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【2024発明工夫展への道】その1:テーマをペーパーホルダに決める
4月になり新年度が始まった。発明クラブの活動も再開。
今月の応用コースのメインは,10月の全国発明工夫展に応募する工作テーマを決めること(発明の背景,動機,効果などを含めたストーリー作成)。
ただし,子供達のテーマは10月の展示会まで公表できない。
その代わりという訳でもないが,私が発明工夫展の一般の部に応募するので,その過程をリアルタイムでnoteに公開しようと思う。
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テーマを決める際,子供達には「自分の身の回りで感じた不便さや皆(or 誰か)が困っている問題を取り上げなさい」と指導している。私自身もそれに従って考えてみた。
すぐに思い付いたのが,公共施設や道の駅などのトイレで目にする上の写真「トイレットペーパーの持ち去り禁止」の注意書き。
似たような張り紙を見かけた人は多いと思う。トイレットペーパーを持ち去る(盗む)人がいるのは事実であり,それを嘆いても始まらない。
手っ取り早い対策は監視カメラを付けることだが,さすがにトイレの中には付けられない。一番簡単な対策は,盗難防止が施されたペーパーホルダーを設置すること。
少し補足すると,予備のロール(2~3個)が入っているケースと普通のトイレットペーパーホルダが一体化され,予備と現用のロールが抜き取られないような構造のもの(鍵の付いたケースで保護されている?)。
現用ロールの紙がなくなった時は,レバーやボタン操作で予備のロールが現用ホルダに簡単に移動できる。
このような盗難防止が施されたペーパーホルダーはあまり見かけない。検索すると商品としては存在するが,それほど普及していないように思われる。
一つの気がかりは,そのようなホルダーの設置によりトイレの利用者を泥棒と疑ってかかるような印象を持たれること。特に,商業施設では問題になるかも知れない。
反対に,トイレ利用の後にロールの紙の残りがなく,かつ,予備が持ち去られているという最悪の事態を回避できる。
盗難防止タイプの設置は施設管理者の判断に任せることにして,今回の発明は選択肢を増やすという意義がある。
以上より,今年の発明工夫展に向けた工作テーマは「盗難防止を施したロールストッカー付きトイレットペーパーホルダ」に決定!
やや長い名称だが,応募の際(9月)に見直すことにして,次回から具体的な中身の検討に入りたい。
- 【その2】に続く -
P.S. 「鍵付きペーパーホルダ」という商品があることは承知している。ただ,それほど普及していないようなので新しい発想で考えてみたい。うまくいくとは限らないけれど,,
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