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難航したランニングシューズ選び

今年の後半はハーフ、30km、フルマラソンの大会に参加する。
私の激ゆるランニング生活が新たなフェーズに進むことになり、ランニングシューズを新調することにした。

◆◆◆

都心の某大型スポーツ用品店に到着。
広々とした店内に色も形も様々なランニングシューズがずらりと並ぶ光景を目にして、心が躍る。

ブランドごとにゆっくり見ていく。
ナイキ、アシックス、アディダス、ニューバランス、ホカ、プーマ、ミズノ、ブルックス、アンダーアーマー・・・などなど。
(フォロワー様おすすめのアルトラはなかった・泣)

第1候補はナイキだけれど、他にもっと気に入ったのがあればどのメーカーでもいいかと、アバウトに考えていた。
ウロウロしていると、ある一角がひときわ輝いて見えた。

ミズノのごく小さなブース。
私はよっぽどミズノさんが好きなようだ(笑)
ピンクが基調のシューズに目が吸い寄せられた。ディスプレイされていた左足用を手に取り、24cmサイズを店員さんに持ってきてもらう。

わっ、右はパープルだ!左右で色が違うなんて可愛い!!
履き心地もなかなかだ。これにしよう!
早々と購入した。

◆◆◆

帰宅して、ネットで改めてシューズ情報を調べてみて、青ざめた。
フルマラソンでサブ3から3.5を目指すランナー用と書いてある。
そうだったんだ・・・。

サブ6(かろうじて完走)を目指す初級者がこのシューズを履くのは、さすがに体によろしくないであろう。
それとも特に問題ないのかな。素人にははかりかねた。

まだタグは切っていなくて、レシートも持っていたので、返品はできる。
しばらく悩んだ末、とりあえずシューズを持って、翌日にまたお店に行ってみることにした。

◆◆◆

再訪し、改めてランニングシューズ売り場を丹念に見て回った。
これいいかもと思うシューズのほとんどが、ハイレベルのランナー向けか、メンズ用である。
むむー。レディース用ももっと置いておくれー。

色、デザイン、ランニングレベルのすべてが自分に合うシューズはなかなか見つからない。
検討の末、ミズノのシューズは返品させてもらい、別のお店へ行ってみることにした。

◆◆◆

幸い、向かったお店にはレディースコーナーがあって、いろんなメーカーのシューズがあった。
ピンクとかオレンジとかパープルとかが好きだけど、こちらのブルーも気になった。(またミズノ・笑)

これとパープル色のアディダスを試着して、どっちもいいなと悩んでいると、店員さんが「これ、おすすめですよ」と持ってきてくれたのが、こちら。

ナイキのエアズームペガサス41。
おー、履き心地がすこぶる良い。色はちょっと蛍光色が強すぎるかなと思ったけれど、鏡の前で見てみると、とても可愛い。
お値段もまあちょうどいいかな。
よし、これに決定!

◆◆◆

それにしても、ランニングシューズとはなんと奥が深く、面白い世界だろうか。
人間が走るという原初的な行為のパフォーマンスを極限まで高めるために、数多のブランドが多大な労力と巨額の研究開発費を注ぎ込み、生き馬の目を抜くような競争を繰り広げている。

デザインも機能性も、無限のバリエーションが生まれる可能性に満ちている。
そして、私のような素人へなちょこランナーの心さえもときめかせ、日々の生活に張りを与えてくれる。

◆◆◆

さあ、ミズノさんからバトンタッチしたナイキさんと共に、この夏はせっせと走ろう。
「Just Do It」。とにかく走れ、ダラダラせずにはよ走れ、とお尻を叩かれながら、頑張りまーす。

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