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パケ買いとブックカバーと本と

本を買う時があります。
ネットで、本屋で、古本屋で、ふとした拍子に好みの作品を見つけて、うきうきした気分で購入して、自分の部屋でページを捲る時を楽しみに家路を急ぐときのあの高揚感が好きで、昨日、僕はそんな気持ちで本を買いました。昔働いていた古本屋で買いました。

購入したのは太宰治の『人間失格』と『女生徒』の2冊です。
太宰治は文体の印象の暗さもさることながら、たまにクスッと笑わせに来てくれるユーモアのセンスがあって、僕の憧れの小説家の一人です。

『走れメロス』『畜犬談』『斜陽』など、好きな作品はたくさんありますが、『人間失格』にはまだ手をつけていませんでした。

前から気になっていた『女生徒』。『斜陽』に次ぐ太宰治の表題的作品、『人間失格』。今回、太宰文学の理解を深めたいと思い、そろそろ読んでみようと思い2冊まとめて購入しました。

何より気に入っているのは、ブックカバーにプリントされたデザインです。『女生徒』には、綺麗な女の子の絵、『人間失格』は鮮やかな単色のショッキングピンクでシンプルにまとまっています。
特に『人間失格』のブックカバーはお気に入りで、視線を釘付けにするような、刺すような色一色で、不必要な装飾は何も必要としないところがとても気に入っています。今から読むのがとても楽しみです。

また、気に入りの本を購入したときは保護のために透明なシールタイプのブックカバーを貼るようにしています。(以下画像)

図書館にあるような透明なブックカバー

図書館に置いてあるような、一冊一冊がカバーにぴったり覆われているのは、みてて壮観というか、本に対して優しい気がします。本にぴったり張り付いているので、息苦しさは少しありますが、守られてる感じがします。ふとした拍子にブックカバーと本の本体が分離してしまうこともありません。
本なんて読めれば気にしない、と仰る方もいるでしょうが、僕は、ブックカバーのデザインも含めて本を愛でたいです。
今回はいい本に出会えてよかったです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
あなたにお気に入りの本はありますか?
よろしければ、コメントで教えてくださいね。

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