第1回読書感想(?)生活防衛FIREを読んで
こんにちは。今日は初めて読書感想(?)を書いていこうと思います。
記念すべき第1回は、倉津貞志著の「30歳で資産4億円達成した元海上自衛官が教える手取り14万円からの生活防衛FIRE」を読んだ感想を書いていこうと思います。拙い文になると思いますがよろしくお願いします。
感想
読んでみた率直な感想として、いかに20代の内にお金の勉強、社会情勢への関心を生むことが重要であるか思い知らされました。
著者の倉津さんは、防大卒の元海上自衛隊の幹部出身ということでいわゆる自衛隊のエリート街道を走っていた方でした。そんな方が自衛隊を退職した理由。それはこの本のタイトル通り、4億円の資産が貯まったからです。
そんな早々に貯められるものなのか。
答えはNOです。
とても自衛隊一本だけではそんなに貯められません。恐らく自衛隊の中でも将官クラス(会社で言う専務取締役や常務取締役くらい)の方で出来るか出来ないかのレベルです。
それくらい自衛隊の給料はお世辞にも高いとは言えません。しかもその将官クラスに行けるのは防大出身でもほんの一握り、まさにエリート中のエリートのみに許される階級なのです。
なのに大手企業の役員報酬と比べると差は歴然。
自衛隊という職業は無くなる可能性が限りなくゼロに近いので超安泰と言えますが、平均給料が低めというデメリットもあります。
しかも自衛隊は定年が早く、殆どの人は50代で定年を迎えるため年金受給の年齢まで再雇用や再就職する人も多くいます。
このような状況下で著者の倉田さんは、将来のお金への不安が募ります。それが資産4億円へのスタートのきっかけとなったわけです。
倉田さんが主に実施していたこと
倉田さんが資産4億円を貯めるまでにやってきたことは大きく3つ、
固定費の見直し
投資
ポイ活
です。
固定費は主に通信料のことを指しています。安いプランに乗り換えてお金を浮かす。それを投資に回していくという考えです。
投資については主に不動産投資について触れられていました。
ざっくり言うと、ローンを組んでワンルームから投資を始め、最終的に1棟のマンションに投資するという流れです。
しかし、これは倉田さんの自衛隊時代の上司から紹介を受けた不動産屋と契約をした流れが書いており、その上司も不動産投資でうまくいっていた方で話しているうちに紹介してくれたという背景があります。
個人的な意見になりますが、不動産投資は確かに良い物件に出会えれば安定した収入も見込めると思います。しかし、そういった物件はまず広告とかにも出ないし、中には詐欺の場合もあるのでかなりリスキーな投資だなと思います。倉田さんは不動産投資に精通している方が近くにいたからこそ成功したんだと思います。なので、不動産投資は知識や信頼できる方がいない限り、安易に手を出さない方が良いかなと思いました。
他の投資についてはiDeCoやNISA、米国高配当株、純金投資などに触れていましたがこれらの方が少ない資金でも始められるので(金は今かなり高騰してますが…)、ここから始めてみようかなと思いました。
ポイ活については楽天ポイントを駆使しろって内容でした(説明雑過ぎ)。
全体を通して
全体的に読みやすい印象で、特に難しい言葉などもほとんど無かったので一気に読むことが出来ました。投資などもざっくり知ることが出来るので
20代の方には特に読んで欲しいなと思いました。さらに言うと前半の方。自分も早くこれを読んでいれば少しは変わっていたかもしれません。
少しでも資産を増やせるよう無職なりにやってみようと思います。
興味ある方は是非読んでみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました_(._.)_
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