居心地の悪い実家

※これは過去に書いたnoteのアーカイブです。 

実家に帰省した。本当に居心地が悪い。理由は父親の機嫌を取るために父と母の間に入って気を遣わないといけないから。因みに私は毎年実家に帰ったあと体調を崩すか、爆発してパニック発作を起こす。これで最後の帰省だと思って今回は帰ってきた。
 私の父は典型的なモラ夫。九州育ちの長男で何でもかんでも周りがやってくれてると思っている。朝食も自分で作らないし私が作った。年賀ハガキも母に準備してもらっている。紅白歌合戦を家族で見ている時も「なんで韓国人がいるんだ!」とか「こいつはバカ高校出身だ」とか「あいつはかつてただのヤンキーだった」とコンプレックスを拗れに拗らせて相手を見下す発言しかしない。しかも「紅白のここがダメ」やら「この曲のどこがいいんだ。何言ってるかわからん。」とずっと文句を行っている。楽しい雰囲気を壊して、上から目線でモノをいい馬鹿にする態度が許せない。それを正そうと注意をするとすぐにキレれて大声を出す。とても自己中心的。私は父親のことを典型的な発達障害だと思っている。彼は人の気持ちが分からないし、普通に家族のパーソナルスペースに踏み入っては荒らして帰る。家父長制的で所有者意識が高い。自分の稼いだお金で買った家だから、人の部屋に勝手に入っていいと思っている点や、自分が学費を出してあげているから子供は絶対的に文句を言えない点とか非常に腹が立つ。自分が絶対的権力を持っていると思っている。きっと私は彼にとっては子供ではなく所有物なんだろう。何年か前に父と2人で暮らしていたのだが、神経質で過敏な父に干渉され、東縛されて過ごしてきたので本当に辛かった。私を厳重に管理して門限も厳しく、逐一連絡をしなければならなかった。勝手に私の部屋に入って机の引き出しを漁られることもあった。1番タチが悪いのは、外面だけは良く、外部から見てもなんの問題もない人に見えることだ。小心者だから自分より上の人には怒鳴らないし、見知らぬ他人にも不機嫌をばら撒かない。だから、昔から自分より下にいる妻や子供に横柄な態度を取る。だから実家にはもう帰りたくない。
 加えて母が父親の扱いに苦労していることからその愚痴を聞かされることがストレスだ。私にかけて貰いたい言葉が見え見えでしんどい。私は母のカウンセラーでもないし、夫役でもないからやめてほしい。なぜ男は家事を手伝わないのだろうか、実家に帰省しなくてもいいのだろうか。こんな風景を見ていると絶対に結婚はしたくないと思うし、地方になんか帰りたくないと思う。我慢ばかりは嫌だ。2024年は「家族」とか「共同体」に縛られずに生いきたい。

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