果てなき勉強
これって英語でどう言うのだろう、
そう感じたときには、
彼女にすぐ尋ねることができるので、
大変感謝しております。
辞書で調べてみても、
何通りか出てきて、
どの言い方がネイティブの方々にとって自然なのだろう、
また迷うことになってしまうので、
調べることに怠慢になっている最近でございます。
英語を英語で調べれば、
英語圏の検索結果に辿り着けるので、
彼女に尋ねるのと同様の答えに、
行き着くこともできるのですが、
僕は幼い頃から英語に触れて育った人ではありませんので、
英語で検索結果を見ても、
一時的には理解できてすっきりするのですが、
その結果を思い出すかというと、
そうではありません。
日本語で見たことのほうがやはり、
頭に残りやすく、
次回どこかで使うときがくれば、
思い出しやすいような気がいたします。
その点、彼女に尋ねたものは、
とても能動的な行動であり、
そのことを話したという記憶も残るので、
ネットで検索したりするよりかは、
はるかに頭に残っております。
ネットでささっと調べたものは、
どうにも頭に残りにくいものでございますね。
言葉を打ち込めば瞬時に答えに辿り着けてしまうので、
ほとんど頭が働いていないような気がいたします。
夢に近い。
彼女は英語を母語として日本語を学び、
僕は日本語を母語として英語を学び、
だからこそお互いにその言語間の違いを口にしたりしますが、
生まれつきのバイリンガルの方々の脳は、
どのように言語間の違いを脳内で処理しているのか、
大変興味深いものでございます。
いわゆるハーフの友人から聞いたことがありますが、
脳内でなにか考え事をするときは、
より心地よいほうの言語で考えたりするそうで、
心地よい言語ってなにさ、
僕は思ったりするわけでございます。
僕は英語でやり取りすることは好きですが、
それが心地よいかと言えば、
それは微妙なところであり、
日本語で話すときの細かなニュアンスを気にせず、
第二言語として英語を話しているんだから、
と、どこかあぐらをかいている節があるように感じます。
そのことが少しばかりの心地よさをもたらすことがあるのは、
認めざるを得ませんが、
あくまで、あぐらをかいている、
そのことも認めざるを得ません。
疲れた、考え事なんて放棄して、お酒飲んで寝よう、
そんな感覚に近いものがあるかもしれません。
思考停止。
停止なんかせずに、
もっと深くまで英語を知りたい、
そんな欲求があることも事実で、
日本語にしても英語にしても、
うまく扱えるようになりたいところでございます。
言語というものは奥が深く、
終わりのない分野ではございますが、
できる限り奥の奥のほうまで行ってみたいですね。
努力あるのみですね。
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