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肌の色のはなし

昨日からいよいよ東京オリンピック始まりましたね。開会式を見ながら、本当に東京で開催しているんだな~と実感してました。個人的には、開会式の各選手団の衣装がとてもたのしみ。そして選手の笑顔を見てると、いろいろありましたが開催できてよかったなと思いました。

実はわたし、パラリンピックのボランティア予定なんです。ただ役割的に無観客になると仕事なくなるので、どうなることやら・・・またそれはいつか詳しく。今日は、ちょうど多様性のオリンピックを掲げるこの時期にぴったりの話かなと思い、取り上げてみました。


先日どんな話でそうなったのか全く覚えていないのですが、いきなり娘が「はだの色が黒いってちょっと気持ち悪いな」と言いました。小さいころに海外移住してた私からは、なんだかドキッ!!としたのですが、実はこの手の話は初めてではありません。

2歳か3歳のころ、同じ保育園に金髪でブルーアイズのとてつもなく可愛い女の子がいたのですが、その子のことも「怖い」と逃げていたと保育園からの連絡帳に書いてあって、衝撃を受けたのを覚えています。

でもよく考えると、昔から比べるとだいぶ変わってきてはいるものの、どうしても日本人が多い国。こんなに小さな年齢でも、自分やまわりのお友達と違うところがあり、それは怖いという認識になるのだと驚きました。


さて、先日「はだの色が黒い」発言を言われたとき、これはちょうどいいタイミングだと思い、はなしをしてみました。何を隠そう、私の大学での専攻ゼミはアメリカ黒人文学と文化。ただ5歳にどう話せばいいかと悩みましたが、思いのままに話をしてみました。

私「娘ちゃんはさ、なんで肌の色が黒いと気持ち悪いと思うの?」

娘「う~んだって肌の色が違うもん」(まぁたしかに)

私「でも保育園にもお友達でいるでしょ?(ハーフの子たちがいます)あの子たちも気持ち悪いと思うの?」

娘「それは思わないな~仲いいし、よく遊ぶし・・・」

そこで「娘ちゃんも日本では同じ人が多いから気づかないけど、日本の外にでると娘ちゃんの肌は肌色には見えないんだってよ!違う色なんだって。びっくりじゃない?」というとびっくり!!!と驚いていました。

何色に見えるんだろう?そもそも何色の肌の人がいるんだろう?から話が始まり、お風呂場に貼ってある世界地図と国旗を見ながら、この国の人は何語で話して、何色なんだろう?みたいな話まで発展。ここで母の知識のなさが露呈されるわけですが。。。。(笑)google先生に頼りっぱなし。。。

ひと段落したあと「娘ちゃんが肌の色が違うから気持ち悪いって言われたらどう思う?」というと悲しいと。相手の気持ちになってみるのは大事だね。みたいな話に落ち着きました。

日本のような島国に住んでいると、どうしてもしょうがないかなと思う反面、だいばーしてぃ!と叫ばれているこの世の中、どのように教えていくのがいいのかなぁと。

学校教育(基本的な勉強)みたいなものは学校と協力するとして、人としても根本的なものや考え方(人種に限らず、男女やLBGTQなど)は私たち親も日々勉強しながら、一緒に考えたり、話し合ったりできたらいいな~と思いました。

ってなんか真面目な話になりましたが・・・こどものふとした話や疑問みたいなのは、なるべく拾いたいなというお話でした。

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