【ケアマネ試験頻出項目】パーキンソン病についての詳細解説
こんにちわ、momoです。
今日はパーキンソン病について、主にケアマネ試験で問われる箇所を中心にポイントを解説していきたいと思います。
【パーキンソン病の概要】
・脳の神経細胞細胞が変性や消失することによって起こる疾患であること
・50〜60代により多く発症すること
・徐々に進行して自律神経症状(起立性低血圧、排尿障害等)や神経症状(認知症や治療薬の副作用による幻覚、妄想等)が起きること
・介護保険の特定疾病に指定されていること
【パーキンソン病の四大運動症状】
・振戦:身体の震え
・筋固縮:ガクガクした動きになる(歯車現象)
・無動:動きが鈍くなり表情がなくなる(仮面様顔貌)
・姿勢:歩行障害:歩行開始時の初めの一歩が踏み出せず、転倒のリスクが高まる
【パーキンソン病の重症度分類:ホーエン&ヤール重症度分析と生活機能障害度】
・ホーエン&ヤールの重症度分析:ステージ1からステージ5まであり、数値が上がるほど重度になる
・生活機能障害度:1度から3度まであり、数値が上がるほど重度になる
・ホーエン&ヤールで3以上かつ生活機能障害度2以上で指定難病となり、医療保険の適用となる
パーキンソン病のまとめ
いかがでしたでしょうか。
パーキンソン病は試験問題でも頻出の項目となっており、詳細な項目まで問われることもあります。
パーキンソン病は神経細胞の変性によって、排尿障害等の自律神経症状や、幻覚や妄想等の神経症状が起こること
特徴的な四大運動症状として、①振戦②筋固縮③無動④姿勢歩行障害があること
臨床的な重症度分析として、ホーエン&ヤールの重症度分類、生活機能障害度の分類があること
上記の3つを主なポイント項目として抑えておきましょう。
では、次回の解説でまたお会いしましょう。
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