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宅地建物取引士への道 2022

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宅建試験に落ちた僕の宅建勉強noteです。複雑な試験範囲を妄想で記憶していきます。
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【宅建業法】重要事項説明書面(35条書面)記載事項

【宅建業法】重要事項説明書面(35条書面)記載事項

こんにちはクロバです。
宅建リベンジnote。
重説の記載事項について、ひとまず纏めます。

重要事項の説明書面(35条書面)の記載事項

※印の1~5は、個別で説明しようと思います。

重説の基本的説明事項は、全部で20項。
売買・交換、建物の貸借、宅地の貸借によって、記載事項が変わってきます。

また未完成物件および区分所有建物については、追加説明事項があります。

いきなり、この表を見せられ

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【宅建業法】重要事項説明③~IT重説~

【宅建業法】重要事項説明③~IT重説~

こんにちはクロバです。
宅建リベンジnote

重要事項説明③はIT重説です。

IT重説

IT重説とは、貸借や売買の代理又は媒介に関わる重要事項の説明について、テレビ会議、zoom、LINE等々、ITを活用しリモートでやることです。

このIT重説とは、コロナが始まり益々、需要が出てきた最先端のやり方です。

貸借のIT重説が可能になったのが2017年、売買のIT重説が可能になったのは2021

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【宅建業法】重要事項説明②~判子レス!プロには説明不要!~

【宅建業法】重要事項説明②~判子レス!プロには説明不要!~

こんにちはクロバです。
宅建リベンジnote、重説②です。

重要事項説明書

重要事項説明は、書面を交付して説明しなければなりません。
この書面を重要事項説明書、35条書面といいます。

重要事項説明書への記入押印は、宅建士でなければできませんが、専任の宅建士である必要はありません。

ただし、R4年5月18日より宅建業法が改正され、判子が不要となります。
また書面の電子化も可能となります。要は

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【宅建業法】重要事項説明①~契約前にちゃんと説明する~

【宅建業法】重要事項説明①~契約前にちゃんと説明する~

こんにちはクロバです。
宅建リベンジnote、ついに重要事項説明やります。

賃貸を借りたり、住宅を購入された方なら身に覚えがあると思いますが、契約が進んで契約書にハンコを押す場面になると、不動産屋の従業員が急に「宅建士証」を見せてきて、「重要事項説明書」というものを説明しだします。

この重要事項説明書とは、その不動産に関する重要事項がまとめられている書類となっており、不動産の契約前に、宅建士が

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【宅建業法】業務上の規制~社会人なら当たり前な事~

【宅建業法】業務上の規制~社会人なら当たり前な事~

こんにちはクロバです。
宅建リベンジnote、今回は業務上の規制。

宅建業者が、業務上でやっちゃいけないことです。

守秘義務

宅建業者と従業員は、業務上知った秘密を、現役中も引退後も、正当な理由なく漏らしてはいけません。

正当な理由というのは、裁判での証言などです。

こんなの当たり前って思いますよね。

ぺらぺらと秘密を喋って許されるのは、半沢直樹とガーシーくらいです。
あとはアウトです

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【宅建業法】広告④~広告と契約の開始時期~

【宅建業法】広告④~広告と契約の開始時期~

こんにちはクロバです。

宅建リベンジnote、今回は宅建業法の広告のルール④
宅建業者が、広告できるタイミング、契約できるタイミングについてです。

まだ法令上の制限をnoteに纏めていないのですが、建築基準法という法律があり、建物を建てる時に建築確認や開発許可が必要となります。そのタイミングについて、宅建業法ではしっかりと決められているのです。

広告・契約の開始時期

宅建業者は、未完成物件

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【宅建業法】広告②~誇大広告等の禁止~

【宅建業法】広告②~誇大広告等の禁止~

こんにちはクロバです。
宅建リベンジnote、今回は、広告のルール②です。

誇大広告等の禁止

誇大広告というのは、
・著しく事実に相違する表示
・実際より著しく優良・有利と誤解されるような表示

をすることです。

対象は、
・物件(所在・規模・形質) 
・環境(現在または将来の「環境・利用の制限・交通」)
・代金(代金の額や融資のあっせん)        等です。

なお、実害が発生しなかっ

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【宅建業法】広告①~取引態様の明示は2回する~

【宅建業法】広告①~取引態様の明示は2回する~

こんにちはクロバです。
宅建リベンジnote、今回は広告・業務上の規制です。

広告ってのは、売り物件などが出たときに、ネットやチラシを介して営業するアレです。チラシって、よくポストに入っていますし、賃貸探す時とかにスーモとかアットホームとかレオパレスとか色々見たことあるんじゃないでしょうか?

そんな広告には幾つかルールがあります。
基本的に、消費者が不利益をこうむらないためのモノです。
ルール

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【宅建業法】媒介と代理~契約の規制が同じ!~

こんにちはクロバです。

宅建リベンジnote

今回は、媒介と代理の違いです。

媒介は、買主または売主を探すまで。契約は当事者間(業者は仲介に入る)

代理は、当事者に代わって売買契約を締結するまで権限があります。

媒介なら、売主は業者に仲介してもらって、買主を見つけてもらいますが、その後、値段交渉をして、折り合いを付けます。当然ですが、買主が納得しなければ、交渉は決裂します。

一方、代理

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【宅建業法】34条書面~標準媒介契約約款~

こんにちはクロバです。
宅建試験リベンジnoteです。

今回は、34条書面の項目の1つ「標準媒介契約約款に基づくか否か」の標準媒介契約約款とは何かです。

これは、国土交通省が定めた標準的な媒介契約の契約条項のことです。

国土交通省が、媒介契約ってのは、こうあるべきですよ!って意見を述べている書類って感じですかね。

この34条書面に記すべき内容は、「標準媒介契約約款に基づくか否か」ですので、

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【宅建業法】34条書面~インスペクション~

【宅建業法】34条書面~インスペクション~

こんにちはクロバです。
宅建リベンジnote
今回は、インスペクションです。

前回の34条書面の1項目ですね。
全部言えますか?

バイバイ、バーカ!報酬、期限切れの飲酒?違反やっか、解除して!

ということで、そのうちの1項目
「既存建物であるときは建物状況調査(インスペクション)を実施する者の斡旋に関する事項」について纏めます。

まずは、インスペクションについて…知らない横文字ですよね。

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【宅建業法】媒介契約書~34条書面~

【宅建業法】媒介契約書~34条書面~

こんにちはクロバです。
宅建リベンジnoteです。

前回まで媒介契約について纏めました。
今回は、媒介契約を結ぶ時に必要な、「媒介契約書」についてです。

こちら34条書面とも言います。

「宅建業者は売買・交換の媒介契約を締結した時は遅滞なく、媒介契約書(34条書面)を作成し、記名押印し、依頼者に交付しなければなりません」でしたが、今は少し違います。

令和4年5月18日に宅地建物取引業法が改

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【宅建業法】媒介③~レインズ(REINS)~Real Estate Information Network Systems

【宅建業法】媒介③~レインズ(REINS)~Real Estate Information Network Systems

こんにちはクロバです。

宅建リベンジnote。

今回は、レインズです。

前回出てきたレインズですが、Real Estate Information Network Systemsの略です。

意味は分かりませんが、兎に角、売り出し中のあらゆる不動産情報が載っている物件検索サイトのことです。

専任媒介の場合は、不動産業者は、レインズに物件情報の登録を期限内にする義務があります。それをすること

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【宅建業法】媒介②~媒介契約の違い~

【宅建業法】媒介②~媒介契約の違い~

こんにちはクロバです。
宅建リベンジnote

前回の続きで、3つの媒介契約の違いについて解説します。

3つの媒介契約とは、①一般媒介 ②専任媒介 ③専属専任媒介です。

それぞれの違いをポイントごとに解説します。

まずは、

他の業者への依頼

一般媒介は、他の業者への依頼が出来ます。
専任媒介と専属専任媒介は、できません。

一般媒介は、色んな不動産業者に依頼して買い手を探す手法。
一番先

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