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オーストラリア人の彼女と 猫と、僕と°

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#英語

ぽかぽか訪問者  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

乾燥するこの季節、お風呂あがりの化粧水を、いつも以上に肌に入れてあげないと、つっぱる感覚が不快でございます。 身体を拭くよりも先に化粧水、そんなことを耳にしたときは、お風呂場に持ち込んで、化粧水を顔に馴染ませてからバスタオルに手を伸ばしていた時期もございました。過去の話です。 今は、浴室で身体を拭いてから、服を着るより前に化粧水。 彼女の場合、とても優雅で(僕にとっては)、お風呂あがり、バスタオルを頭にぐるっと巻いて、ガウンを着て、椅子にちょこんと腰掛けて、ぱっぱっぱ。

chocolatea   オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

tea tea tea、うきうき気分をリズムに乗せて、紅茶を用意する彼女でございます。 キッチンから紅茶を運んでくるときには、チョコレートを片手にやって来るのが定番で、chocolateaなんて僕は楽しんでいるのでございますが、最近の彼女のお気に入りのチョコレートは、キャラメルチップ入りの板チョコ。 メルティーキッスのブランデー&オレンジは言うまでもなく彼女のお気に入りの一つですが、今年は二つのお気に入りのチョコレート。 イオンに売っている板チョコで、イオンに足を運ぶこ

健康的な楽しさ  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

アボカドがあるだけでサラダのクオリティが高くなる、というのが彼女のアボカド愛でございまして、少し遠くの大きなスーパーまで、ストックのため、冷凍のアボカドを求めに行くことがしばしばございます。 20分の平坦な広めの道のサイクリングで、ちょうど良い距離。 先日は、途中の自動販売機で、一日をスタートするための彼女のドリンク、レッドブルを購入し、スーパーまで向かっていたのですが、飲み終えた缶が自転車のカゴの中でdance, dance, dance。少し大きめの段差でjump。

眠り  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

うとうとまぶたの重みと戦うkittyを何度も見ては頬を緩めてきた僕ではございますが、自分自身にその瞬間が訪れますと、頬を緩めている場合ではないようです。 僕の夜はとても短いもので、22時を迎える前には、横になれ、体が訴えてきまして、横になるとすとん、そんな夜がほとんどでございます。 ここ数日は体の訴えの前に、まぶたが訴えてきまして、目を閉じろ。 体よりも突然で、強烈な訴えでございまして、歯磨きしているときでさえ訴えてくるときも。 脳はまだ起きていられる状態で、体もあと

熱々  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

熱々が好きな彼女は、よくレンジで温め過ぎて、ぼん、盛大な音を響かせております。 びっくりしやすい僕は、びくん、一人ひやひやしておりますが、予想の範囲内なのでしょう、彼女は冷静に、still、なんて言いながらもう一度レンジをオン。 炊きたてご飯に、出来立てカレーをどろりとかけて、ゆらゆら湯気の立つ器をレンジに入れたときは、are you sure?思わず口に。 僕が猫舌だからでしょうか。みなさんも尋ねずにはいられない状況でしょうか。 湯気がゆらゆら=熱々 炊きたて、出来

良い時間

帰宅後、シャワーを浴びていると、扉にkittyの肉球が透けて見えることがございます。 kittyの、みゃーーー、という小さく長いおかえりの声に、ただいま、小さく応えながら、すぐさまシャワーを浴びに行くのが僕の日常で、抱き上げてあげられない申し訳なさを抱きながら身体をきれいに。 kittyのリアクションはと言いますと、おかえりのみゃーから始まり、服を脱ぐ僕の足元で、cuddle meのより小さな声のみゃー。 シャワーを浴びるために扉を閉めようとすると、pay attent

can’t オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

彼女はオーストラリアの英語を話しますが、オーストラリアの英語とイギリスの英語は似ているもので、分かりやすいものがcan’tの発音。 彼女はカタカナで言うところの「カント」と発音しますが、歌手が歌を歌うとき、イギリス人であっても、オーストラリア人であっても、「キャント」とアメリカ寄り?に発音する方がたまにいるそうで、彼女はそれに苦い顔。 彼女はビートルズが好きでよく聴いておりますが、「カント」が聞こえてくると、ほらね、そんな顔で僕を見てくることがございます。 僕は基本的に

短い夜の終わりに

kittyがkittyのベッドで寝ているときはkittyを抱き上げてはいけない、そんなルールを僕たちは忠実に守ってまいりましたが、先日、そのルールは彼女により書き換えられました。僕のために。 夜が短い僕でございますので、22時あたりになると、眠気にやられてぼんやりとしてくるのですが、ベッドに横になると、まだぬくもりのないお布団に少しばかり目が覚めます。 そんなときは、ぬくもりが欲しくなるのですが、彼女の夜はまだまだ長いので遠慮。そこでkittyに目を向けると、僕と同じくう

common sense

I don’t have common sense, right?なんていう、よろめいてしまうような切り出しから、彼女は小さな頃のエピソードを教えてくれました。 梅酒を飲もうとグラスに氷を入れようとしたとき、一つを床に落としてしまい、さっと拾い上げてシンクに置いておいたのですが、しばらくしてから、その氷を見た彼女が、I don’t have common sense, right? 彼女が10歳頃のお話だそうですが、僕のように不意に床に氷を落としてしまったようで、さっと拾

母語

広告、商品、看板、どこにでも英語は溢れておりますが、その中でも商品に書いてある英語に関して、彼女は何が書いてあるのか興味があるようで、ふふっと笑ったり、ときには、it doesn’t make any sense、なんてさらりとスルーしたり、一度スイッチが入ると、忙しくきょろきょろしております。 100均に多いのですが、intelligenceをinteligenceと間違えていたり、builtであるべきところがbuildのままであったり、些細なミスは少し注意深く見ればあち

お腹たぷたぷ

kittyを膝の上に座らせて、お腹をたぷたぷするというのが僕のお気に入りの時間でございます。 kittyは基本的に、ご自由にどうぞ、そんな態度でクールに接してくれますので、甘えて遠慮なく。 お腹に水でも溜めているのかと疑いたくなるほどに触ると波打つ不思議な触り心地。 人をダメにするクッションなるものがありますが、それよりもkittyのお腹の座り心地のものがあれば、時間を忘れてしまうようなクッションができると思います。少なくとも僕にとっては。 さておき、kittyのお腹

おしりふりふり

hi baby, come hereと彼女に言われながら、おかえりを伝えに玄関までとことこと走って行くkittyは抱っこされ、すぐさま彼女の額に挨拶代わりのキス。 玄関の開く音を聞くと、しっぽをぴんと、おしりをふりふり駆けて行くのですが、欠かさない、変わらないお出迎えスタイルのようで、幸せな光景の一つでございます。 kittyの生活は、彼女を見つめて、寝て、毛繕いして、ご飯を食べて、また彼女を見つめて、というサイクルで成り立っておりまして、kittyの生活の大部分が彼女。

腹筋

kittyのお腹は普段はたぷたぷとしていて気持ち良く、kittyが嫌がらない限りは揺らしていたいのですが、kittyがお腹を見せながら寝転んでいると、そのたぷたぷお腹はどこかへ消えてしまいます。 一転、筋肉質かとも思えるほどに引き締まったお腹に。 日々、ストレッチ、腹筋、背筋の簡単なエクササイズをするようにしておりますが、kittyも密かに僕たちが寝静まった夜中に行っているのかもしれませんね。 夜中にトイレに立ったときに、部屋の真ん中でぐでーんと伸びているkittyを目撃

どすん

リラックスするときは横になりたい、そのような気持ちはとても分かりますが、kittyのその気持ちを前触れもなく唐突に表してくれます。 とことことこ、どすん。 つきたてのお餅のように柔らかいお腹を緩衝剤のように使い、部屋の隅であろうと真ん中であろうと、どすん。 視線は僕たちに向けながら、ノールックでどすん。 部屋の隅で壁に寄りかかるようにどすんとするときも、ノールックで決めてくれますので、空間把握能力は光るものがあるようでございます。 さすがはハンター。 どすんとして