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だって家族だもん

家族のことは好きですか?私はきらいだと思うことがあります。だけど大好きです。大切です。独り身なので家族といえば生まれ育った家族のことを指します。

先日の金曜ロードショー観ましたか?
『コーダ あいのうた』よかったですね。
家族の物語です。
なかでも好きだったのが歌です。


「両側から上から下から眺めて
愛や人生についてわかったような気でいたのに

それは幻想で実際は愛のことも
人生のことも全然わかってない。

わかったと思ってる(思ってた)ことは
全部雲みたいに姿形が定まってない幻想みたいなもの」 みたいな歌。(おい)


すごく良くて、
そうだよなーって。



愛とは、
人生とは。

わかりたくていくつもの本を読んで
わたしなりの定義をつくったつもりでいたのに
落とし穴に落ちたよう
なにもかもわからなくなることがあります。

それで今日みたいに家族がきらい、と言ってみたりもします。

わからなくて良いんですね。
雲みたいに定まってないものらしいです。

わかったとおもったら
また落とし穴に落とされることになるんでしょう。



母は妹といさかいがあっても
「だいじょうぶ。親子だもん」と言います。

傲慢にも思えることばに
わたしはたっぷりの愛をかんじます。

根拠があるような、ないような。
わけのわからない自信たっぷりの言い方に
笑いそうになるのをこらえますが

きっと彼女には根拠になり得るほど
愛をそそいだ自信があるんからいえるんだと思います。



過去は過去です。
家族との楽しい思い出がたくさんあります。

辛い思い出もたくさんあります。
思い出がわたしを苦しめることもあるし
いやすこともあります。

過去を良い思い出に塗りかえようとしても無駄ですね。

現在を無理に肯定する必要もありません。
未来のことはかんがえても無駄です。

きらいでおなじくらいあいしてる。
それでいいんだと思います。そのままで。

だいじょうぶ。家族だもん。



思った以上に主張の強いサイズ感でした



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