もし話がわかりにくいと感じたら内容を見直すのではなく話す構成を見直して下さい。
このフォーマットは当て込めばどんな話でもわかりやすく相手に届けることができます。
<③つなぎの言葉の癖はないか>
これは無意識の領域で発してしまっていることが多いです。
正直面接で大きな影響がある訳ではないが印象面を植え付けてします可能性があります。
話の内容とは別になりますが人対人なので相手への印象面もかなり需要になってきます。
カルチャーマッチや社員と雰囲気が合うかどうかも見ている要素になりますのでマイナス要因につながりそうな『つなぎ言葉の癖』があれば意識的に言わないように気をつけましょう。
最後に
今回の記事を読んでくださりありがとうございます。
今回の情報をもとに実際に行動に移してまで価値になります。
ただ、転職活動は非常に大変な活動ですよね。
現職を続けながらの活動になると時間も取れず疲弊した状態での期間も生まれてしまうと思います。
ですが転職活動は闇雲にただ頑張るだけでなく『正しい努力』をもって頑張ることが重要です。
今回の内容をきっかけに少しでも納得のできる転職活動になることを願ってます!!!
人生を決める大切な決断になると思いますので最後まで諦めず自分に自信をもって活動を進めて下さい!!
きっとあなたに合う会社はあるはずなので勝手ながら転職活動応援しております!!
今回の記事はいかがでしたでしょうか? もしサポート頂けましたら自己投資に繋げさらに有益な記事を書いて還元します!!『誰かの何かの役に立つ為に』