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【豪ドル】オーストラリアCPI発表前の岐路:中国経済の影とインフレ高止まり 24/7/27

Yan氏で~す。
インパクト!!!

今日も熱い!暑いですね。今回はオーストラリア経済というか、CPI直前なので、現在出ている情報の中でどうなるかを考えてみます

先にいつものようにまとめです。忙しい方はこれを見てくれれば大丈夫です

 中国経済の減速懸念やコモディティ価格の下落が豪ドルに重くのしかかり、テクニカル分析上では売られ過ぎ水準に達しているものの、依然として下落圧力が強い状況です。一方で、国内のインフレは高止まりしており、住宅費を除く多くの項目で上昇が見られます。7月31日に発表されるCPIの結果次第では、オーストラリア準備銀行(RBA)が追加利上げに踏み切る可能性も残されているのはオーストラリア国内では依然として根強いです。
4月から6月という第二四半期であることを忘れていけないです。この三か月は大変に強い指標が多かったことを忘れているのではないかと思います
直近の事情とは違うのです。CPIの予想値はインベストドットコムでは出ていませんが、みんかぶFXでは月次CPI前年比の予想値は3.8です。大分高い数値を設定しています。それでも予想通りか上振れを予想します。第二四半期の前年比も予想が3.7と高いのですが、前回の3.6を超えると私の分析では結論しました。そうなると当然に豪ドルは買われる展開を予想しますが短い間である可能性は捨てきれません。
 先日の雇用統計と同じように数時間のトレンドの可能性があります。今回の数字が良くても、中国と資源下落の影響の方が大きいとマーケットは判断するのではないかと思います。トレードを考えている方には大きな転換を期待をするなら、その日の夜のFOMCを見てからでも間にあうと思います

 トレードは自己責任になります。この記事は個人的な意見ですのでご注意ください。ハズレても個人の見解ですのでご了承ください


 ここからは本文です
細かなところまで知りたい人つまりマニアな方だけお進みください(笑)

まずはテクニカル分析からです。
おっと、こいつ、分析で、ハズれて負けたから、ついに、とち狂って、テクニカルとか、言い始めたとか、と思ったそこのあなた!
ちゃんと考えていますから最後までお付き合いください(笑)。

AUDUSD売買比率の推移です
年初は ロング 31% ショート69% 年初当りはAUDUSDは高値圏の0.67付近でした
2/14時点では逆転します
ロング 67% ショート 33% になり 0.65になりUSDが優位に立ちます
そこでそこを打ち上昇しますがレンジになります
4/9 ロング 42% ショート58%で レンジ底から上がったのでAUDがやや優位の0.66ですが、下落します
4/19 今年最安値の0.636まで下がった日は
ロング 73% ショート27%でした
10日間でかなり下げたのですが、きっかけは4/11の売買比率
一気にロング77%:ショート23%まで行きます
 これは4/10にアメリカCPIが強い数字だったのが原因です
オージーはここが底で上がり始めます。利上げの可能性が3月からくすぶって指標も悪いのが少なく迎えた
4/24の第一四半期CPIが爆発します。前年比は下がっていましたがトリムやら加重平均やらが、わずかながら再加速し始めたのです
その後は5月レンジ相場を超えて
7/11に今年の最高値である0.68付近まで上がります
0.636から440PIPSの上昇をするのですね。あの強いアメリカドルに対して
それほど、オージーは強かったのですが、ここをピークにオージーは一方的に弱くなります。
7/11はアメリカのCPIで低下していたためにこの日ドルは売られたのもあります。
この時のAUDUSDの売買比率はロング27%:ショート73%
でした

この後は中国景気悪化説が台頭、加えてほぼトラ相場で中国関税問題を嫌がったのではないかと、資源価格の下落など外需要因で豪ドルは弱くなります
国内報道はそんなに悪いかと言われると、インフレ鎮静化の動きが見え始めたとか、住居費の問題、移民の問題とか、CPI低下の報道が増え始めたのですね
 一応 日足チャートです

AUDUSD 日足チャート

チャートを見ているとティック数ですが、7/25の出来形が異常に多いのに気が付きます。おそらくこれが売り一巡のサインではないかと思うのです
そして下ヒゲが出てからの7/26は陽線で今週を終えています

では肝心の売買比率はどうでしょうか
先週末、売られている最終ですが、ロングが溜り始めています
7/19 ロング56% ショート44%
7/24 ロング71% ショート29%
7/25 ロング78% ショート22%
7/26 ロング78% ショート22%
になります。ロングポジションが増えていないのも売り一巡のサインに見えます
実際にこの記事(昨日、Xに出したものですが)

この記事を翻訳してみると解りますが記事の中にこのワードが出てきます
オーストラリアドルの大量売りは終わったのか?
 ここの解説を読むと、売り枯れの可能性を示唆しています。

その先にはまた違うことも書いてあるのですが、一旦は落ち着いてほしいと思うASXのザラ場では、このような意見がタイムラインに出ているというのは注目したいと考えます

これが、AUDUSDの私のテクニカル分析です。
つまり、反転してもおかしくない状況にいるという結論です

テクニカル分析とはいっても20MAとかMACDとかのインジケーターは使いません。出来高とセンチメントを主に分析しているということですね
 余談ですがあまりテクニカル分析を書かないのは、日足以上でないとこの分析スタイルが出来ないからです。センチメントは大きな流れなので日々では読み取れないし出来高も大きく跳ねないと意味をなさないからです

次にファンダメンタルズ分析です
いつもの調べまくりです(笑)

現状からです
ロイター 7/26

中国景気対策不十分と世界的リスク回避の動きでオージーは売られていたと書かれています。そして、ここでもテクニカル的には売られ過ぎだと反発の兆しとも

では反発はするのでしょうか
7月31日は世界中がFOMCと日銀政策決定会合に注目ですが、オージーはこの日にCPI発表です

そのCPIを追います
まずはオージーのCPIも住居費が大きな影響があることは皆さんも知っていると思います
その住居費ですがこんな記事がでているます。急落の日に
こちら
 Relocity 7/15に出した記事です(人材派遣とか育成支援の会社です)

オーストラリアの賃貸市場は、家賃上昇の鈍化が見られ、冬の閑散期以上の傾向を示しています。ほとんどの州都で家賃が下落または停滞しており、シドニーでも上昇率が鈍化しています。

供給不足は依然として深刻で、空室率は2%未満と低水準ですが、シドニーでは空室率が改善し、賃貸需要も減少しています。これは、海外からの移住の減少や政府の人口増加抑制策が影響していると考えられます。

おっといきなり飛ばしていますね。確信の内容です。
 供給不足って、先日も、投機用住宅が10万戸余っている問題を出して、ゴタゴタがあったのですが、まだメスを入れていない状況です。それよりも海外からに移住を認めない方に力を入れているのが解ります。

家賃もピークって素直をに受け取ります

目立つ記事がすくないのですが、これに目が行きました

資源国通貨としてなのですが、良いも悪いも書かれている決算。中国への販売については書かれていますが販売量や行き先については明記されていない。またウッドサイドは台湾のCPCコーポレーションと、2024年7月から10年間にわたって約600万トンのLNGを供給する長期売買契約(SPA)を締結しているとも書かれている。SPAに基づいて供給されるLNGは、ウッドサイドのグローバルなポートフォリオ全体(つまりグループ全体)から調達するとのことが書かれている。売上は確保しているが、肝心の中国が解りません。台湾と仲がいいのは良いことです。
ロイターの記事だと、悪くない決算に見ますが、大手なので今後に影響があるかもしれないのでちょっと決算書をAIにぶち込んでみました
良い点:

  • 生産目標達成: 四半期の生産目標を達成しており、安定した生産活動が行われていることが示されています。

  • 新規プロジェクトの進捗: スカボロー・エネルギープロジェクトなど、将来の収益源となるプロジェクトが順調に進捗しており、今後の成長が期待できます。

  • 原油価格ヘッジ: 原油価格変動リスクを軽減するためのヘッジを行っており、安定的な収益確保に努めている姿勢が伺えます。

  • 新規油田からの生産開始: セネガル沖のサングマル油田からの初油生産は、新たな収益源の確保につながるポジティブなニュースです。

懸念点:

  • 売上高の減少: 前期比で売上高が2%増加したものの、原油・LNG価格の下落により、前年同期比では減少しています。

  • プロジェクトコストの上方修正: スカボロー開発プロジェクトのコストが4%上方修正されており、今後の収益性に影響を与える可能性があります。

  • 計画外の停止: WheatstoneとJulimarでの計画外の停止は、生産量に影響を与え、収益減につながる可能性があります。

総合的な評価:

これらの点を総合的に考慮すると、ウッドサイド・エナジーの2024年第2四半期の決算は、**「安定の中に課題を抱えている」**と評価できるでしょう。

短期的には、原油・LNG価格の動向やプロジェクトコストの上昇が懸念材料となりますが、中長期的には、新規プロジェクトの進捗や生産量の安定化により、収益改善が期待できます。

とのことです。

う~ん。調べたので載せますが、微妙です

次に行きます
同じ日ですが、中国は利下げしてその瞬間は、景気刺激で買われたオセアニア通貨ですが、下落は止まらなかった。この記事がないのですが、
シドニー概況で小さく書かれています
ロイター 7/23

まとめるとこんな感じでの記事です
 豪ドルとNZドルは、中国経済への懸念とキャリートレードの巻き戻しを背景に続落しています。豪ドルは7営業日連続で下落し、3週間ぶりの安値を更新しました。NZドルも2カ月半ぶりの安値をつけました。専門家は、中国人民銀行の利下げと3中全会は、中国経済の大幅な加速を期待するには不十分であり、豪ドル安が続いていると指摘しています。また、市場のボラティリティが高まる中、キャリートレードの巻き戻しも豪ドルとNZドルを圧迫しています。 

やはり外的要因の中国で、豪ドルとNZDは苦しんでいるのですね

国内でもこんな記事が出ています国営記事なのですがね
ABCニュース 7/25

この記事の内容ですが
オーストラリアドルは、中国経済の減速懸念から6か月ぶりの高値から急落しました。中国の不動産市場の低迷により、オーストラリアの主要輸出品である鉄鉱石の需要が減少し、価格が下落していることが影響しています。専門家らは、中国政府が景気刺激策を打ち出さない限り、鉄鉱石価格の回復は見込めないと指摘しています。

中国経済の減速はオーストラリア経済にも影響を与え、小売業者や輸出業者などが打撃を受けています。また、米中間の政治経済的な不確実性も今後の厳しい時代を示唆しています。

一方、オーストラリア国内では、インフレ率が高止まりしており、来週発表される新たなデータ次第(これはCPIの事です)では、オーストラリア準備銀行(RBA)が再度利上げを行う可能性があります。利上げはオーストラリアドルをいくらか支える可能性があるものの、中国経済の動向が引き続き大きな影響を与えると予想されます。
 この予想なのですが、ドイツ銀行も絡んでいるらしいですね。なんかね~

まぁ国内ではCPIが前回より上なら利上げ論争になると踏んでいるのです

一方こちらは欧州圏のサイト
エクスチェンジレートです 7/26

こちらには、商品、原油、ガス、鉄鉱石などの下落が豪ドルの弱さとだと言い切っています。

う~ん。

ではやっとCPIに振れます

住居は先に出てきたとおり、減少が見え始めました
しかし、第二四半期ってことですので4月から6月の分になります
記事は6月になるので4月5月までは解りません。


月次CPI

先に数字だけ説明すると、1月から3月平均だと3.46でした。
この時の第一四半期は予想は3.4%に対して結果が3.6で利上げ論争が過熱した経緯があります。今回は6月分は第二四半期発表と同じなのでわかりません。予想は3.8%ではないかと出ています。そうなると6月を予想通りと仮定した場合はですが3.8%になり、前期より上振れになります
 予想が3.7の場合は3.76% 予想が3.6の場合は3.73 3.5でも3.7です
3.4で3.66多分表示が3.7になります。この月次が3.3で初めて、前期を割るのではないかと、単純計算ですが、勝手な目測を立ててみました

 では、公式データオーストラリア統計局の月次CPIを見てみます
6/26



 オーストラリア統計局(ABS)が発表した2024年5月までの12ヶ月間の消費者物価指数(CPI)指標に関するものです。

主なポイント:

  • 月次CPI指標: 2024年5月までの12ヶ月間で、月次CPI指標は4.0%上昇しました。

  • 主な上昇要因: 住宅、食品・非アルコール飲料、交通、アルコール・タバコが特に大きく値上がりしました。

  • 住宅費: 住宅関連費は、賃貸住宅費が7.1%、新築住宅購入費が3.5%上昇しました。

  • 食品・非アルコール飲料: 食品・非アルコール飲料は、果物と野菜が16.2%、乳製品が15.1%上昇しました。

  • 交通: 交通費は、自動車燃料が18.0%上昇しました。

  • アルコール・タバコ: アルコール・タバコは、タバコが10.9%上昇しました。
     ちゃんと書かれています新築住宅と家賃
    新築住宅価格の年間上昇率は5月も4.9%で安定しており、過去10か月間、一貫して年間価格上昇率は約5%を維持しています。これは、建設業者が引き続き人件費と資材費の上昇分を住宅価格に転嫁していることを反映しています。賃貸価格は5月までの12か月間で7.4%上昇したが、4月の7.5%から低下した。賃貸市場が逼迫する中、賃貸物件に対する強い需要が引き続き賃貸価格の上昇を牽引している。

後は冬だということも考慮しないといけないです。インフルエンザが流行しているのですが、基本的には洋服、アルコール、燃料などはあがるはずですが、5月は11月くらいの感覚なのであまり伸びていないようにも見えます

月の年間の変化 5月まで
後半部分 

ふり返るとまだ落ちそうになく見えます。
 しかし、いくつかの点でCPIが今後下がる可能性を示唆する要素も確認できます。

  1. 月ごとの変動:

このデータは2024年5月までの12ヶ月間の累積値であり、月ごとの変動は考慮されていません。直近の月次CPI指標を見ると、2024年4月は0.8%の上昇にとどまっており、前月の1.0%から鈍化しています。このことから、インフレ率がピークを過ぎ、徐々に落ち着きつつある可能性が考えられます。

  1. 国際的な要因:

原油価格や為替レートなどの国際的な要因は、オーストラリアのCPIに大きな影響を与えます。これらの要因が安定もしくは下落傾向にある場合、CPIを押し下げる可能性があります。

  1. 金融政策の効果:

オーストラリア準備銀行(RBA)は、インフレ抑制のため2023年5月から継続的に利上げを行っています。この金融引き締め政策の効果が徐々に現れ、CPIを抑制する方向に働く可能性があります。

  1. 住宅市場の動向:

住宅費はCPI全体に占める割合が大きいため、住宅市場の動向はCPIに大きく影響します。最近の住宅市場は、金利上昇の影響で減速傾向にあり、家賃の上昇も鈍化しています。この傾向が続けば、CPIの上昇圧力を弱める可能性があります。

う~ん。なにか足りないですね
オーストラリアで一番大きい小売業のウッドサイドの第二四半期決算が出ていたので覗いてみます

見たい方はここから自分でダウンロードしてください
簡素なまとめですが
 ウェスファーマーズの小売事業と産業事業、および持続可能性への取り組みについて説明しています。ウェスファーマーズは、税引き後純利益が14億2500万ドルで、前年比3%増となりました。同社の小売部門は、価値とコスト管理に重点を置いたため、好調な業績を上げました。ウェスファーマーズの収益は、商品価格の低下により影響を受けました。同社は成長イニシアティブに投資しており、通期の純資本支出は10億ドルから12億ドルの範囲になると予想しています。売上成長は、上半期の結果とほぼ一致なので、小売りに関しては大きな変動はなさそうです

ガソリン価格

オーストラリアのガソリン価格

 第二四半期に限定するなら、4月は1.39ドルから5月は1.26ドルに下がっているのが解ります。6月も同じです。
ってことは平均すると、第一四半期よりは上になります

お馴染みのマークラインズからオーストラリアの自動車販売台数です

オーストラリアの自動車販売台数

主な内容:

  • 2024年5月の新車販売台数:

    • 前年同月比5.1%増の11万1000台

    • 乗用車: 17.3%増

    • SUV: 1.2%増

    • 小型商用車: 6.3%増

    • 大型商用車: 1.1%増

    • 電気自動車(EV)販売比率: 8.1% (前月6.4%から増加)

  • メーカー別販売台数:

    • トヨタ: 27.5%増 (2万3389台)

    • フォード: 40.9%増 (8806台)

    • マツダ: 5.6%減 (8002台)

    • 起亜: 7.2%増 (7504台)

    • 現代自動車: 8.2%減 (6495台)

全体的な傾向:

  • 新車販売台数は増加傾向にあり、特に乗用車の伸びが顕著です。

  • 電気自動車の販売比率も増加しており、市場の関心の高まりが伺えます。

  • トヨタが販売台数トップを維持しており、フォードも大幅な伸びを見せています。

う~ん。最新記事は6月の物では、CPI鈍化を匂わす内容が多いですが、4月から6月になると、CPIが上に行きそうな内容が多く感じます

これがオーストラリア国内で利上げ論争が残っているのですね

実際に、雇用統計は悪くなかった

自分の記事ですが、見事に当てています。
しかしこの記事のなかで、RBAが経済分析を変更するという内容も入れています。もし、新しい分析が今回のCPIに採用されるのであればどんな結果になるのでしょうか?。まぁ次回からだと思うし採用したとも出ていないので今回は大丈夫かと思います。
雇用は悪くなかったので、豪ドルは強くなりますが、トレンドを変えるには至らず、豪ドルは売られたのは知っての通りです

それほど、中国の減速と、資源下落が大きいのですね。

さて、他にもデーターがあるのですが、主に原油関連を主にしてみした
記事が長くなるので下の方にまとめて置いておきます
だいたいのデーターは揃えたつもりです。
前回のアメリカGDPの失敗を教訓にデーターの順番には気を使いました


では今回の個人的見解です
 もう途中で気が付いた方は多いのではないかと思いますが
CPI予想は個人的には、CPIは市場予想である3.8%を上回ってもおかしくないと予想します。根強いインフレ圧力に加え、エネルギー価格や自動車販売台数の増加、一方では住宅費の上昇は鈍化しているものの、他の項目の上昇が相殺し、インフレ圧力は依然として根強いと考えられます。
第二四半期という期間であることを忘れてはいけない。6月末の出時点ではAUDUSDはレンジの上限であったことを、7月11日から下落したのであることから判断すると今回は私がトレードをするのであれば、短期でそれも1時間位のオージー買いで、終わりにします。雇用統計と同じでトレンドを転換できるほどのパワーがあるとは思えないのです

そんな感じです

あとがき
 珍しくテクニカル分析を書きました。重要なラインでの指標は反転を示唆するってのを身をもって経験したばかりですかね。オーストラリア国内は記事からの予想ですが、あまり景気がいいのか悪いのか平然としているのではないかと思います。除くだけで記事にしてませんが、実際の報道はアメリカ大統領選挙とかパリオリンピックとかが多い。中国との関係報道は下の方にコラム記事があったので載せてありますが、外部要因で弱くなるってのはどこまでが織り込みされているかに焦点が移るのではないかと思います。

今回は慎重になりすぎて、大分時間を使ってしまった。自負はないですが、まぁまぁ突っ込んで調べているオセアニア通貨だし外した後の分析です。データーが揃っているだけに読み通りになればいいなと、
外しても文句は言わないでください(笑)

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以下は関連記事とか資料です。

ウエストパック・メルボルン研究所のオーストラリア先行景気指数は、2024年6月は前月比横ばいで、3カ月連続で低調に推移した。一方、3カ月から9カ月先の経済活動の傾向に対する見通しを示す同指数の6カ月年率成長率は、5月の-0.28%から6月には-0.13%に上昇したが、2024年下半期から2025年初頭にかけて成長の勢いが鈍いことが示された。今年の上半期のGDP成長率は年率わずか0.8%と予想されており、これは2023年の弱い指数が予兆していた結果だ。金融面では、ウエストパックは、オーストラリア準備銀行が8月の会合で再び政策金利を据え置くと予想している。「最新の先行指数は、成長の鈍化により引き続き需要と供給が一致し、インフレ率の低下につながっていることを示唆している」とシニアエコノミストのマシュー・ハッサン氏は述べた。しかし、このプロセスのスピードは依然として不明だと同氏は付け加えた。出典:メルボルン研究所


シドニーモーニングヘラルド 7/26

中国経済は、過剰生産と低消費という構造的な問題を抱えており、その結果、世界的な貿易不均衡を引き起こしています。これは「チャイナショック2.0」と呼ばれ、1990年代の第一次チャイナショックよりもさらに深刻な影響を及ぼす可能性があります。

中国政府は、産業政策を堅持し、市場の力よりも国家の統制を優先しています。これにより、過剰投資が促進され、国内消費が抑制されています。その結果、中国は世界中に安価な製品を輸出し、世界の貿易構造を歪めています。

中国の過剰生産は、再生可能エネルギーや電気自動車の普及を促進する一方で、太陽光パネルやバッテリーの価格を下落させ、世界的な供給過剰を引き起こしています。また、中国は安価なローテク製品の輸出も増やしており、他の発展途上国の経済に悪影響を及ぼしています。

中国の貿易は、自由貿易の原則に反しており、ライバルを破壊し、独占的な覇権を達成することを目指しています。これは、民主主義国家に対するイデオロギー戦争の一環でもあります。

中国経済は、深刻な債務問題を抱えており、地方政府の財政状況は悪化しています。政府は財政支出を増やす必要があるものの、巨額の債務を抱えているため、大規模な景気刺激策を打ち出すことは困難です。

中国経済の減速は、オーストラリア経済にも影響を及ぼしています。中国はオーストラリアの主要な貿易相手国であり、鉄鉱石などの資源輸出が大きな割合を占めています。中国経済の減速は、オーストラリアの輸出減少や資源価格の下落につながり、経済成長を阻害する可能性があります。

オーストラリアのエネルギー別発電
https://www.energy.gov.au/energy-data/australian-energy-statistics/energy-production

オーストラリアのガス輸出は日本は40%になる
23年の記事 23/4/12

オーストラリアの今年のガスの見通し
24/4/5

https://www.industry.gov.au/news/gas-supply-and-demand-outlook-2024-quarter-3


鉄鉱石先物下落100ドルを試す

オーストラリアとEUの協定
24/5/29

オーストラリアとEUの新たな二国間協定は、重要な鉱物に関して協力し、ネットゼロへの移行を加速する新たな機会を生み出すことになる。

https://www.industry.gov.au/news/australia-and-european-union-partner-critical-minerals

オーストラリア小売り
https://www.statista.com/statistics/1186844/australia-monthly-online-retail-revenue/


ロイター 6/21


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