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画期的!インターナショナルスクールの新学年準備

新学年への準備

マレーシアのインターナショナルスクールに通っている長男と次男。イギリス式のインターナショナルスクールなので、夏休み明けの8月後半から新学年へ移行する。つまり今6月は、日本でいうと3学期も大詰めの2月ぐらいの感覚。そろそろ次の学年が見えてきたころ。

先日、新しい学年の担任とクラスメンバーが発表された。純粋に「あ、もう発表されるんだ。」と驚き。
でもよく考えたらこれってすごくいいことじゃないか?親も子も安心して新学年を迎えられるいいシステムだなと思ったので、紹介がてら書き留めておくことにした。


新担任発表は3学期半ばにある

息子たちの学校は3学期制。ちょうど先日、3学期の半ばに、現クラス担任から、新しい担任とクラスメンバーが発表された。

新担任との慣らし活動

新担任の発表とともに、「新しい担任との慣らし活動があります。」とお知らせには書かれていた。次男は朝の時間に新しい先生と体を動かすゲームを一緒にやるから体操服で来てねと指定があった。

何をやったか聞くと、新聞紙を床に並べて教室の端から端まで競争するゲームだったり、

バケツリレーのように後ろから前に新聞紙を送っていって進むらしい

フラフープを順番に送っていくゲームだったりと、なんだか楽しそう。

手前の女性が新しい担任の先生と思われる
口に手を当ててなんか興奮気味の次男
足を上げてる次男

新しいクラスメイトとのチームビルディングも兼ねているんだろう。
みんなで楽しめるグループ競技をチョイスしているみたいだった。

ちなみにこの写真は、学校から送られてきた動画(ご丁寧にその日の活動のハイライトを編集して送ってくれる)から切り取らせてもらった。
(次男は何も話さない人だから助かる。)

ちなみにインターナショナルスクールなので、世界のいろんな国から先生が来るんだけど、まだ赴任前で自国にいる先生は、オンラインで何かしら活動をやるそう。

保護者向けイベントMeet the teachers

校長先生もイベントを開催してくれる。Meet the teachersといって、新しい先生を含め、来年度在籍する先生と保護者がコーヒーを飲みながらお話する機会だそう。(自由参加)
これめちゃくちゃいいなと思う。親も新学年が始まる前に先生のこと知れたらうれしいし、たぶん先生も同じだと思うから。
これがあると保護者の安心感が違う。

復習や予習の宿題はなし

一方でお勉強の方は、基本的に長期休みに宿題は出ない。
今年の4月に日本にいれば入学予定だった長男の中学校は、「春休みの間にやって入学式に提出すること」とたっぷり宿題が出されていた。え?!入学式前に宿題とかあんの?と私的には疑問だったけど、まぁ、日本の学校ならある話だろう。

こちらはシンプル。
「『休み』は、先生も生徒も休みます」
はい。同意します。

次男の感想

次男に、来年度のクラスメイトや担任が事前にわかるシステムや、慣らし活動について感想を聞いてみた。
すると

「こっちの方がいいかな。ドキドキしなくてすむから。」
「新しい先生は、一見優しそうだけど、細かいところを見て神経質に怒りそう。でもそのことも先にわかったほうがよかったから、(慣らし活動があって)よかったと思う。」

だそう。

次男はいわゆる「落ち着きがない」と言われて怒られやすいタイプの人なので、自分のことを怒りそうか、はたまた、そのあたりに寛容な大人かを重要な観察ポイントにおいていると思われれる。
結局これ以上の感想は聞き出せなかった。(本人にそれ以上の興味がない。残念!!(笑))

私自身は自分の小中高時代を振り返ると、始業式が一年で一番嫌いだった。新しい担任、新しいクラスメイト、新しい教室。すべてが未知。この上なく不安と緊張が高まるから。吐きそうになって(時々吐いていた)登校したのを覚えている。
私が繊細過ぎたのかもしれない。
けど、前の学年の3学期にいろいろわかっていたら、もう少し新学年の始業式を楽しみにできていたのかもしれない。。。

日本でもやりませんか?

日本の学校でもこれやったら?と思うのは私だけじゃないと思う。
都道府県や学校によってはやってるのかな?

こういうことを言うと、公立校の場合、人事のタイミングが3月末とか4月初めに正式発表だから無理だとか言われそうだけど、いやそうじゃなくて、生徒がスムーズに新学年へ進めるように人事のタイミングを改めるっていう発想にもっていってほしいな。

生徒のための学校なんだけどなぁ。



マレーシアに親子留学中です。英語教師の母と英語力ほぼ0でこちらに来た息子たち。英語力の向上は第一の目的ではないですが、英語を好きになってくれたらうれしいなと日々試行錯誤です。著書↓


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