昔ながらの健康食に徹する健やかばあちゃん

<シネマでTOLK&本deコミュニケーション⑱>

20代のころからジンマシンに悩まされている。
移住した石川県で専門医から言われたが、ジンマシンは原因がわからないらしい。大阪でアチコチの医院へ行ったが、どの医師からも原因や根本治療について聞いたことがない。ひたすら薬を渡され飲んだりぬったりするだけ。
私の場合なにを食べたら必ずジンマシンが出るというわけでもないので、避ける食材がわからなくて何でも食べている(肉を食べない話は前回書いた)。

能登から加賀地方へ再移転した2018年、毎日ジンマシンが出るようになり、薬局で買い続けたり、知人が滋賀県の治療院へ連れて行ってくれたり、漢方薬を試してみたり……したが一向に完治しないので、金沢市内総合病院の皮膚科へ行き、飲み薬を受け取って1年間毎日飲み続けた。

1年後ジンマシンは出なくなり喜んだが、昨年からまた時々出る。病院へは行かず薬局で買っているが、先週の或る夜、かゆくて眠れなかった。
薬を飲んでもすぐには効かない。眠れないので、起きて、若杉友子さんの『アトピー・アレルギーの話』(WAVE出版2014年第1版第1刷発行)と『食べ物がからだを変える!人生を変える!!』(株式会社五月書房新社2018年弟1刷発行)を再読した。

赤線を引いてある個所から抜粋………
・一汁一菜の食事を続けていると、自然とよくなる。
 ごはんと味噌汁、ほんのちょっとのおかずがあれば十分。
 (徹底はできないが、できるだけ一汁一菜を実践する)
・一汁一菜でたんぱく質も脂肪もカルシウムも、からだでつくられる。
・アレルギー症状のある子どもは低体温の場合が多い。血が悪いから体温が
 低い。一汁一菜で血をよくして体温を上げていくといいんだよ。
 (私も起床時は低体温)
・野菜は皮ごと料理に使ったほうがいい。葉も筋も。
 (皮を使うようにしている。近頃ミカンの皮にハマっている)
・安全安心な野菜であること。心配な場合は竹炭入りの水でよく洗う。
 (無農薬栽培している農家から定期購入しているがスーパーでも買っている
 ので竹炭を手に入れたい)
・玄米は食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富。無農薬・無化学肥料のもの
 を選ぶこと。
 (玄米を食べることにする。精米機が欲しい)
・味噌汁はからだを温め血中コレステロールを掃除して血管を若返らせる。
 味噌に含まれる酵素は消化吸収を助け解毒や殺菌の作用もあるし便秘も解
 消する。
   (ほぼ毎日味噌汁を飲んでいる。味噌は良質かどうかは?)
・昆布でだしをとった味噌汁を毎日飲んでちょうだいね。
 (北海道の昆布を取り寄せた)
・便利で簡単・手軽なものばかり食べていると、からだが悲鳴をあげる。
・アレルギー症状は排毒現象、からだが悪いものを外に出しているの。
 通常の排泄ルートでは出せない体内毒を必死で外に出そうと頑張ってい
 る。強いからだをつくって不要なものをどんどん外に出していくこと。
 (体のなかの悪いものを排出してくれていると考えると痒みは半減した)
・ステロイド剤はその場しのぎで根本的な解決にはならない。
 (塩やアロエを使うようにしている)
・「症状を抑える」という考え方は危険。
・食べすぎない、よく噛むこと。
 (1日2食だが1回の食事量が多いかも)
・アレルギーの原因物質は食肉に多く含まれるたんぱく質群と卵、牛乳、小
 麦など洋風化した食事。お米や根菜、海藻などを食べてきた日本人は消化
 酵素の分泌も腸の長さも欧米人とは違う。
    (小麦を食べないようにしている。パンは米粉パン専門店で買っている)
・たんぱく質過剰、植物性の油や動物性脂肪の摂りすぎも大きな原因。余剰
 油は酸化してかゆみや湿疹をつくる。
・アトピー・アレルギー症状のあるときは揚げものや炒めものはやめる。基
 本は「煮る」「蒸す」「焼く」のシンプル料理がいいんだよ。
 (私はフライパン料理が多い。煮る・蒸す・焼くを増やす)
・製造方法や鮮度など油の質にも目を向けてほしい。ばあちゃんが使ってい
 るのは良質のごま油。
    (ごま油とオリーブオイルを使っているがスーパーで安い物を買っているの
 が問題)
・在来の野菜の味を知るとF1種の野菜はまずくて食べられないよ。最近の野
 菜より野草のほうがずっとパワーがある。
・野草は浄血、抗菌、殺菌、解熱など高い働きをもつうえ栄養価も高い。
 (野草のことは知らないが今春はヨモギを摘んで干して浴槽に入れたい)
・砂糖は百害あって一利なし。
 (コーヒーに砂糖を入れるのが気になっているので無農薬米飴を注文した)
・牛乳は牛の血液からできる子牛の飲みもの。人間に必要なたんぱく質とは
 違ってうまく消化できない。
 (コーヒーに牛乳を入れていたが豆乳に替えた)
・ぜひ知っておいてもらいたいのが食の「陰陽」。人間のからだにも陰陽が
 ある。
・砂糖や化学物質の入ったものは極陰。動物性食品は極陽。やっかいなこと
 に極陽のものを食べると極陰のものが食べたくなる。一汁一菜は陰陽のど
 ちらにも偏らない中庸の位置にあるから、からだが安定して生命力と自然
 治癒力を発揮できる。
 (自然食品店に行ってみる。家計的事情で徹することはできないが、できる
 だけ良質食品を手に入れたい)
・昔はアトピー・アレルギーの子どもがいなかったのは、低タンパク質・低
 脂肪・低栄養の、日本古来の食事だったから。
 これほどアレルギーの子どもが増加したのは、年々不自然になってしまっ
 ているということ。「食を見直して悔い改めなさい」と警鐘をならしてい
 るんです。

2 冊の内容をまとめるつもりだったが『アトピー・アレルギーの話』の 1 冊だけで長くなったので1冊は割愛する。
他にも家に在る本からアレルギーや食に関する著書を探して、再読を続けている。

再び皮膚科へ行く前に、食事を工夫・改善・努力してみることにした。
以前に読んだ本なのに、本気度がアップしたからだろう、私なりに先週から食事療法を開始している。
(めっちゃ長文になりました。すみません)




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