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子なし&ゆるキャリ女性のハッピーエンド

小説とか映画とかドラマとかで、そもそも
・子どもがいない(持ちたいと思っていない)
・仕事にも打ち込んでいない
パターンって少ないですよね。

(いや、どうしても淡々としちゃうので、描きにくいのよく分かるんですけど…)

珍しくそういう人が描かれてる!と思ってウキウキして読み進めたら、
・子どもを持つ(出来て産むことを決意する)
・打ち込める仕事に出会う
という形のハッピーエンドを迎えたりします。

いや、素晴らしいことなんですよ。子どもが生まれるのも、自分の天職に巡り合うのも。
それは分かるんですが、つい心の中で「あーまたそのパターンか」と思ってしまうのです。
どっちかに進んじゃうのかと。成長しちゃうのかと。そのままでよかったのにと。
強欲ですね。

女の幸せ=結婚・出産一択の時代もありました。
そこから少し進んで、仕事をする喜び、社会で活躍するやりがいという形の幸せもあることが発見されました。

でも、現段階では基本的にその2択で、
子どもがいない、且つゆるキャリ女性のままのハッピーエンドは多くありません。

見かけないなら、自分がなればいいのか。

わたしは、子どももいないし作る気も迎える気もない、上に、仕事にやりがいも持ってないけど、人生楽しくて日々幸せだなと思っています。
わたしはこの場所から移動したり、自分を変えたいと思ったりしていません。向上心も無いし、自分探しの旅とかも求めていません。

だって考えてみたら人間、しかも日本に生まれた段階でだいぶラッキーです。
天敵はほぼいないので、外を歩いていて急に捕食される心配は少ないし、延々と卵を産まされたり、いい感じに大きくなったら出荷されて食肉になることもない。

大人になったら自分でお金を稼げるし、食われる心配をしながら池に水を飲みに行かなくても水道代を払えば清潔な水が出るし、お腹が空いたら狩りに行かなくてもお金と食べ物を交換してもらえるし。

更に、誰かが書いた文章を読めて、自分の気持ちを書き記すことも出来る。
一緒に過ごしているわけでもない人と、共感し合うことが出来る。

なんて幸せなんでしょう。

子どものいない、ゆるキャリ女性のままのハッピーエンド、わたしが迎えてやろうじゃないの。

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