不登校になった我が子の対応【前編】

不登校で悩むのは子ども本人だけではありません。むしろ保護者のほうが、「うちの子に限って…」と我が子が不登校となった事実に対して、受け入れられなかったり慌てふためいたりしてしまうことも多いはずです。

しかし、ここまで紹介してきたように、不登校の原因は必ずしも甘えやわがままというわけではないのです。特に、高校生は子どもから大人へと変わる複雑な時期であり、大人に全てが見えるわけではありません。

本人が気づかないうちに、ストレスをためている可能性もあるため、周りの大人は決めつけをせずに接することが求められます。

では、具体的にどんな対応が大切なのかを説明していきましょう。

対応① 学校を休ませる

学校に行かないことで、勉強の遅れや周囲からの目、単位のことなどが気になってしまうかもしれません。しかし、通学を無理強いしたり、いきなり理由を問い詰めたりすると、子どもが余計に塞ぎ込んでしまう可能性があります

  • 接し方を変えない

  • 不登校の理由を無理に聞かない

  • 「がんばれ」など特定の行動を求める声掛けをしない

  • 不登校=悪いこと という印象をできる限り与えない

などを意識しながら、まずは無理に学校に行かせず、「学校に行かない」選択をしている子どもの意思を大切にしてあげてください。

対応② スクールカウンセラーや先生に相談する

家庭だけで対応が難しい場合は、担任の先生に相談してみましょう。

学校での様子やトラブルがなかったかなど、家庭では知り得ない情報を聞けるかもしれません。子どもの状態によっては、保健室登校(別室登校)をさせてもらえないか、相談してみてもよいでしょう。

親や先生に本心を話してくれない場合、スクールカウンセラーを頼るのも手です。中には、カウンセリングを嫌がる子どももいるので、その場合は無理強いを避けましょう。

対応③ 不登校支援をしている団体に相談する

不登校支援をしている団体に相談するという方法もあります。 どうしてよいかわからずに親が抱え込んでいても、家庭内の問題が解決するわけではなりません。そういったときは不登校問題を扱う専門機関にサポート依頼を検討してみましょう。
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