【完全攻略】採用関係者以外は絶対知らない転職支援サービスの裏側②転職サイト
こんにちは。れっしー(@ressy_career)です🍀
今回のnoteはシリーズ化でお届けする
【完全攻略】採用関係者以外は絶対知らない転職支援サービスの裏側
第二弾!!
これまでに
採用コンサル、人材紹介、IT人事の経験から
・100社以上の採用支援
・1,500人以上の求職者と面談
・自社で250人以上の採用実績
を持つ私が人材サービスの裏側をバシバシ切っていきます!
下記URLでX(Twitter)にて発信していますので、
まだご覧いただけていない方は一度お越しください😊
https://twitter.com/ressy_career
どんな人間か興味を持っていただけましたら
自己紹介noteもご覧くださいね😁🍀
第一弾をまだ読んでない方はコチラ👇👇👇
1.はじめに(再掲)
1)ビジネスモデルを知る重要性
第一弾のハローワーク編でもお伝えしたので、
既にご覧になった方は読み飛ばしてOKです。
シリーズ化の中でこのnoteを初めてご覧いただいた方には
改めてお伝えします。
転職サービスに限らず、必ず意識してほしいのはビジネスモデル。
お金💰の流れです。
誰がお金を出して、誰が得する流れになっているのか。
営利目的のサービスは必ず誰かが得するために情報が操作されています。
転職支援サービスは基本的に利用者が無料で使えることが多いですが、
無料で使えるということはすべて旨い話なわけがない!
と思って使った方が無難です。
この記事も無料で有益な情報を届けていますが、
いつかは有料になってしまうかも…
現時点では私の信頼度を上げるために無料としておりますので、
今のうちに有益な情報を仕入れてくださいね😆
今回は転職サイト編。
なお、世の中にある主な転職支援サービスは次の6つ。
1.ハローワーク(公共職業安定所)
2.転職サイト
3.転職エージェント
4.転職スカウト
5.リファラル
6.口コミサイト
ひとつひとつ丁寧にお伝えしていきますので
今のうちに私のnoteをフォローしておいてください!
2)本記事を読んでいただきたい方
次に当てはまる方は、しっかりと記事を読んでください。
必ずあなたの役に立つ情報です。
初めての転職活動を考えている方
20代~30代前半の方
転職について何から調べたらいいかわからない方
転職に失敗したことがある方
年収が400~700万円の方
人材業界について知りたい方
ちなみに転職には売り時があります。
つまり世の中のニーズが高まりやすい時ですね。
スキルや業種、職種などによっても異なりますが、
基本的には若い方が転職は成功しやすいです。
また転職は生涯で平均3~4回すると言われていますから
若いうちに情報を仕入れて転職をうまく進めるコツを知っておけば
転職するたびに好条件・高年収が獲得できるというわけ。
今すぐ転職を考えていなくても、若いうちから情報に触れておくと後々優位に立てます。
さて、それでは本編に入っていきましょう。
2.転職サイトの利用価値とは?
結論から言います。
「年収UPや好条件を目指すなら転職サイトで応募はすべきでない」
理由は
「転職サイト経由の応募では優良企業に入社できないから」
なぜそうなるのか、またビジネスモデルで紐解いていきましょう。
転職サイトは
・求人募集をしたい【企業】が【掲載料】を支払い、
・求人情報が欲しい【求職者】が【無料】で情報を見られる
サービスです。
求職者は個人情報の登録をすれば求人先の企業に応募したり
登録情報を元にしたスカウトメールを受け取ることが出来ます。
掲載企業は多くの場合は4週間程度から掲載することができ、
情報掲載料の多さ(写真の点数や追加記事)や、検索順位の上位表示などによって料金プランが異なります。
ボリュームディスカウントや優良企業への割引もありますが、
大体4週間の掲載で30万~200万程度が相場です。
このくらいの費用は採用活動費としては当たり前ですが、
一般的に見ると高い!と感じる人もいるかも知れませんね。
実際、中小企業だとこれだけのお金を出すのも一苦労だったりします。
ただし、一度の掲載でたくさんの方が採用出来れば一人当たりの採用単価は下がるというメリットも。
仮に200万円出しても4人採用出来れば1人当たりの採用単価は50万円と格安です。
では掲載企業、人材サービス提供者、求職者、それぞれの目線でもう少し深堀していきましょう。
1)掲載企業の視点
はっきり言ってリスクが高い採用手法です。
理由は、お金を支払っても必ず採用が出来るわけではないから。
これは無形商材の怖いところなのですが、
効果が保証されているわけではありません。
実際、掲載されても閲覧こそあるが応募はゼロ、
なんてことも全然あります。
応募があったとしても、内定辞退されて入社に至らなければ、
それまでにかかった面接や説明の工数もすべて無駄になるわけですから
余計に痛手となるわけです。
そのため、転職サイトを使う場合は
【優秀で、他の企業と競合したら採用できない可能性がある人】を採用するのではなく、
【仕事に困っていて、内定を出したら入社してくれる人】を採用する方が成果を出しやすいのです。
転職サイトでは優秀な方が採用ができるわけではない、ということお伝えしましたが、優良企業が募集をすればたくさんの応募者が集まって、優秀な人を採用出来ることもあるでしょう。
でも優良企業は転職サイトをあまり使いたがりません。
それはなぜか。
ハローワークの回でお伝えしたとおり、
たくさんの人が集まりすぎると選考の手間がかかりすぎるため、
面倒だからです。
ハローワークの回はこちら👇
そうです。大手企業、優良企業も掲載はしています。
ただし、下記のどれかのパターンになる場合がほとんどです。
(1)登録レジュメ情報でばっさばさ不合格
(2)RPO(採用代行)を利用している
(3)他の転職支援サービスに流す
(1)は最もよくあるパターン。
利用者は転職サイトに登録する際に職務経歴を登録させられます。
面倒なのでほとんどの方が適当に書くか、未記入だったりします。
この情報を見ながら一次スクリーニングをするため、
本当にしっかり書いている人か、よほど不人気な募集でないと合格しません。
(2)RPOを利用している場合、一次スクリーニングは採用代行業者が行います。
一定の基準を設けて、バサバサと落としていきますので人事担当者が見てさえいないことがほとんど。
応募方法の欄にこうやって書いてあるのはそう言うこと。
(3)他の転職支援サービスに流す
これが一番【闇】を感じるやり方。
求職者のメリットより企業(求人企業と人材会社の双方)のメリットだけを考えているなと思えてします。
このツイートを見てください。
どういうことかというと、
転職サイトで応募した方は、人材紹介サービスに登録して、そこから応募を受け付けます
ということです。
なぜこのようなまどろっこしいことをするのか。
人材紹介会社が裏側で用意しているビジネスモデルを見ながら解説しましょう。
2)人材サービス提供者の視点
大手の人材サービス提供者はほぼ間違いなく転職サイトと人材紹介、両方のサービスを持っています。
登録が多いのは転職サイト。
まずは情報を閲覧するだけなど、手軽にサービスを利用したい方が多いからです。
人材紹介会社はテレビCMやWEB広告などの手法で登録を集めますが、今すぐ転職をしたい方以外はなかなか登録に移ってくれないのが悩みです。
そんなとき、転職サイトで優良企業の掲載を見て、
お!これ応募したい!!
と思った方が実際に動こうとした際に先ほどの話が出てくるのです。
実はこの掲載は無料
人材紹介会社の登録数増加に繋がる
選考の一次スクリーニングは紹介会社が担当するので企業の工数負担なし
人材紹介経由で入社が決まれば掲載企業から人材紹介会社に費用発生
つまりはこの広告、人材紹介会社が一番メリットを受けるんですよ。
無料で新規会員登録が集められて、
その方の入社が決まったら紹介料ももらえるわけ。
サービス提供側にかかるのは掲載の手間と初期スクリーニングだけ。
ちなみに、登録さえさせてしまえばこの掲載企業に紹介せずとも
他の企業に紹介したって紹介手数料はもらえるわけです。
これは有名企業の名前で【商品を購入】して、他社に【転売】するのと同じ流れになってるんです。
ほらね。優良企業には入社できないでしょ?
3)求職者の視点
ここまでで大体わかったと思いますが、
転職サイトで優良企業に入れる可能性は非常に低いです。
それどころか人材サービス提供側のいいように使われて
思いがけず最初に思ってもいない会社に転職させられかねません。
人材紹介会社側の【闇】はまた別のnoteで語りますが、
人材サービス全体としての見えない部分は上記でわかっていただけたのではないでしょうか。
ただし、転職サイトが全く使えないわけではありません。
情報源としては綺麗にまとまっていますし、どのような会社なのかをざっくり把握することだけなら読む価値はあります。
でもあくまで広告であることは忘れずに。
きれいなごく一部を切り取って掲載しているだけですからね。
3.最後に
このように、知らないと損する人材サービスの裏側を赤裸々にお伝えしていきます。
次は皆さんお待ちかね、人材紹介サービスについて記載します。
私は人材紹介会社でいろんな闇を見てきましたのでこれは一番赤裸々に語りたいと思います。
もっと知りたい!という方は
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それではまた別の記事で。
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