金木犀の香りを感じながら、紅茶片手に本を読む

風にのって、ふわっと金木犀の甘くやさしい香りが部屋に流れ込んできた。この香りを感じると「あぁ秋だな」四季感じ、ほっとし心が踊るようななんとも言えない気分になる。私はこれを感じるときが大好きだ。

秋には"〜の秋"がたくさんある。食欲の秋、スポーツの秋…最近は、本を読むことにハマっているので「今年は読書の秋を楽しむぞ」と思いながら、日々過ごしている。

今日もいつものように紅茶片手に本を読む。地曳いく子さんの「服を買うなら、捨てなさい」を読んだのだか、「読んで良かった」と思えたので、共有したい。

「おしゃれな人ほど少ない服で生きている」として、自分にとって本当に必要なものだけを残し、その他は断捨離していく。そうすることで、おしゃれを楽しめるという考えを紹介しているファッションのHow to本なのが、「服を買うなら、捨てなさい」。

この本を読んでいて面白い思ったのは、ファッションと生き方をものすごく密接であることを表現していることを感じられたことだ。

地曳いく子さんは、等身大の今の自分と向き合い、自分の得意分野でスタイルを確立していくことでおしゃれを楽しめると言っている。これは、生き方にも言えることだと私は思った。適応障害になって、やっぱり自分の好きなもの、大切なものを知ることの大切さを感じている。自分がわからなくなると目指す場所がわからずパニックになり、迷子のような感覚で自分ではどうしようとできなくなってしまうからだ。そして、まだ起きてもいない未来に怯えるのではなく今をしっかりを見て少しずつ前へと進んでいく、これも大切だと感じている。私はこれを意識して生活しはじめるととても生きやすくなった。やはり、自分を知るこれが生きていく上での土台となり、日々の生活がうまくまわりはじめると思う。

地曳いく子さんについてこの本でしか知らないが、「等身大の自分を愛する」という考えがとても素敵。

あぁ私もこんなふうに年を重ねていきたい

そう思った。


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