【詩】最終電車。
最終電車
風が総武線を包む
まつ毛に触れるほどの優しさで
旅の途中で見た景色が
心に深く刻まれる
電車の窓から覗く
星が語る物語の一部
この風が伝えてくれないか
あのまつ毛が閉じる前に
電車に乗る者たちの思い
風に乗せて遠くへ行けば
最終電車が揺れる中で
伝える気持ちは揺れる
以上。ありがとうございます!
やあどうも。とりあえずはようこそ
今回はフラワーカンパニーズの
深夜高速
フジファブリックの
夜汽車を聴いていたら
夜に関係する詩を描きたくなって電車にしてみました。
深夜の高速も最終電車も
人がいないんですよね。
あまりに人がいないから孤独を感じるみたいなところです。
今回の詩は二人で最終電車に揺れているシーンです。
相手が眠ってしまう前に思いを言おうとしてるシーンですね。
伝えることはなんなのか。
思いを伝えることはできるのかは
読者の方の予想で楽しんでもらえれば幸いです。
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